狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「……」
振り撒かれた音が浸透する───ユナと名乗った彼女の歌声。中央上空にいるっていう話なのに、西部地上まで届く。
「凄い…」
「……ここまで、歌が届くものなのか。僕らの力も、強化されているようだし。」
歌による支援術式。ミクさんもサーヴァント・シンガーの力の1つはそれだって言ってた。でも、シンガーは本来キャスターのように様々な支援魔術を使うのではなくて、ただ“歌う”ことだけに特化したクラス。歌による支援と音による攻撃はただの副産物のようなものでしかないらしい。シンガーの真の力は───
「歌がアメリカ全域を覆いました!」
「よし、出番だぞ結界班!」
〈うし、じゃあ行くぜ…!顕現せよ、我が結界の秘中!原初にして頂点、素朴にして最凶たる悪魔の結界よ!今こそここにその真の力を、真の姿を現せ!〉
〈
〈
アドミスさん…?フォータさん…?
〈すまねぇ、助かる───
お兄ちゃんのその言葉で───世界が、歪んだ。
〈顕現せよ!!“
その結界は、真っ白で───気を抜くと大事なものを忘れそうになる謎の強制力があった。
〈マリー!エジソン!テスラ!続け!〉
〈───はっ、いけない…!〉
「一瞬見入ってしまった…!」
「バカなのか、君は…と言いたいところだが私もそうだ、エジソンを責めることはできないな、ははははは!!」
見入る気持ちも分かる気がする。お兄ちゃんのこの結界はそれほどまでに綺麗で、見事で、でもやっぱり単純で───残酷な、結界なんだから。
「───刮目せよ!今やこれは人理に輝く一筋の光!既に真の命なき天才が成すべきことは1つ、この1つの
「不本意だが同じ結論だな、エジソン…!見えない罠に注意するがいい、未来を望む“人”に対する者達よ!“
「展開します、“
白紙の上にさらに白紙が重なる。ギルの方を見ると、ギルは確かに頷いた。
「───戦闘開始!!」
私がそう告げると同時に、拠点防衛班を除いた全員が飛び出した。
「…お兄ちゃん」
〈…あ?〉
「大禁呪って?」
〈……気にしないでくれ、マジで。この結界は俺の秘中、だがしかし禁呪であることは間違いない。…あまり話したくねぇんだ〉
「…そっか」
走っている間に魔神柱が目に入る。
「…縮地」
縮地法を用いて接近する。そのまま童子切で一薙ぎ。魔神は消え去る。そして周囲に魔神柱が湧く───
「…今行くよ、メイヴ───全力で」
“虚無”起動───無色の変異泥を浮遊させる。
「散れ。」
私の言葉に応えた泥は魔神柱を蹴散らした。
月「継続観察中ですが、変わったところは特にありませんね…」
裁「…そうですか」
イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?
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槍兵、魔術師、剣士
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剣士、剣士、魔術師
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魔術師、槍兵、槍兵