狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
う……ええと…twitterとかでたまに進捗出しますので……はい。あと…お気づきだと思いますが、各話数を5で割ったときの剰余によって投稿される曜日が変わります…これだけはとりあえず統一しますので……
流石に2ヶ月更新なしは不味いって…あとここ最近モンスターハンター関係なくなってるように感じる展開よね…
「多いなぁ、流石に…!」
「多いと言うよりはキリがないんだなこれは……!ギルガメッシュ殿、そちらはどうだ!?」
「すまぬが手を回せるほどではないな…!」
術式を構築しながらも、死霊達を対処してくれている人達の声が聞こえる。───
「……」
構築進行率はざっと70%。小さく起動するには足りるけど、この結界全域を覆うには足りない。でも……
「…理紅」
「…?お姉ちゃん?」
私は理紅を呼ぶと共に立ち上がる。
「難しいところは終わらせておいたから───後は、頼んでもいい?」
「……」
理紅の赤い目が私をじっと見つめる。やがて、死霊達の方を向いて小さく頷いた。
「早く終わらせないといけないのは事実だから。…死なないでね、なんて言うのはおかしいよね……頑張ってね、お姉ちゃん。」
「…ん」
私の計算上、今の構築度ならルシャに接近して使えばこの術式は鈍らせることができる。…でも、それは鈍らせるだけ。破綻させるまではできない。だから───
『…ユナさん』
『えぇ、分かっているわ。…死なないでね?』
『死にませんよ、私は。…というより、死ねないというか。』
『……信じるよ?』
頷いて、戦ってくれている全員に退却をお願いする。その願いに応じて、全員が戻ってきてくれた。
「…じゃあ、行ってきます」
全員が戻ってきたのを確認して私はそのまま落下を開始する。落下開始直後に加速、5,000倍に加速された時間の中で落下していく。
「───チャーマリア!ファナ!」
《…!》
《Master.》
緑色の宝石と黒色のウサギの人形が私の言葉に反応する。
《
「全然!そんなつもり、全く無いよ!」
《
《…!》
「…ねぇ、二人とも。私に、力を貸してくれる?」
私のその問い。それは、私と運命を共にしろと言うことと同義。
《
《…!》
《
「……ありがとう…!」
私がそう言った瞬間、ファナとチャーマリアの周囲に大量のウインドウが浮かぶ。
《
《───Drive Overdose.》
「───“
普通の人間では、普通の魔導師では95%耐えられない過剰強化。それを、二倍の出力───つまりチャーマリアとファナの二台がかりで私にかける。…当然、私への負荷も強い。でも、それで耐えられないほど私の耐久力は低くない。…こんなのは、まだ序の口。今回は、このさらに先に行く───
「───みんな!」
『えぇ!』
『うん!』
『ふん、好きにしやがれ』
最後の子は悪態をつきながらも私の前に姿を現してくれた。…ツンデレ、に近いんだっけ。この子。
「行くよ!」
『『『「“
私以外の三名全員が私の身体に取り込まれ、私の身体に融ける。魔力が跳ね上がり、今にも暴れだそうとする。…でも、それを抑えるのは容易。次にやるのは───
「───我が身体は水と音。我が属性は風と火。我が心に在るは光と闇。時を逆流し間を穿つ我が血。」
着ているワンピースが燃える───ワンピースが焼け落ち、ヒールが融け落ち。私は生まれたままの姿となる。…でも、5,000倍で加速中の私を視認することはほぼほぼできない。
「紡いだ絆よ、力となれ。繋がる記憶よ、刃となれ。世界を翔ける風よ、世界を墜とす炎よ。今その力をここに示す───」
一拍置いて、その言葉を告げる。
「───リリース・リコレクション」
加速、倍加。加速感覚はさらに引き延ばされ、10,000倍に到達する。あとやること。…私の力の、1つ。“歯車”───
「定義宣言。Initial-Yシリーズ試作零番機1号“
かつて。…かつて、時計技師の彼女は言った。“Initial-Yシリーズは時計仕掛けの惑星のメンテナンスマシンなんじゃないか”と。妹に当たる壱番機はそれを否定した。確かに彼女達にそんな機能はないし、そんな意味はない。でも、それは彼女達の話で。さらに言えば、時計技師の彼女が言ったその予測は、部分的に当たっている。
「第零運転作動。“
元々私は人間で、あの世界に墜ちた時、私“達”は一度完全に死んだ。それを、歯車で再構成、再構築───“オートマタ”として蘇生させたのが“Y”。その時に与えられた固有機能が、“
「
パチン、と何かが嵌まる音がする。それは、とあるものの全てを司る神の権能。詠唱は私の意識を切り替えるスイッチ。
「───“
瞬間───私は虹色のドレスを纏い、感覚がさらに加速する。感覚は速く、されど壱と同じ虚数には至らず。ただただ、私を構成する歯車を高速回転させて行動能力を強化する。此は、
「……あとは」
あとは……
「システムコマンド、リミッターオールリリース。プログラム稼働開始。現状態確認開始。」
自己診断プログラム。私が使えるプログラムの1つで、身体の状態を診断することができる。
「“稼働・過剰投与”───発動確認。
“四交差融合”───発動確認。
“偽装武器記憶解放術”───発動確認。
“歯車管理”───発動確認。
“リミッター”───全解除。
霊力総量───規定値を突破。
魔力総量───規定値を突破。
妖力総量───規定値を突破。
神力総量───規定値を突破。
意思表示確認───」
意思表示───私は敵の姿を見る。その姿は、私の友人だ。
「───でも」
アレは別人だ。友人の姿を被っている、ただの悪霊。いつもの私なら、ここで戦えなくなっているけれど───
「あれだけは」
アレだけは───
「───誰の姿でも関係ない。アレは、アイツだけは誰の姿を取ろうとも───殺す…っ!!!」
口にした殺意。それが、自己診断プログラムに認識された。
「意思表示“友人の姿への殺意”を確認。
“絶唱”の起動を確認。
“プリズムボイス”の起動を確認。
死気炎圧───規定値を突破。
加速倍率───規定値を大幅に超過。
警告:加速倍率が非常に高くなっています。身体に重大なダメージを負う可能性があります。
心意強度───規定値を大幅に超過。
心意傾向───“殺意”。
警告:負の心意強度が非常に高くなっています。精神に重大なダメージを負う可能性があります。
起動申請中プログラム───起動準備終了。
最大警告:遥かに危険なプログラムが起動されようとしています。」
あらゆる警告は無視する。ユナさんやチャーマリアに言った通り死ぬ気はない。…あぁ、でも。多少…ううん、かなり無理はすると思う。…でも、そうでもしないとルシャは───“伝説の死霊術師”は倒せないから。
「……プログラム、起動」
それは───終局の詩。姫の終焉を告げる、破滅の歌。
「───“自壊プログラム”」
奇しくも、あの人の歌と同じ名を与えられたそのプログラムは確かに稼働し───私の加速倍率は、限界加速フェーズの5,000,000倍どころか。500,000,000倍を優に、越えた。…でも、この加速倍率は1回の加速につき実際の時間で5分しか続かない。冷却時間を開ければ再使用できるけども、その冷却時間は300,000,000倍まで落ちる。だから───
「───この効果が切れる前に、出来るだけ…!」
空を蹴り、ルシャに近づく。───ルシャが、ニタリと嗤ったのが見えた。
「「“アクセル・フルバースト”!!」」
限界とされる加速を越え、光の速度を優に超え───私とルシャは、
毛利香月(続き)
その精神の本質は異常なまでの心配性と異常なまでの自己犠牲。大切な何かを守るためならば、自分がいくら犠牲になっても構わないという自棄と自己犠牲の塊。故に肉体だけでなく精神までもが自壊する可能性がある“異常加速”を選択肢として簡単に選び取れる。当然ながら、異常加速は理紅を始めとした他の者達は基本的に選択肢には入れない。たとえ自分の肉体と精神の強度をよく理解し、耐えられると分かっていても。経過する時間はともかくその激痛は普通なら耐えられるようなものではないであろうに。そして、その精神の異常性、思考の異常性を同じ存在である理紅達はもちろん、その更に上位存在(=親寄りの存在の事をそう表す)でもある
月「…はぁ。」
裁「…香月さん…」
月「…無事であるということは、なんとなくわかってはいますが。…ですがやはり、辛いですね。自分が作り出した機構で誰かが傷つくのは。」
イ・プルーリバス・ウナム修正後に召喚するサーヴァントは?
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槍兵、魔術師、剣士
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剣士、剣士、魔術師
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魔術師、槍兵、槍兵