狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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そういえばさ、香月

香月〈んー?〉

香月達の中で出撃可能なのってどれくらいなの?

香月〈一応私と理紅は出撃可能だよ?ゲート開く役割もあるから私か理紅のどちらかは必ず出撃する予定だけど。〉

あー……

香月〈一応……行きたいって言ってた人達のリスト送るからちょっと見てみてー。16人くらいいたけど…〉

んー……



最弱を名乗る最硬の盾
最強とされる最鋭の剣
真名を残さぬ最強の風
神に愛された神罰の火
真名を隠した守護の水
大神が定める裁定の土
時間を翔ける慈愛の光
空間を統べる原子の闇
崩壊を妨げる調律の針
生命を与える恵雨の筆
常識を変える変異の指
理論を越える変革の歌
理を見定める観測の眼
虚無に仇なす浄化の桜
不確定を生む変化の色
調和を願った厄災の星


……ね、香月。この通り名みたいなのって香月がつけたの?

香月〈違うよ?〉


第302話 マスターのお兄さんはまた何かをやったようです。by.無銘

「失礼しまーす…お兄ちゃーん。来たよー?」

 

私は管制室に来ていた。…お兄ちゃんに呼び出されたからなんだけど。

 

「お、来たか。」

 

「あぁ、いらっしゃいリッカちゃん。」

 

「あ、ドクターもいたんだ。…ドクターもいるってことは何かのテスト?」

 

たまにだけど、新システムのテストとかで手伝ってるからそんな感じがしたんだけども……

 

「ま、そんなところか。早速だが、これをやる。」

 

「…おっ…とと……」

 

投げ渡されたそれを、なんとかキャッチする。それは───

 

「……携帯?」

 

白色のガラパゴス携帯。通称、ガラケー。

 

「型はSHARP産の932SH……これがどうかし…た……」

 

中を見てたら───気づいてしまって、言葉が消えてった。

 

「………はぁ。」

 

「リ、リッカちゃん…?」

 

「…お兄ちゃん」

 

「…気づいたみたいだな」

 

「え…と。気づいてないの僕だけかい?」

 

中を見ないとわからないから仕方ないとは思うけど……

 

「……なんでコレがあるの…」

 

「作った」

 

「…………」

 

「…おいやめろ、冷ややかな眼で見るな」

 

いや、これは見ると思うけど。

 

「使えるか?」

 

「使えなくはないと思うけど…襲ってきたらお兄ちゃんを盾にするからね。」

 

「襲…?」

 

「ドクターが襲われたときもちゃんと護ってよね。」

 

「あぁ」

 

とはいえ……使える……かなぁ……直感は使えるって叫んでるけど。……信じたくないのがちょっと本音。

 

「……我が喚び声に応えるものよ、顕現せよ。」

 

詠唱なんて適当だけど…多分大丈夫。その証拠に───既に大きな魔力の塊が。

 

「わわわ、なんだ……!?サーヴァント、とはまた違う…魔神でもない、なんだ!?」

 

そうして、現れたのは───

 

「……ホ?ここはどこホ?」

 

「………スー……」

 

紫の帽子・首飾り・靴に黒い肌、つり上がった赤い目───あのさ…

 

「お兄ちゃん、この子が私達を襲う前に1つ言わせて。」

 

「ん?」

 

 

 

「なんで“()()()()()()()()()”があるのっ!!!」

 

 

 

しかも初回で“ジャアクフロスト”とか……!!せめて“ジャックフロスト”にしてよ、悪魔だから危険なのには代わりないんだけどさ!!

 

「うーんと…キミがボクを召喚したホ?」

 

「うん、一応…」

 

「…………キミの方がボクよりも強いホ。勝てる見込みなんてないホ~…」

 

なんで認められてるのかなー……悪魔召喚プログラムって召喚はできても制御する訳じゃなかった気がするし…

 

「何か用があれば気軽に喚んで欲しいホー。キミの仲魔になること、承諾するホ。…ヤベー奴に呼び出されたホ……」

 

そう言ってジャアクフロストは消えた。………ねぇ、悪魔…それも最上位クラスの悪魔にヤベー奴扱いされたの泣いていいのかな…

 

「…で。お兄ちゃん?」

 

「あるのは作ったからに決まってんだろ。」

 

「どうやって。」

 

いや、ホントどうやって。ていうかこの世界って女神転生世界と繋がってるのかな…

 

(るな)達に悪魔召喚術を提供してもらってな。それをプログラム化したのがこれだ。ちなみにハーモナイザ機能もあるぞ」

 

っていうことは………

 

「…COMPなんだね、これ…」

 

「ケータイはただの外見だ。尤も、普通にケータイとしても使えるがな。」

 

……お兄ちゃんだし作れてもおかしくないか……

 

「ちなみに聞くけどこれ使用言語は?」

 

「原典通りBASICの10MB……が、基礎でそれ以外に色々付加した感じだな」

 

ホント何してるのか……暴走したりしないといいけど。

 

「………うん?」

 

あれ?このアプリ…

 

「お兄ちゃん、このアプリって?」

 

悪魔召喚アプリの隣。そこにカルデアのマークがついたアプリがあった。

 

「それは英霊召喚アプリだな。…つっても、カルデアにいるサーヴァント達に限られるし、マシュの霊脈との接続なけりゃ使えないが。」

 

「…………お兄ちゃんがありすさんに“人型ムーンセル”って言われるのこれが原因だったりしない?」

 

「さぁ、どうだかね。…詳しくは知らんがムーンセルってこんなもんじゃなくね?」

 

「それはそうだと思うけど……」

 

ホント…私のお兄ちゃんは規格外です。




香月〈じー……〉

…何。ビデオ通話に変えてるから視線感じるんだけど。

香月〈いや……思ったけどさ。スー姉ってホントにR18系書かないよね。〉

苦手だからね。結構本気で。…あと単に観測しにくいっていうのもある。それから書き起こすのにかなり時間かかるっていうのもね。

香月〈でも、観測自体はできてるんでしょ?書き起こすだけだと思うけど。〉

R18以外みたいにうまくいきません。

香月〈……私で■■捨てたくせに?〉

ちょいと待ち、それは流石に語弊ない?ていうか自分でピー音入れるなら言うなし……

香月〈どうせ校正かけるだろうからそのまま言ってもいいんだけどね。〉

あと香月の言い方だと私が香月を襲ったように見える気が…

香月〈……?〉

キョトンとすな!!ていうか香月って創造時期からして私の直系、それも初期の娘になるわけだから私の成分が濃いのよ。…そんな子を襲う私ってどんな親よ……

香月〈……でもあり得るんじゃない?〉

否定できないのが辛いところ。…現実世界での未来がどうなるかなんてわからないからね。……はぁ。

香月〈ちょっとからかいすぎたかなぁ…〉

(るな)「実際のところはどうだったんですか?」

香月〈え?私がスー姉を襲いました。寝込みですけど。〉

(るな)「それは流石に香月さんが100%悪い気がします。」

香月〈総ての始まりであるあの人に比べれば薄いですが、スー姉の成分50%くらいは入ってますからね、私…私が完全に悪いとは言いきれない気がします。〉

(るな)「だからって夜這いはしないんじゃないですかね……というかなぜ夜這いしたんですか」

香月〈ちょっとした興味から。ほぼ別人と化してはいるものの、“自分自身”に襲われてどんな反応をするのかと。〉

……実際総てにおいて香月の方が上回ってるし、もうそれは“私”ではない気がするけどね……何もかも私は香月に勝てないもん……

香月〈スー姉が“理想”を詰め込んだのが私だよ?私はスー姉が思い浮かべる理想のスー姉なのであって、スー姉が追い求めるのを諦めた“望み”の塊。〉

……理想の姿であり、私が追い求めるのを諦めたからこそ私は永遠に香月には勝てない…か。

香月〈……〉

………そういえばさー…メタい事言うんだけどさ。

香月〈んー?〉

前話の後書き…前々話の書き起こしが観測不鮮明で終わってなかったから投稿できてなかったとはいえ、11月28日には書き終わってたんだよね。ちなみにそこから触れてない。

香月〈うん、知ってるけど……それがどうかしたの?〉


……「ニキ」シリーズの最新作がオープンワールドアドベンチャーで出るとか誰が予想するか!!(_◎Λ◎)_ バァン


香月・(るな)〈「………あー…………」〉

なんで予言みたいになってんの……

(るな)「そういえばお母さん、ナルガクルガ希少種やシャガルマガラがサンブレイクに参戦することも当ててたねー…」

あれは当ててたっていうかたまたま出たモンスターがサンブレイクに出てきただけなのよ……予想してたわけじゃないのよ…

香月〈ちなみに買うの?〉

買うと思う…


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