狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
そうだねー…これで2週間経ってないからね、作品内時間。
裁「この日って確か……準備はできたけどお兄ちゃんが働きすぎだから一緒に休むように、ってギルに言われた日だっけ…?」
弓「……我だったか?」
裁「……………あ、ごめん。私に言ってきたのマリーだ。」
弓「何故そこで間違える……」
裁「あ、それとごめん。この日って分かる人にしか分からないようなことやってるから聞き流す…じゃなくて読み流しちゃってもいいよー」
「だぁぁっ、負けたぁぁ……」
「や、やっと一勝か……六花殿は強いな……」
「俺のは多少雑なパーティでも対戦用に調整してるからな……さて次か……」
マシュのことを聞いた次の日。私、お兄ちゃん、ナーちゃん、マシュ、リューネちゃん、ルーパスちゃん、ジュリィさん、ミラちゃんは私の部屋で集まってゲームをしていた。
「そもそも旅パのフルアタ型は対戦には不向きなんだよな…剣舞やらトリルやらめいそうやら…レベル均等の状況下で勝敗を分けやすいステータス変化への対応ができねぇからな。」
「そういうものなの?」
「おうよ。まぁ攻撃技にもステータス変化起こすやつはあるけどよ…分かりやすい例では自分に影響を与えるのはニトロチャージで…」
「相手に影響を与えるのはいわくだきとかかな?」
「ふむふむ……攻撃だけに絞ったとしても色々考えることはあるのだね…」
…あ、今お兄ちゃんとリューネちゃんがやってるのは“ポケットモンスター”っていうゲーム。その第六世代───カロス地方が舞台のポケットモンスターXとポケットモンスターY。お兄ちゃんが自分の部屋から3DSを20台とソフト10本ずつ持ってきた。
「…今更だけどさ、お兄ちゃん」
「ん?」
「これだけの数、どこから持ってきたの?…というか、どうやってカルデアに持ってきたの?」
「あ?そんなん簡単だろ、結界を倉庫代わりにして持ってきたんだよ。
「………ゲーム廃人。」
「褒めんな。」
「褒めてないよ。」
……そういえば、お兄ちゃんって3DSは30台持ってなかったっけ。うち10台が偽トロキャプチャー改造済みだったはずだから………
「…………待って、お兄ちゃん。そもそもこの機材達どうやって……」
「師匠からの給料」
「………………………」
んー………と。…確か、お兄ちゃんってポケットモンスターシリーズは全バージョン10本ずつ持ってて…対応ハードも20台ずつは持ってたはずなんだよね。1度お兄ちゃんの家に行ったとき、山のように積まれてるニンテンドーゲームキューブ見てるもん。…で、そう考えると……
「お兄ちゃん……ポケットモンスターシリーズとゲームハードだけで億越えてない?」
「さぁな。行って1,000~5,000万、じゃねぇの?」
「いや十分額おかしいから。…まぁ、何となく理由は分かるけど……」
多分、複数人バトルとぜんこく図鑑コンプリートなんだろうなぁ…
「……そういやよ、リューネ」
「うん?」
「お前さん、さっきからパーティの一番最後にイーブイ入れてるが…何か理由あるのか?」
そういえば、リューネちゃんはずっと最後に色違いイーブイを出してた。
「?…駄目かい?」
「いや、駄目じゃねぇけどよ。ふと気になってな。そこまで強いわけでもあるまいし。」
「……“強いかどうかではなく好きかどうかで物事を語れ”」
リューネちゃんがどことなく懐かしそうに呟く。
「昔、ルーパスのお父さんに言われた言葉だ。どんなに弱いものだとしても、それが好きかどうかで物事を語れ。“好き”というただ一点だけで戦えるようになれ。自分の“好き”を信じ、ただ真っ直ぐに突き進め。それが真の使い手だ───ってね。」
「“自分の好きに対して絶対に妥協しないこと”、だっけ。昔言われたよねー。」
“好き”というただ一点だけで戦えるようになれ……か。
「どんなに否定されても僕は自分の“好き”を貫き通す。駄目かい?」
「ま……嫌いじゃねぇよ、そういうの。」
「そうか。」
「私も嫌いじゃないよ。…むしろそれは好きな方………あ。」
私のやってるゲームの方を見て声を上げる。
「ミラちゃん、ごめんそれロン。」
「……えっ?」
「ごめんなさい、あたしもロンよ…」
あ、ダブロン……
「立直一気通貫一盃口混一色───7翻40符、16,000点…かな?」
「四暗刻単騎───二倍役満、64,000点ね……」
「………合ってる?お兄ちゃん。」
地味に点数計算自信ない。
「あ?どれどれ…………なんだこの局」
?
「とりあえずリッカ、お前それ数え役満。13翻あるぞ。」
「え?」
「まず
「………」
「七海は紛うことなき四暗刻単騎でダブル役満。……で、だ。」
お兄ちゃんがミラちゃんの方を見る。
「振り込んだミラの方なんだが、なんだこの牌。…なんで四槓子大四喜字一色を白単騎待ちしてんだよ。」
………え゛っ
「ルーパスもルーパスだ、これもう少しで緑一色じゃねぇかよ。…なんだこの局。よく四槓散了と四家立直で流局しなかったな?」
……ということは…
「全員役満待ち…?」
「そうなんだが……これミラのやつよく見たら七倍役満か。全部暗槓だもんな…」
「それって……和了られてたら勝ち目ないよね……?」
「東3局0本場…東家がルーパスでミラは西家だから親じゃないだけまだ点数は少ないが……まぁ、ツモ和了でも全員吹っ飛ぶわな。……白はまだ山に1枚残ってるし、可能性は十分にあったな」
「「「怖……」」」
「いや結局ダブロンの96,000点でミラは吹っ飛んでんだがな。どっちみち流局しなけりゃこの半荘……半荘か?は終わってたな。」
ホント怖いなぁ……
「マジでこの局どうなってんだ……」
「凄いんですね……あ、すみません詰みました」
「……ん?」
マシュの声にお兄ちゃんがマシュとジュリィさんの方を向く。確かマシュとジュリィさんは“上海”……えっと、“麻雀ソリティア”って呼ばれることもあるゲームをしてたはず。…お兄ちゃん、麻雀卓20卓と麻雀牌30セット持ってるのやっぱりおかしいような…その内10卓全自動卓だし……その内5卓がちょっとおかしい。
「あー…こりゃマジで詰みだな。どうする?同じ牌積みでやるか、別の牌積みでやるか……それとも積み方を変えるか」
「…どうしますか?」
「………別の牌積みでお願いします」
「おけ。RELOAD。」
………うん、特に今ジュリィさんとマシュが使ってる卓はおかしいと思うんだ。なんで上海の牌積み自動でできるの?ボイスコマンド対応してるし。ちゃんと同じ牌の積み方───数牌字牌花牌それぞれの積む順番のことだけど───できるのなんで??
「ほい、できたぞ。」
「あ、ありがとうございます…」
とりあえず、そんなこんなで───休息時間は過ぎていった。
裁「なお、当時の牌はというと。」
ルーパス・フェルト(東家・一向聴)
二索 二索 三索 三索 四索 四索 八索 八索 八索 白 發 發 發
藤丸 リッカ(南家・中単騎待ち)
一萬 二萬 三萬 四萬 四萬 五萬 五萬 六萬 六萬 七萬 八萬 九萬 中
ミラ・ルーティア・シュレイド(西家・白単騎待ち)
東東東東 西西西西 南南南南 北北北北 白
有栖ヶ藤 七海(北家・中単騎待ち)
一筒 一筒 一筒 三筒 三筒 三筒 八筒 八筒 八筒 一索 一索 一索 中
ドラ
一筒 四萬 二筒 七索 中
裏ドラ
四筒 四筒 發 三萬 白
裁「ちなみに当時全く詳しくないからね、私達。その時に教わったばかり。」
ていうかなんで麻雀してたのよ……
裁「気分。」
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