狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
星乃「いや遅すぎでしょうが。約1年……正確には丸々10ヶ月とか。」
星海「同上。遅い間に大妖精さんもう帰ってるし。」
いやほんとごめんね……しばらく筆が全く進まなくて……
星海「最後の最後でずっと観測不良と遅筆に悩まされてたっけ……」
……あと、言い訳にしかならないんだけど…なんて言ったらいいかな、観測の欠片……プロットかな?実はあれってこの作品にもある……あったのね。
星乃「……過去形」
数ヶ月…というか半年くらい前にそのデータにアクセス不可になりました。それ以降観測が異常に不安定でさ…次の話とかろくに観測できてないんだよね……
星海「だからってどこにも音沙汰ないのはどうかと思うよ…」
一応Youtubeのコメント欄にはいたけど活動者らしい活動がホント0に近かったからね…別名義だと若干動いてはいたけど…
星海「別名義……」
それでも若干だよ、PC失って動くことがほぼ不可能になってるし。
星海「PC失ったのは結構大問題っぽそう。」
新調するのには時間がかかる……また新しい話考えたからそれも書きたい気分ではあるけど。
星乃「今度は何を書くつもりなのさ……」
別名義で書いてる作品のキャラクター達を使った二次創作。ただ別名義でこっちの存在を明らかにしてからじゃないと書けない。とりあえずパーツは何かに書き残しておこうかな。
星乃「読めるのはいつになることやら。」
雷の錠が開かれた。バサルモスの話では、試練の対象者が錠を担当する存在の近くにいないのにその錠が開くのはほぼあり得ないのだという。厳密にはアル達がさっきの場所に残ってるわけだから絶対にあり得ない話ではないのだけど、何も知らない状態で“擬態を見抜く”という錠を理解して開くことができるかというと……うん。
「フルフルだったかしら?雷の錠というのは。」
「フルフルってぇとたまにミクと一緒にいるのを見るよな……」
歌が好きなのかミクちゃんと一緒にいるよね…あのフルフルは辿異種っていうもので普通のフルフルじゃないらしいけど…
『ミク……というと、緑の髪の娘で相違ないか?』
「知ってるの?」
『うむ……稀にメゼポルタに現れる娘がそのような名だということは聞いたことがある。それ以外は知らぬが…』
うーん…
「とりあえず急いで欲しい、何が起こってるかわからないから。」
『承った。大きく揺れるゆえ、しっかりと掴まっていることだ。』
そう言ったあと、地面を泳ぐように動き始めるバサルモス。……これ、どうやってるんだろう。普通地面に通った跡ができると思うんだけど、全くない。………うーん。
「お兄ちゃん、バサルモスから神秘って検知されてる?」
「まぁ、されてるな。そこまで強力ではない気がするが……それでも五小節魔術くらいはあるか、これ…?」
〈結構分かんなくなってくるよね、こうも規格外ばかりだとさ…〉
「俺らの常識って小さかったんだなぁ、って思うわ。」
〈このカルデアでは常識に囚われてはいけないのよ…〉
そうだねー…なんて思ってるところでアル達がいる場所に着いた。
『奇怪竜よ、何が───……すまない、何を…している?』
バサルモスの声が困惑になる。首を傾げてバサルモスから降りると、フルフルがアルになでられていた。あとアルがびしょ濡れというか…
「…ホァァァ」
「アル、何があったの?」
「え、えっと……歌ってたら急に姿を現して……歌い終わったら舐められて……それで…」
「……舐められて、ってことはこれ唾液?」
「…はい」
『R18的なことにはなってないから大丈夫だよー。』
星乃さんの言葉にホッとしたところでバサルモスからため息のような声が聞こえた。
『何をやっておるのだ、そなたは……いや、残していった者達の中に歌姫がいることを考慮しなかった我の落ち度か…』
「ホァァァ」
『好きなものは好きで構わん。そなたが歌が好き故に音のよく通る寒冷地にいるのは我もよく知っている。』
「……」
『落ち込むな、やりにくい。雷の錠は認めたのだ、それで構わん。』
……フルフルって歌が好きなんだ……
『……この話は終わりだ、奇怪竜。…次に進めるとしよう。毒と水、その錠の試練である。』
最後の……私達に向けて言ってたよね?
『試練を受けるものよ、毒怪竜と斬蟹を探せ。この場で擬態せしそれらを見つけた時、次なる試練の資格を得るだろう。』
…次なる試練、か。その場にいる全員にはとりあえず事情を説明して、洞窟内を見回す。奇怪竜……は、私が言った白い像に擬態してたんだよね。となると……
「お兄ちゃんが言ってた壁の答え合わせ行ってみようか。どこだっけ?」
「あれよ、リッカさん。」
ナーちゃんが指さしたのは壁の一部。…うん、確かによく見ると違和感あるね。石を拾って…と。
「“シングルシュート”」
バサルモスを見つけたときと同じように投剣ソードスキルでぶつける。
「……グュァァ」
あ、少し吼えたと思ったら壁から剥がれて落ちてきた。落ちてきた、というより降りてきた?白色の体で前後に紫色の二本線……これがギギネブラなのかな?蟹じゃないもんね。
『お見事。毒の看破は達せられた。』
なんだかフルフルと似てる…フルフルを四足歩行にして平べったくした感じ。どことなく可愛げがあるような感じがする…
「……それで、あとは水だっけ。……蟹、か…」
蟹……らしいものは見当たらないけど。
「…“ヤドカリ”」
もしそれであるならば───狙いは、不自然に埋まっている骨。ただ、さっきまで石ころを当てただけで反応するとは考えにくいから、少し強めの衝撃がほしい。……あれを複製してみようかな。
「…
っ…!?結構負荷がかかる……!?ルーパスちゃん達の世界のだから…!?
「……うっ……つぅ…」
「だ、大丈夫なの…?」
「無理はするでないぞ、リッカよ。」
ナーちゃんとギルの言葉に頷いて複製を完了させる。手元に現れたのは青い結晶、しかし衝撃を受けることによって弾ける性質を持つ特殊な結晶。ルーパスちゃんの話だと“龍結晶の地”と呼ばれる場所に存在する“スリンガー弾にできるもの”。
「…着弾地点、炸裂」
“
「“シングル……シュート”ッ!!」
重ねてソードスキルを発動させて標的への誘導。ソードスキルは基本的にお兄ちゃんが作ってくれた指輪が発動してくれるから私への負荷は少ないんだよね…
───カツン、パラパラパラ……
そんな音がして弾けると同時に、その骨が動き出す。姿を現したのは青い蟹。
『お見事。水の看破も無事達せられた。』
その言葉に小さく息を吐いた。
星乃「…それにしてもプロットが消えた、かぁ。お母さんがそんなミスすると思えないけど。」
星海「お母さんって“記録”を大事にするタイプだもんね……」
今回のプロット以前にも一度やらかしたことあったんだけどね…それはかなり昔の話だけど。
星乃「……PC側に残ってる可能性とかあったりしない?」
どーだろ……どのみち他にも問題はあってさ。
星乃・星海「「?」」
今回プロットが消えた原因って携帯端末が壊れたからなのよね。そのせいで色々な情報がなくなっててさ……
星乃「色々な情報?」
1個大きなものだと大妖精さんのスペルカード情報が消えたこと。
星乃「……それ相当じゃない?」
星海「ここの大妖精さんってスペルカード60種類くらい持ってなかったっけ?」
まぁ……大妖精さんってここの幻想郷においては最強の一角だからね。それが相当弱体化されたのは痛いかな。プロットに関してもそうなんだけど、そのデータだけでも取り出せればいいんだけどね。メモ帳アプリ内だから厳しいかなぁ…
星海「……ねえお母さん、携帯端末壊れたって言ったよね?」
?うん。
星海「……Fate/Grand Orderは?」
無理だろうね