狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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うーあー……

裁「…どうしたの」

時間がない…

裁「…大丈夫?」

うん…あ、UA9,000突破ありがとうございます

弓「…本当に一週間で1,000近く増えておるな…」


第30話 余談

 

「ラ・シャリテですか…確かに、ここから少し行けばたどり着けるでしょう。ただ、歩きですと少し時間がかかりますね…」

 

ちなみに特異点のジャンヌさんによると霊脈のある場所はジュラの森っていうらしい。今、私達は森の外にいるけど。

 

「多分、ジュリィがいるなら守備は大丈夫だと思う。…あのワイバーンと骸骨兵、だっけ。あれが相手なら。でも、サーヴァントが来るってことを考えたらジュリィだけだと少し不安…早めに行けるといいんだけど…」

 

「ランはちょっと疲れたらしいから出たくないって。早い獣魔となると…古龍と飛竜を除けば…種族名だけ言うけどトビカガチ、トビカガチ亜種、タマミツネ、オドガロン、オドガロン亜種とかその辺になるんだけど…」

 

「電気と毒と泡と裂傷…それに龍やられ…んん~…」

 

「トビカガチとオドガロンはともかくタマミツネは周囲への被害が凄いことになるだろう…」

 

「そうなんだよね…」

 

言ってることがよくわからなくなってきてるけど、こっちも時々見てることから私達への影響も考えてるのかな?

 

「…ん…そうだね。とりあえず、トビカガチ原種とオドガロン原種…タマミツネは…召喚でいいかな?ベニカガチとデスガロンとかは流石に。ミツネに関しては皆泡だらけになるけど…」

 

「…分かった。宝具起動。“絆を結びし者よ、指輪と呼び声の元に応えよ(サモン・リングコネクティア)”───来て、ライカ、ミチ、ドロン!!」

 

ミラちゃんの宝具、召喚魔法系統の極意に近いものが発動して、その場に三体のモンスターが現れた。

 

「…えっと、人間8人アイルー2匹ガルク1匹だから…3人と1匹ずつ、かな?」

 

「…よくよく思えばこれだけの人、よくジンオウガ1匹で運んでたよね…」

 

私、マシュ、ギル、ルーパスちゃん、リューネちゃん、ミラちゃん、アル、ジャンヌさん、スピリスちゃん、ルルちゃん、ガルシアちゃんの計11名。特にギルとマシュは武器と鎧のせいで重いはず───ルーパスちゃん達は武器とか防具とか基本的にアイテムボックス開いてしまってた───なのにそれを1匹で…

 

「マスター?行くよ?」

 

「へ…あ、うん…」

 

「…何か考え事?」

 

「…ううん、何でもない」

 

皆、私が乗るのを待ってたみたい。私、ルーパスちゃん、ギル、スピリスちゃんは泡狐竜“タマミツネ”のミチ。ミラちゃん、マシュ、アル、ガルシアちゃんは飛雷竜“トビカガチ”のライカ。リューネちゃん、ジャンヌさん、ルルちゃんは惨爪竜“オドガロン”のドロンに乗るらしい。…惨爪竜って名前怖いね。それと、私が泡だらけになることは私がokしたから大丈夫。ギルはなんでかokしたけど。スピリスちゃんとルーパスちゃんは慣れてるらしい。

 

「……目標地点はラ・シャリテ!皆の思考内に周辺の地理は送ってあるからそれを頼りに!」

 

「ホォォォォ!」

 

「グリョォォ!」

 

「フォォォォ!」

 

〈うあぁぁぁ!!〉

 

「ドクター?」

 

〈なんで立香ちゃん無事なんだい!?こっち耳痛いんだけど!!〉

 

その言葉聞いた時、ルーパスちゃんが私の方を見た。

 

「立香、耳栓スキルでも使ってる?私は護石で耳栓Lv.5発動させてるけど…」

 

ルーパスちゃんのその問いに私は首を横に振る。

 

「そっか…何だろうね。あ、ちゃんと私に捕まっててよ?タマミツネの身体は滑るから。」

 

え…って思った直後、ミチさんが動き出して危うく振り落とされるところだった。慌てて私がルーパスちゃんの服を掴むと、ルーパスちゃんは振り向いてクスリと笑った。

 

「ほら、言ったでしょ?“泡狐竜”の名前は伊達じゃないんだよ?」

 

「う、うん…」

 

ふとギルの方を見ると、ギルはギルで私に何かの鎖をつけて耐えてた。…いや、その鎖…何?

 

「…ね、ルーパスちゃん。」

 

「ん~?」

 

「…今更、なんだけど…年下の人にちゃん付けされるのってどう思う…?」

 

「…本当に今更だね。別に気にしてないよ?」

 

「…ほんと?」

 

「ほんと。そもそもその程度気にすることでもないし。」

 

その程度、かぁ…

 

「リューネも気にしてないと思うよ?」

 

「…そうなの?」

 

「一緒の家で育ったからなのかは分からないけど、その辺の感覚似てるから。」

 

「一緒の家で…って、あれ?苗字違うよね?」

 

確かルーパスちゃんの苗字は“フェルト”。リューネちゃんの苗字は“メリス”だったはず。

 

「まぁね…私もハンターになった後、しばらくしてから知ったんだけどさ。リューネって私の姉妹じゃないんだよね。一緒に育てられただけで赤の他人、っていうか。お母さんとお父さんの友人の子供っていうね。」

 

なんか複雑そう?

 

「まぁ、リューネもこれ聞いた時は結構動揺してたよ?私もだけどさ。」

 

「ルーパスは昔、僕のことリューネお姉ちゃんって呼んでたのを覚えているぞ?」

 

その声がしたと思うと、隣にリューネちゃん達が乗ってるオドガロンがいた。

 

「…恥ずかしいからその話やめて…って言いたいけどいいか。別に。あ、そうだ。言い忘れてたけど技術提供ありがとね?」

 

「問題ない。というか彼女凄くないか?武器と防具を見るだけでその製法が分かるとか…」

 

「才能持ちの一人なのかな…ジュリィ、好きなものはドキドキノコとか言うし。」

 

「待てい。“キノコ大好き”は?」

 

「発動させてないよ?」

 

「…剛の者だな。」

 

「うん。」

 

話が分からない…

 

「ドキドキノコというのは食べると様々な効果を発動するキノコですにゃ。体力回復、強走、体力増強にスタミナ増強。これらのプラス効果のほかに、スタミナ減少、体力減少、悪臭、毒、麻痺…あとちょっと面倒な効果を発動する可能性があるキノコなのですにゃ。」

 

スピリスちゃんがそう説明してくれた。そっか、運要素が強いってことかぁ…

 

「…ところで彼女、面倒な効果は…」

 

「今のところ発動させてない。発動させたらウチケシの実使ってると思うけど…」

 

「それもそうか…ん?」

 

リューネちゃんが進行方向の方を見た。

 

「…遠くから羽ばたくような音が微かに聞こえる。」

 

「……そう。こっちも龍気を確認した。この特異点、古龍ほどではないものの強い力を持つ竜系統の何かがいるよ。」

 

「…気を引き締めなくてはな。」

 

「うん…あ、ジャンヌ。」

 

ルーパスちゃんが思い出したようにジャンヌさんを呼んだ。

 

「は、はい!」

 

「これ、着ておいて。」

 

そう言ってルーパスちゃんがアイテムボックスから出したのは深い緑色のフーデッドケープ…っていうか外套っていうか。そんな感じのものだった。

 

「あの…これは?」

 

「それ着ておけばしばらくの間発見されないから。“竜の魔女”───このフランスの惨状を作り出した者って言われてるんでしょ?だったら、どうにかして身を隠しておかないと。情報は必要だけど、それは恐れられたら意味がない。…違う?」

 

「…はい。ありがとうございます。…お若いのに、よく見ておりますね。」

 

「生と死の狭間にいればこれくらい…ね?さ、他の人から見えない位置で降りなきゃ。現地の人を怖がらせるわけにもいかないし。」

 

その意志を汲んだかのように、三体のモンスター達はラ・シャリテにたどり着いた後、その中から見えないような位置に停止した。

 

 

 




ごめんね、軽くて…

オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 剣士、魔術師
  • 騎兵、暗殺者
  • 槍兵、騎兵
  • 剣士、剣士
  • 狂戦士、魔術師
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