狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
……ルーラー?どうしたの?
裁「…なんでもない」
バーサーク…つまり狂暴化したサーヴァントたちがギルを襲う。
「…マリー。サーヴァントたちの本当の名前、探せる?」
〈任せなさい、それより立香は自分のサーヴァントのサポートをするのよ!〉
「…分かってる。その時は見逃さない。」
マシュと正方のジャンヌさん、ミラちゃんは負方のジャンヌさんと対峙、私とアルを守っていて、ギルは狂暴化したサーヴァントたち、ルーパスちゃんたちは新たに湧いたワイバーンと対峙してる。
で、そのルーパスちゃん達はというと…
「やぁぁぁ!!」
「ジュリィ、回避!竜撃砲、行くよ!」
「はいっ!」
「リューネ、一緒に!」
「あぁっ!!」
「「せーの、あ゛ぁぁぁぁぁ!!」」
〈あれ、何も聞こえない…〉
「なんで叫ぶんですか、相棒!?」
「…竜撃砲で叫ぶのは共にやはり懐かしいな…」
竜撃砲ってなんだろ…後なんでまたドクターは鼓膜の部位破壊を達成してるの……?
「その方が気合が入るからだな!」
「言ってる意味わかりません!!」
「ついでに言うと咆哮打ち消せるんだよ、ある程度。二人分で咆哮【小】より少し強い咆哮の効果が発動するの。」
「そうなんですか!?」
「知らなかったのか?一応ガンランス使いの基本といえば基本だぞ!!」
そうなの?
作者コメント
大本のゲームにはそんな効果ありません。
ていうかルーパスちゃんが持ってるあの武器、ガンランスって言うんだ……なるほど、
あ、ルーパスちゃんの後ろに…
「させるか!!鉄蟲糸技“飛翔蹴り”───せいっ!!」
あ、リューネちゃんが翔蟲(宙に浮いたりする時に使ってる光る虫のことらしい)で接近してルーパスちゃんの背後のワイバーン対処した…
「ありがと、リューネ。」
「気は抜くなよ!」
「分かってる…!」
ルーパスちゃんたちは大丈夫そうかな。ギルは…
「…」
うわぁ…ほとんど無表情で…っていうか結構慎重に狙いつけて武器を射出してるよ…
≪立香。相手の真名が分かったわ。一応思念通話で行くわね。≫
マリー?
≪一人、あのアサシン。棺桶使う女性のことね…あれはカーミラ、真名をエリザベート・バートリー。こちらにいるランサーのエリザベート・バートリーの成長後よ。≫
≪えぇ…でも、アタシはあんな風にはなりたくないわね。もしも、その特異点にアタシが召喚されているなら、真っ先にアタシはアタシ自身…つまりカーミラを消しに行くはずよ。≫
通信の先からエリちゃんの声が聞こえる。
『自分殺し、とな?まるで貴様ではないか、
≪それを言うな英雄王。そしてあんたも第五次の記憶があるのか。≫
『千里眼にてその程度見通せたわ、戯け。』
≪ふん…マスター、霊脈に退避した時には料理を振舞えるように準備はしておく。≫
『あ、ありがとうございます、エミヤ先輩…』
ギルの話だとこの世界とは別の世界だけどその聖杯戦争のマスターだった人らしいから先輩だろうと思ってそう呼んでみた。
≪………エミヤでいい。先輩はやめてくれ、少しくるものが在る。≫
『?』
『ふははははは!!贋作者、貴様の苦手なものは後輩か!?』
≪黙れアーチャー…!!≫
『貴様もアーチャーであろう!!』
≪……あぁもう!ともかく霊脈に戻ったら伝えてくれ、マスター!≫
『あ、うん…』
『…それで?マリーよ、他の情報はないのか?』
あ、そうだった。真名の情報聞いてたところだった。
≪相手のランサーは“ウラド三世”…
『悪魔…ルーマニア最大の英雄、通称“串刺し公”です、先輩!』
あ、ちなみにマシュとギルは並列思考能力あるから戦いながらとか一応出来るらしい。っていうか私も一応できる。
「ふん…“護国の鬼将”とまで言われている者の怪物という側面か。貴様ならば
そのままギルの持つガンランス(少し前にルーパスちゃんとリューネちゃんから各武器種一本ずつ貰ってたね、そういえば。ルーパスちゃんとリューネちゃんは余り物だって言ってたけど…)とウラド三世の槍が交差する。
「ほう…我を怪物と罵るか、黄金のサーヴァントよ。」
「事実を言ったまでに過ぎんだろう、吸血鬼のモデルとなった者よ?」
「…貴様」
ギルはその場で向きを変更、ガンランスに針みたいなのを差し込んで砲撃した。針が飛んで行ったその方向には、カーミラ。
「…邪魔しないでくださる?私貴方に興味はないの。」
「するわ、戯け。我を無視してマスターを狙うなど、許すものか。」
あ、やっぱり私狙われてたんだ…
「反英霊、か。英霊の座とは分からぬものよ。このような血を好む怪物までも登録するとはな。」
そのままガンランスを振って一際大きい砲撃。
「…っ!野蛮な人ね!」
「男が女を組み伏せるは道理、と言いたいところだがその逆もまたよし、か。だが我は我が女を組み伏せるのを好むのでな。」
それ反発したら面倒な気がするんだけど。
「さて……あの十字の杖、キリスト教の関係者か?マリー、竜、それから女性と関連付けて探ってみよ。」
〈聖マルガリタ…でしょうか。〉
違うと思う。
〈すみません、セイバーは分かりませんでした…〉
「よい、少しでもわかっただけ進展だ。…さて。」
…とりあえず、ギルは大丈夫そうかな?…あ。
「
私の言葉で味方の傷が癒される。マシュの傷と正方のジャンヌさんの傷が結構危なかったのに気がつけて良かった。
「ちっ…マスターからの補助か…!!」
「ありがとうございます、先輩!」
そのマシュの言葉に私は頷いて、通信の方に視線をやった
「…お兄ちゃん」
〈あ?〉
「この魔法少女というかアイドルというか…そんな感じの変化エフェクト…あと“コーデチェンジ”っていう式句もだけど…これってもしかして…」
〈お前の趣味に合わせたんだが?〉
「…やっぱり」
〈嫌だったか?〉
「ううん、嬉しいかな…?」
「燃えろぉぉぉ!!灰になれっっ!!」
強い気迫に強い炎。
「水妖鳥操りし水よ、憎悪の炎を撃ち抜け。“ラグーナシャール”!!」
それを、私の近くにいたミラちゃんの圧縮した水の砲撃が打ち抜いた。…あれ絶対痛い。ホースのストレートノズルの水圧を一気に叩き付けられてるようなものだと思うし。ちなみにあれは断片召喚とかじゃなくて使役している獣魔の力の一端を借り受ける術なんだって。ミラちゃんによると、“断片召喚術”っていうのはその力を持つ獣魔を使役出来ない人が力の一端を抽出して使うことらしくて、ミラちゃんは総ての獣魔を使役できるから断片召喚は使わないらしい。
「あぁぁぁぁ!!もう!!忌々しいったらありゃしないわ!!」
そう言って負方のジャンヌさんが右手を掲げる。右手…
〈右手…まさかっ!?〉
「令呪を持って命じます!!バーサーク・ランサー!今ここにいるすべての敵サーヴァントを無力化し───」
「ぬっ!?」
「───あのマスターを殺しなさい!!」
───え。
〈しまった…!相手もサーヴァントを召喚しているなら令呪があると考えるべきだ!!なんで忘れていたんだ、僕らは!!〉
ドクターの叫ぶような声が聞こえる。
「おおっ!!」
「ぬうっ!?」
ギルが、ウラド三世に押し負けた…!
≪立香!!早くカルデアのサーヴァントを呼べ!!≫
『え、でも…』
≪あいつは“
その言葉に、私はウラド三世を見据えながら右手を召喚態勢に入る。
「来て、“アル…きゃっ!?」
“アルトリア・ペンドラゴン”。少し下がってからそう言おうとしたとき、その場にあった泥に足を取られて転倒してしまった。
「マスター…!?くっ、させ…」
「邪魔だ、どけ!!」
「きゃあっ!!」
ミラちゃんが前に出たと思ったらウラド三世の拳で吹き飛ばされてしまった。
「…悪く思うなよ、小娘」
アルも吹き飛ばされ、私とウラド三世の間に隔てるものは何もない。
「───っ」
誰か、という言葉は声にすらならない。声が、出せない。
「では…その魂、戴くとしよう!」
もうだめ…目を閉じてその時を待った。
───だけど。
いつまでたってもその時と痛みはなくて。
その代わりに。
キンッっていう何かを弾くような音と。
「させるかよ!!」
どこかで聞いたことのあるような少年っぽい声と。
「Anfang.」
Anfang───ドイツ語で、“始まり”を意味する───まるで、リリカルなのはシリーズに出てくるデバイスのような声がした。
…さてと、ジュリィさんの宝具そろそろ用意しないとかな…
弓「…マスター。ルーラーはどこへ行った?」
え?その辺にいない?
弓「おらぬ。探しても見当たらぬぞ。」
…そっか。…探してくるよ。
弓「すまぬな…」
オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?
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剣士、魔術師
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騎兵、暗殺者
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槍兵、騎兵
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剣士、剣士
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狂戦士、魔術師