狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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UA11,000突破ありがとうございます

裁「お気に入り40も突破してるけど…」

その割に感想は2件だけだけど。あると結構書く気力に変換されるから嬉しいんだけど。今ちょうど書く速度がギリギリだから…

弓「この話も17:16に書ききったものであるしな。」

地味に時間かかるんだよ最近…昨日とか動画のエンコード長くて全く書けなかったし…


第44話 追ってきた者

 

〈皆、急いでくれ!君達の方に向かうサーヴァント反応がある!〉

 

「ええい、竜殺し貴様!!貴様は不幸の呪いでもあるのか!!動くこともできぬ上に追っ手をつけられるなど!!」

 

「すまない…幸運ステータスはEなんだ…すまない…」

 

〈仲間か…〉

 

エミヤさん、それ喜べることじゃないよ…ていうか弓使いが幸運ステータス低いっていいの?

 

「ラージャンというものはそもそも四足歩行で行動することが多い…二足歩行で移動していては時間がかかるのも当然かもしれません!」

 

ウォォ…

 

あ、シシさんが申し訳なさそうにしてる。

 

「だからって陸上を安全に移動できるのはラージャンくらいしか思い浮かばなかったの!私は別にいいけどババコンガとかドドブランゴとか嫌でしょ!?」

 

「「絶対いや!!」」

「絶対いやです!!」

「「絶対いやですにゃ!!」」

 

あ、珍しくリューネちゃんも高音で答えた。そんなに嫌なの?

 

「戦闘の時は別にいいがこんな退却の時に悪臭使いはやめてくれ!!」

 

「だと思った!まだラージャンなだけいいでしょ!!」

 

「すまん、流石にその判断には感謝する!!」

 

あ、悪臭…?

 

「チィッ、あちらの方が早い!!追いつかれるぞ、マスター!」

 

あ、ちなみに今私達は撤退中に追撃放たれてるんだよね…それで今走ってるんだけど、シシさんと私が少し遅いっていう状態。ミラちゃんによると、シシさんも少し重いって感じてるらしい。

 

「すまない…重くて本当にすまない…」

 

「竜殺し貴様謝っておるばかりでおるではないわ!過度な謝罪は無礼となると知れ!!」

 

「すまない…」

 

「ええい、我が愚かだったわ───!」

 

私も結構足早いはずなんだけど、ルーパスちゃんたちの速度に追い付けない…ていうかルーパスちゃんたち速すぎるんだけど…

 

〈…!?あなた達の進行方向に生命反応があるわ!フランス軍よ!〉

 

「救援は…送れないよね…!」

 

「はい…今の私を見てしまえば彼らは…!!」

 

「だろうね…!人っていうものは、同じ姿形をした存在に例え存在そのものが違ったとしても怨みをぶつけるから!!私もよく私が召喚した獣魔を見て護っている人から襲いかかられた事とかあるからね!!地味に王位継承者だってこともあって暗殺されかけたこともあったし!!」

 

うっわぁ…ミラちゃん凄い実感籠ったように…ていうか無事だったんだ?それ…

 

〈ワイバーンが来るぞ!同時にサーヴァントが3騎、1騎はフランスの方へ、2騎は立香達の方に行くぞ!どうするか決めろ!〉

 

「うん…じゃあ、迎撃しよう…!たぶんここで逃げても…!」

 

「ふっ…!それでこそよ!だがフランスの方はどうする!?」

 

「私が行きます!」

 

そう言ったのはジャンヌさん。

 

「大丈夫なの!?」

 

「はい!私が私である限り、このフランスの地を救おうとするのは変わりませんから!!」

 

「よし…ならばいけ!」

 

ギル!?

 

「しかし仕損じるなよ!」

 

「もちろんですとも!!」

 

「お願い、“ジャス”ッ!ジャンヌさんの力になって!ジャンヌさん、ジャスに乗って!!」

 

ミラちゃんが召喚したのは黄色い生き物。でも、今までに召喚していた生き物達よりははるかに小さい。

 

「“ジャグラス”!?ミラって小型モンスターも使役できるの!?」

 

「当然っ!」

 

「小型モンスター?」

 

「説明はあと!行って、ジャンヌさん!」

 

「…お借りします、ミラさん!」

 

ジャンヌさんはそのジャスさんに乗ってフランス軍の方へと駆けていった。

 

「あとはこっちだけど…!」

 

〈たく、どんだけだよ!聖杯って便利だな!つーかルーパスがあんとき全処理したはずだよな!?一日でなんであんなに補充できんだよ!!流石第三魔法っていうところか!!〉

 

〈どちらかといえば第二魔法の領域な気もするけど…〉

 

「…あぁ、もう!ラージャン!」

 

ウォ?

 

「私を思いっきり投げれる!?」

 

ルーパスちゃん!?

 

「私の奥義は空中で真価を発揮するもの!だから…!!」

 

「そうか!上空に投げればワイバーンを一掃できるか!?」

 

 

「金獅子よ、その竜殺しをよこせ!」

 

 

ギルが展開した波紋にシシさんがジークフリートさんを投げ込む。

 

「お願い、シシ!」

 

ウォン、ウォォォォォォォ!!!!!

 

「っ!!」

 

シシさんはルーパスちゃんを掴み、思いっきり上空に投げた。

 

『宝具解放。飛翔…過剰集中、開始。』

 

〈ルーパスちゃんの魔力が膨れ上がってく!?なんて宝具だ!!〉

 

『敵影補足、敵対存在の強度を推測。…完了。軌道予測高速演算開始』

 

思念で伝わる、ルーパスちゃんの詠唱。少し、機械的な何かを感じる。

 

『演算終了。速射開始…私の奥義、行くよ!』

 

〈これは…人が、ただの人間が出来る領域なのか!?〉

 

 

『「弓が戦いを制する究極の致命射術(アクセル・エクゼキュート・アロー)”───!!!」』

 

 

その叫びとともに、そこに滞空する私達に向かうワイバーンに向けて豪雨、と言ってもいい量の矢が降り注いだ。

 

「これが…一人で、あの一瞬で撃てる量なの!?」

 

「全力、ではない気もするがどうなのだろうな。」

 

リューネちゃんが呟いたその言葉に私達は少し震えた。改めて、ルーパスちゃんが敵じゃなくてよかったと思う。

 

「…ふぅ。ごめん、フランス軍の方に行ったのは処理できなかった」

 

その後上空から戻ってきたルーパスちゃんは全く汗をかいてなかった。

 

「えと…大丈夫?骨とか折ってない?」

 

「?うん。」

 

「えぇ……」

 

〈ふつう高い場所から落ちてきたら骨とか折ってもおかしくないと思うんだが…〉

 

「レウスに乗ってたら落とされるとかしょっちゅうだったからね。」

 

笑って言ってるけどそれ笑い事じゃないと思うな。

 

「…さ、来たよ。」

 

ルーパスちゃんの言葉通り、サーヴァントがこちらまで向かってきていた。

 

「Urrrr…」

 

「…やぁ、マリー。」

 

「野郎…!!」

 

「───まぁ、なんて奇遇なんでしょう。貴女の顔は忘れたことがないわ、気怠い職人さん?」

 

サーヴァント2騎のうち、ロングコートの男の人の方はマリーさん達の知り合いみたい?

 

「それは嬉しいな。僕も忘れたことなどなかったからね、白雪の如き白いうなじの君?」

 

…うなじ?うなじって…首の後ろ?なんで…あれ、確かマリー・アントワネットさんって…

 

「そして同時にまたこうなっていることに運命を感じているのさ。やはり僕と貴方は特別な縁で結ばれていると。」

 

うなじ、首、ギロチン、処刑…

 

「…Pardonnez-moi, monsieur.(お赦しくださいね、ムッシュウ。) Je ne l'ai pas fait exprès.(わざとではありませんのよ)

 

「っ…その言葉は」

 

「貴方は…“シャルル=アンリ・サンソン”…だよね?」

 

「立香さん…?」

 

「今の言葉はマリーさんの生前の最後の言葉だとされているもの。貴方は、処刑を執行した“シャルル=アンリ・サンソン”…違う?」

 

「…その通りさ。僕はサンソン、“シャルル=アンリ・サンソン”。よく知っているね。全く、真名を暴かれるのはこうも不愉快なものか。」

 

「看破できたのは偶然だけどね。」

 

そう、ただの偶然。私の知識の中に、マリーさんの生涯の話があっただけ。

 

「…Arrrrrrrr!!!」

 

その途中で、視界の外から黒い騎士が私に向かって襲ってきた。

 

「───ほう。随分と目障りな顔がいることだ。」

 

ギルが放ったチャクラムがその騎士を弾き飛ばす。…ちょっと待って、どういう投げ方したらそうなるの。

 

「Arrrr…」

 

「狂犬め、貴様も召喚されていたか。───まぁいい。」

 

「わ、わっ!?」

 

ギルが指を鳴らしたと同時に私は鎖に後ろに放りだされた。それを確認したのか、ルーパスちゃんとリューネちゃんが前に出る。リューネちゃんの狩猟笛はともかく、ルーパスちゃんの弓はあのサーヴァント相手には()()()()()()()

 

「ふん、ハンターが狂犬と対峙するか。」

 

「ルーパスちゃん、矢を放っちゃダメ…!!」

 

「え!?」

 

「ほう…?」

 

「矢を、弾を放っちゃダメ!たぶん、何か起こる!!」

 

「矢を、放つな…?だったら、近接…」

 

「…ルーパス、これを使え。」

 

リューネちゃんがルーパスちゃんに何かを渡した。

 

「これ…」

 

「…久しぶりに、使ってみるのもいいんじゃないか?」

 

「…借りていいの?」

 

「君、自分の武器は大陸に置いていっていただろう。なら今は持っていないはずだ。」

 

「…後で作ってもらおう…今は借りるね。」

 

「あぁ。」

 

こっちからはうまく見えないけど、とりあえず弓が消えたのは見えた。それと同時に、お尻のあたりになにか別の武器。なんかお団子見える気がするのは気のせい?リューネちゃんは狩猟笛じゃなくてなんか…弓じゃないけど弓みたいな武器を背負ってた。…なんか桜の木が見えるような?

 

「行くよ、リューネ」

 

「…あぁ。」

 

二人が同時に抜刀する。リューネちゃんが持っているのは、なんかソウルイーターに出てくる影☆星壱ノ型みたいなやつ。で、ルーパスちゃんが持ってるあれは…

 

「トン…ファー…?」

 

「あれは…まさか、“穿龍棍”ですにゃ!?」

 

「旦にゃさん、それは…“マグネットスパイク”!!」

 

“穿龍棍”と“マグネットスパイク”…?

 

「───行くよ、“花鳥風月【昼桜】”!!」

 

「───久しぶりだが暴れるぞ、“賀正斬鎚【日出】”!!」

 

「Arrrr───!!!」

 

黒い騎士と、夫婦と呼ばれた狩人達の戦いが始まる。

 




ちなみに穿龍棍とマグネットスパイクはモンスターハンター フロンティアの武器ですが私はモンスターハンター フロンティアをやったことはありません

裁「ないんだ…」

私がモンスターハンターシリーズのゲーム始めた頃はサービス終了の少し前だったしその頃知らなかったから。

弓「ふむ…」

オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 剣士、魔術師
  • 騎兵、暗殺者
  • 槍兵、騎兵
  • 剣士、剣士
  • 狂戦士、魔術師
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