狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

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弓「ふはははは!!では行くぞ!」

ちょっ、こっちでも───!?ルーラー、耐ショック体勢は出来てる!?

裁「う、うん…!」

なら良し!

弓「それは我が原初、我が始まり!至高の美は全てに通ず!それに時や場合は関係なし!」

間に合って…!今こそ我が声に応えよ───!!


第49話 EMERGENCY!!総員、直ちに耐ショック体勢!!

 

「このっ!この、この、この!ナマイキ!なのよ!極東の!ド田舎リスが!!」

 

「うふふふふ。生意気なのはさて、どちらでしょう。出来損ないが真の竜であるこの私に勝てるとお思いで?」

 

聞こえてきた声に私は頭を押さえた。この2人、たぶんかなり相性が悪い。片方は紛れもなくエリザベートさん。もう片方は分からないけど…多分日本人?

 

「うーーー!!カーミラの前にアンタを血祭りにしてあげる、このストーカー!!」

 

「ストーカーではありません。“隠密的にすら見える献身的な後方警備”です。この清姫、愛に生きる女です故。」

 

“清姫”…って、たしか…

 

〈…ねぇ、私が見ているのはサーヴァントなのよね?計器がおかしくなったわけでも、私の目がおかしくなったわけでもないのよね?〉

 

「大丈夫だよ、マリー。私も現実を直視したくない。お兄ちゃん、清姫さんって確か…」

 

〈まぁ現実逃避をしたくもなるわなぁ……って清姫か…“安珍・清姫伝説”の憤怒によって蛇になった女性か?〉

 

「だよね…」

 

蛇っていうのは竜を示すこともあるから竜っていうのはあり得るかもしれない。

 

「アンタの愛は人権侵害なのよ!」

 

「血液拷問フェチのド変態に言われたくありませんね。どうせ貴女のことです、アレしながらナニしてたんでしょう…?」

 

「アレって何よ!?ナニって何よ!?訳の分からないこと言わないでちょうだい!!」

 

「…え?エリザベート、貴女まさか───」

 

…あぁ、そういえばエリザベートさんカルデアで落ち着いた後、言ってたっけ。“私は少女時代の状態で召喚されている”って。だったらその…経験もないわけで。

 

純情(ピュア)なんだね。」

 

「何よっ!?」

 

聞こえてたのかな?気にしないけど…え、私?twitterのタイムラインで結構回ってくるからなんとなくで理解してたよ?

 

「潰すっ!!私がナンバーワンよっ!」

 

「燃えまーす♪」

 

ほんとに燃えてるし…ていうかアイドル衣装の少女と着物の少女が喧嘩してるってなんだろう…

 

「これ以上声という声、音という音への冒涜はやめてくれ!!」

 

〈立香は平気なのね?〉

 

「うん。ドクターは?」

 

〈ロマニなら失神してるわよ。〉

 

〈…ジュリィ、帰ったらロマンに“耳栓の護石IV”と“ゾラマグナクロウγ”作ってあげて?各素材と費用は全部私出すから。〉

 

〈は、はい…〉

 

〈なんか、ごめんなさいね。〉

 

多分咆哮とかで役に立たないからなんだろうなぁ…

 

「エリマキトカゲ。」

 

「アオダイショウ!!」

 

「メキシコドクトカゲ。」

 

「ヒャッポダ!!」

 

〈アルターエゴ、武器のアップデートかけておいたから、自由に使ってくれな。〉

 

「…ん…」

 

「ブラックマンバ!」

 

「カナヘビ!」

 

敵が来たのは全部アルが処理してくれたけど…この2人ヒートアップしてるよね…お兄ちゃんによると、今回はスナイパーライフルの追加と実装されてる銃用のサプレッサーが追加したらしい。

 

「ストップストップ!!それ以上の声という声の冒涜はやめるんだ!」

 

「とりあえず喧嘩やめてくれると助かるんだけど…」

 

一応アマデウスさんと私で喧嘩の仲裁はしてみる。

 

「あん?」

「はい?」

 

…うん、無理だよね。でもこっちみてくれただけでも進展。

 

「何よ、アンタら。アタシは今この蛇女と決着つけようとしてたんだけど。」

 

「あら、ただただ吠えるトカゲの分際で何を言うのです?」

 

「この白蛇!!」

 

「赤蜥蜴!!」

 

「…ごめん、吐きそうだ。ここは任せてもいいかい、立香。」

 

「…う~ん」

 

どうだろうなぁ、とか思いながら頭を押さえる。

 

「…どうしよっか、ギル。」

 

「ふむ…医師よ、我等とあの2騎以外にサーヴァントはいないか?」

 

ドクター、起きてるかな…?

 

〈すまない、失神してた。ええっと……うん、その2騎以外にサーヴァント反応はない。〉

 

「ふん。ここに来たのは全くの無駄足であったか。まぁいい、ならば早く終わらせるとしよう。…なぁ、竜よ。」

 

…なんだろう。凄く、嫌な予感がする。

 

「オルガマリー、医師、六花、ルナセリア…マスターにマシュ。それからカルデアの者達よ。」

 

「?」

 

「我が補助に回っていたとはいえ、よくここまで戦い抜いた!よってこれより我が芸術を目の当たりにすることを許す!!」

 

……なんだろう。もの凄く、嫌な予感がする。

 

「…久しぶりよな、赤き槍兵───赤き竜よ。」

 

「はぁ───ってげぇっ!?ゴージャス!!?」

 

あ、知り合いみたい。

 

「ふははははははは!!しかり!我はゴージャスにしてプレミアなる者よ!!」

 

「はぁ…」

 

清姫さんがなんか疲れたような表情で見てる…?

 

「そこの白蛇も覚えておけ!我は英雄王ギルガメッシュ!クラス・プレミアである!!」

 

「…その英雄王様が何の御用でしょうか?」

 

「決まっている。貴様等の争いをこの我自ら治めてやろうというのよ。」

 

「…まさか、冗談でしょう?」

 

…まずい

 

「…ユキ兄」

 

〈あ?…って、その名前で呼ぶってことは何か緊急か?〉

 

まずい…!!

 

「全員直ちに耐ショック体勢!!速く!!」

 

〈耐ショック体勢…?分かった、通達しておく。〉

 

「速くして!!じゃないと多分大変なことになる!!」

 

ちなみにユキ兄っていうのは漢字にすると雪兄ね。“六花(りっか)”っていうのは“雪の結晶”を示すから。

 

〈お、おう…?聞こえたな、全員耐ショック体勢だ!!〉

 

〈耐ショック体勢…ってなんだい?〉

 

〈いいから教えるとおりにやれ!〉

 

〈わ、わかった…〉

 

「マスター、目を閉じてください…!!」

 

「う、うん…!!アルも…!!」

 

「……!!」

 

「冗談などないわ!行くぞ、その目に焼き付けよ!!」

 

「いーやー!!帰る!!私帰る───!!!」

 

「逃がさぬわぁ!!」

 

何か起きてることは分かるけど、見えてないから何起こってるか分からない…

 

「行くぞ!!それは我が原初、我が始まり!至高の美は全てに通ず!それに時や場合は関係なし!」

 

いや、あると思うよ?

 

「開帳───!!“A・U・O───!!」

 

「い───や───!!!!!」

 

「キャスト・オフ”───!!!!」

 

間。

 

「子ブタ───!!!」

「安珍様───!!!」

「おぼろぁぁああ!!!」

 

なんかアマデウスさん吐いた音聞こえたぁ!?

 

〈うわぁぁぁぁ!!〉

〈何騒いでるの───ってぶは───!?〉

 

〈やべぇっ、被害が拡大する!?管制室に結界展開しねぇと!!〉

 

「先輩、見ないでいいです。いえ、見ないでください。」

 

「うん?う、うん…?」

 

〈汚物は消毒するか?〉

 

「火炎放射器追加するつもり?」

 

〈…何追加するか迷ってるんだよ。〉

 

とりあえず、その断末魔(?)は結構な時間続いた。

 

…え?耐ショック体勢って何かって?耐ショック体勢(カリスマガード)だよ?ちなみに耐ショック体勢ちゃんとしてた人は全員無事だったみたい。

 




弓「A・U・O───キャスト・オフ───!!!」

花の魔術師「やぁ、よん…うわぁぁぁぁぁ!!!!」

ふぅ。

弓「ふはははははは!!」

花の魔術師「ひどいじゃないか!!僕が何したって言うんだ!?」

さぁ?

弓「…さて、終わるとするか。」

あ、うん。それではまた次回。

花の魔術師「終わりかい!?私の出番これだけなのかい!?」

ばいばーい

オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 剣士、魔術師
  • 騎兵、暗殺者
  • 槍兵、騎兵
  • 剣士、剣士
  • 狂戦士、魔術師
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