狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い   作:Luly

60 / 372
そういえばそろそろモンスターハンター新作出ますね。

弓「予約はしてあるのだな?」

うん。


第50話 激痛の原因

とりあえず、ギルの宝具が終わったらしいから私は視界が戻った。

 

「安珍様…安珍様…」

 

「マリー…マリー…」

 

〈「う~☆」〉

 

〈いや酷いな…敵に、というより味方に被害が起こる宝具って…〉

 

「そうだね~…お兄ちゃんは何があったか見た?」

 

〈いや?音だけで何が起きてるかは判別した。こっちの被害者は乱入してきたエリザベートとちゃんと耐ショック体勢維持できてなかったロマンだけだ。〉

 

地味にハイスペックなんだよね、お兄ちゃん。あとエリザベートさん、カリスマブレイクしてない?本人がカリスマあるかと言われるとどうなのか分からないけど。

 

「…武器を振るわずとも人を破壊することはできるのですね…勉強になります。」

 

「武器…物理的な武器を使わなくても、人を壊す…人を殺すことは可能なものだよ。」

 

もちろん、物理的なもので人を破壊することができるとも限らない。ナイフだったとしても、それが致命傷になるとは限らない…

 

「…ジャンヌさんに連絡しようか。」

 

私は連絡機でジャンヌさんの方へとつなげた。

 

「…あ、繋がった。ジャンヌさん、そっちは大丈夫…?」

 

〈…はい。あの…何があったのですか?音声しか聞き取れなかったですが…〉

 

「ギルが何かの宝具を使ったんだよ。よくわかんなかったけど…」

 

〈…そうですか。〉

 

「そっちはどう?」

 

凄く、胸騒ぎがする。あと、もう一つ…アルに何度か痛みを静めてもらっているのにじわじわと痛む。警告の激痛は名前通り“激痛”の時と“微痛”、みたいなときがある。警戒するべきことに応じてその痛みの強さが変わるみたいなんだけど…結局分かってない。

 

〈こちらは無事に聖人“ゲオルギウス”とコンタクトできました。彼が戻ればジークフリートの解呪もできるでしょう。〉

 

「そう……マリーさんは、無事?」

 

その言葉を言った途端、ズキンッと痛みが強くなった。…激痛の鍵は、マリーさんだね。

 

〈はい、大丈夫ですが…〉

 

「…そう…」

 

〈ガッ!?〉

 

「お兄ちゃん!?」

 

カルデアの方に通じている通信の方から、お兄ちゃんの悲鳴が聞こえた。

 

〈ど、どうしたんだい、六花!?〉

 

〈しっかりしなさい、六花!!〉

 

突如慌てたような状態のカルデア。私は首を傾げたけど、その意味を私はすぐに知ることになる。

 

 

 

〈───ねぇ、立香さん。また必ず、逢いましょうね?〉

 

 

 

 

ズキィッッ!!!

 

 

 

「───っ───!!!!」

 

マリーさんの言葉が聞こえた途端に起こる警告の激痛。それも、この特異点に来てから感じたもののどれよりも強い───!!!

 

「先輩!?しっかりしてください!!」

 

〈大丈夫かしら?そちらに戻ったら、あなたの笑顔を見せて欲しいわ!それではまたね、ヴィヴ・ラ・フランス!〉

 

「まっ……って………!!」

 

私が絞り出すように言葉を紡いだと思うと、私の視界が真っ白になった。

 

 

 

 

 

───私はきっと、こういう時のために召喚されたの。敵を憎んだり倒したりするんじゃなくて。人々を護る命として喚ばれたのです。

 

 

───あ、でもアマデウスには謝っておいてくださいね。ピアノ、やっぱり聴けなかったって。

 

 

真っ白な視界の中でマリーさんのエコーのかかった声が聞こえる。

 

 

───…さよなら、ジャンヌ。ええ、会えてよかったわ。フランスを救った聖女の手助けができるなら……ううん、“友達”の手助けができるなら。

 

 

───私は喜んで輝き、散りましょう───

 

 

 

 

 

「だめ…だめ……!!」

 

「先輩、しっかりしてください!!」

 

マシュの声で視界が戻る。激痛は未だ、強い状態を維持している。

 

「わたしの…こと…は……いい、から……!まりー…さん、を…たすけに……!!」

 

「何を言ってるんですか!?」

 

「はや…く……!!じゃ…ないと……!!」

 

意識が落ちそうな中、それを…告げる。

 

 

 

「まりーさんが……!しぬ……!!」

 

 

 

side 三人称

 

 

 

「これは…竜の魔女!!」

 

西側。ジャンヌたちの方には多くのワイバーンとサーヴァントが向かってきていた。

 

「撤退しましょう、今の我々では歯が立ちません!!」

 

その言葉に、もう一人の聖人───“ゲオルギウス”は首を横に振った。

 

「そうもいきません。市民の非難が、まだ間に合っていないのです。私は、個々の視聴から彼らの守護を任されていますから。」

 

「あ……」

 

「その願いを全うしなければ、私が聖人でありたいと願うことも許されない。」

 

「ですが…!!」

 

「…分かっています。残れば死ぬのみでしょう。それでも、見捨てるわけにはいきません。」

 

「…ふふ。ゲオルギウスさまったら、頭も体も堅い殿方ですのね。」

 

そう言ってマリーが笑う。

 

「ゲオルギウスさま。そのお役目、私にお譲りくださいませんか?」

 

「なんと…?」

 

「マリー…?」

 

「この時代が“未来”でも、私にとっての“過去”でもそれほど違いはありません。だって今いるのは現実なのですから。私はきっと、敵を憎むのでもなく、倒すのでもなく。人々を護る命として召喚されたのです。今度こそ大切な人たちを護るために。正しいことを正しく行います。」

 

「ま、待ってください!待って、マリー!一緒に戦いましょう!一人ではだめでも、二人なら…!!」

 

その言葉に、マリーは首を横に振った。

 

「ノン。それは駄目よ、ジャンヌ。市民を護ることは私にとって大切な使命。ジャンヌとゲオルギウスさまには大局を動かすという使命が与えられています。これ以上、市民が脅威にさらされることがないように。一刻も早く、この争いの終結をお願いします。」

 

そう言ってマリーは微笑んだ。

 

「…ジャンヌ。ほんの少しだけでも、貴女の旗の下で戦えて、嬉しかった。…アマデウスと立香さんに伝えておいて?ピアノ、聞けなくてごめんなさいって…貴方達といて、とっても楽しかった、って。」

 

「マリー…」

 

「心配しないで。すぐに追いつくから。」

 

「…待っています。」

 

そう言ってジャンヌとゲオルギウスはその場を去っていった。

 




一応いくつかコラボ特異点作ってるけど時間が流れすぎて忘れそう…

弓「ふむ。」

一応破片───概要みたいなのは書いたからいいんだけど…

…あ。それと、今回から分岐点になりそうなところに“運命の選択”を置きます。選択次第で終局特異点の展開が変わり、アルターエゴ“無銘”の運命が決まると思ってください。

弓「我は“救う”に一票よ。」

裁「私も同じく…」

ちなみに私とここにいる二人も選択には参加します。期限は運命の選択が現れた話の次の話が投稿される日の12:00まで。今回の場合は2021/03/23の12:00までですね。…脅しとかではないですが…もしも、運命の選択において私が本来想定していない選択がされ続けた場合───



















それは、“誰か”が悲しむことになるでしょう。

オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?

  • 剣士、魔術師
  • 騎兵、暗殺者
  • 槍兵、騎兵
  • 剣士、剣士
  • 狂戦士、魔術師
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。