狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「わぁ…」
なんか…ありがとうございます。文章力ないこの作品に…
朝になった。私とアルはあの後、リューネちゃんの笛の音色を聞きながら眠っちゃったみたい。
「おはよう、リッカ殿。よく眠れたかな?」
「…うん。ありがとう。」
「それはよかった。」
リューネちゃんとアル、私は皆のいるところへといった。
「これで全員か?この中で軍を率いた経験があるのは……俺と、英雄王。それと…」
「私も、一応。とはいえ、軍を率いての侵攻というよりは悪人の討伐・捕縛戦だっただけなんだけど。」
ミラちゃんもあるんだ…
「ふむ。ジークフリート、貴様が指揮を執るがいい。ミルドは…どうする?」
「私は…ちょっと考える」
「すまない。…とはいえ、おれも国という国を郡で攻め落とすような軍歴があるわけでもないが。」
今の状態は、敵のほとんどは私達よりも弱い。けど、私達の居場所は既に知られている。
なら、背後を突く奇襲は使えない。だったら───
「「正面突破!!」」
清姫さんとエリザベートさんがそう言った。
「ファヴニールは俺とマスターのグループが受け持とう。他のみんなはサーヴァントやワイバーンたちから俺達を守ってほしい。」
「なら、ワイバーンたちは僕とルーパスがやろう。…ルーパス、これを。」
リューネちゃんがルーパスちゃんに何か渡していたのが見えた。あれは…石?…でも、それを見てルーパスちゃんが目を見開いていた。
「リューネ…これ…!!あの宝具を…?」
「あぁ。僕らなら何とかなるだろう?」
「…分かった。付き合うよ。」
「ありがとう、ルーパス。」
「…空中戦、って言うなら私がルーパスさんとリューネさんを足場とかで補助するよ。上空のワイバーンは私達に任せて。」
何するのか分からないけど、なんか宝具を使うみたい…?
「ふふふ!私達は戦場を一気に駆け抜ければいいのかしら?楽しそうね!」
「僕はマリーのお目付け役、かな。…もう、目を離したりしない。」
アマデウスさんはそれでいいと思う。直感も激痛も反応してないけど、万が一っていうのはあるから。
「よろしくね、アマデウス!」
「…リューネ。」
「うん?」
「終わったらもう一度、一緒に演奏してくれるかい?」
「あぁ。構わないさ。いくら君が変態だとしても、それは音楽には関係ない。僕も音楽は好きなのさ。」
「そうか…」
「…消えるなよ?アマデウス殿。」
「当然だ。君の方こそ、気をつけろよ?」
なんか、音楽家同士の友情?みたいななんというか。
「…あ、子ジカ。アタシ、ちょっと殴り合いたい奴がいるんだけど…アタシはそっちに専念させてもらってもいい?」
エリザベートさん…?…あ。
「…うん。いいよ。」
「ありがとう。暇だったらその後も手伝ってあげてもいいけどね。」
「負けない、よね?」
「えぇ。」
「しくじるなよ、エリザベート。決戦とはいえ、戦力が少なることはこちらにとっても痛手になるのでな。」
「任せなさい、ゴージャス!アンタもしくじるんじゃないわよ!」
仲がいいのかな?
「私はマスターをお守りしますわね。攻撃的な意味で。」
「ありがとう、清姫さん。」
「いえ。」
「危なくなれば鐘に逃げ込めばよい。」
いや、それは…
「私は…皆さんの守護をいたしましょうか。」
「私は先輩を護ります。」
「攻撃の蛇、防御の茄子、とな。マスターの護りは任せたぞ、マシュ。」
「…はい。」
私はジャンヌさんの方に目を向けた。
「私は“竜の魔女”と戦います。…疑問を、問わなくては。」
「…お兄ちゃん」
〈あ?〉
「私の部屋に行って、あのペンダントを持ってきてくれる?」
〈ん…あぁ、あれか。待ってろ。〉
通信の向こう側からお兄ちゃんがどこかに駆けていく音が聞こえた。
「あのペンダント…とは?」
「私の宝物。…友達から貰った、大事なプレゼント。」
「え…」
〈ほい、持ってきたぞ。転送する。〉
その言葉の後、私の眼前に薄紅色と橙色のペンダントが現れた。
「ありがとう。…ギル。」
「む?」
「クローゼット…衣装ケースみたいなのある、って言ってたよね?」
「む、言いはしたが…使うのか?」
「…うん。友達と力を合わせれば、なんとか…」
「…無茶はするなよ」
そう言ってギルは波紋から一つのケースを取り出してくれた。
「…好きに選ぶがいい。」
「……」
私はケースを開いて、そのケースの中に手を入れた。…中に入ってるものが分かる。それにしても…
「ギル、聞いていい?」
「何だ?」
「どうして女の子用の服とかもあるの?」
私が引き抜いたのは白い服。多分、これなら合うと思うけど…なんで普通にスカートとかワンピース…あとセーラー服とかもあるの?
「ふ、自らの姿を偽るために揃えたにすぎん。」
「そう…ジャンヌさん。これ、着てみて?」
「え…あ、はい…」
「ふ、男どもは見るなよ。」
そうギルが言った直後、ジャンヌさんの周囲に黒色の膜みたいなのが展開された。
「これは…」
「夜の帳よ。着替え終われば声をかけよ。」
「あ…はい。」
しばらくの間、着替えの音が響いた。アマデウスさんはマリーさんがいるからか少し大人しかった。
「…お待たせしました。」
着替えたジャンヌさんは本当に“白い聖女”っていう感じだった。
「まぁ!ジャンヌ、その衣装、とっても素敵ね!」
「マリア、今は茶々を入れない方がいいんじゃないか?」
「む…本当なんですもの!リッカさんは衣装を選ぶ才能がありますのね!」
その言葉に私は首を横に振った。
「私じゃないよ。友達に力を借りたの。……って言っても、私がそう思ってるだけなんだけど。コーディネートは友達の方が凄いから。」
「そうなのですね…」
「…また、会えるといいな…」
〈リッカ…〉
そのマリーの声に、私は首を横に振った。
「大丈夫。今は、人理焼却をどうにかしなきゃ。そうじゃなきゃ、私達の未来はない…そうなんでしょ?」
〈…ええ。頑張りましょう。〉
「…あぁ、大将首は我が貰おう。貴様等は敵に王手を、我は敵に詰みをかける。それでよいか?」
そのギルの言葉に私達は頷く。
〈スタッフ一同、睡眠十分食事十分で万全の状態です。〉
〈感知は任せろ。〉
〈いい?必ず、生き残ってちょうだい。これは所長命令よ。〉
その言葉に、私達は頷く。
「いこう、皆。私達の未来を、この星の未来を…切り開くために!」
「よっしゃ!燃えてきたぜ!!」
「───必ず、勝とうよ!」
その言葉に、全員が頷いた。
「…それじゃあ、私達は上空から。…来て、“レン”!」
そのミラちゃんの呼び声で、赤い飛竜が召喚された。それを私は、知っている。
「火竜…リオレウス」
「あれ?リオレウスは知ってたんだ。」
「…まぁ、ね。」
そう呟いた後、ルーパスちゃんたちは空に飛んで行った。
「…じゃあ、またあとで~!」
そのルーパスちゃんの声の後、私達もオルレアンに向かうことにした。ミラちゃん、私達用のモンスターも召喚してくれてたから私達も早く行けるっていう…
───side リューネ
拠点で別れた後。僕たちは、オルレアン付近の上空にいた。
「レン、ここで滞空。…足場、展開。」
ミラ殿がそう呟くと、白色の薄い板のような足場が空中に展開された。
「…ん、これでいいかな。もう降りて大丈夫だよ。」
その言葉に、僕とルーパスは恐る恐るその足場に足を降ろす。…落ちる感覚は、ない。
「凄いな…これは?」
「足場の展開魔法。無属性のね。水属性だと水場になるし、火属性だと溶岩になる。氷属性だと雪原、雷属性だと天空で龍属性は墓場。属性によって足場の質が変わるの。何もない平面が無属性だからね。…それより、来るよ。」
ミラ殿の言う通り、ワイバーンたちが近づいてきていた。
「…問題ない。僕の宝具も使う準備は出来ている。後は詠唱のみだ。」
僕が今着ているのは、フィリアX防具一式だ。武器は“THEグレゴリア”だ。
「なんかその装備見るの久しぶりだなぁ…」
そう言うルーパスが着ているのは龍紋防具一式。武器は“赤龍ノ穿ツ矢・龍”と言うらしい。
「結構この龍紋防具痛いんだけどね。まぁ強いのもあるから使わなくはないけど。」
「龍脈覚醒、だったか。」
「うん…っと、来るかな。」
ワイバーンの方を見ると、既に突撃してきているような状態だった。…射程内、か。
「解放する。それは我が装備に宿せし龍の力。それは天を廻って戻る龍。その毒は、我が力となる。」
それは、龍の力の再現。古龍が持つ、その力の再現。
「宝具、解放。汚染せよ───“
そこまで唱えたところで、僕の───いや、僕達の周囲を取り囲むように黒色の霧が覆った。
「……アァァァ…」
「…なった、か。」
「…うん。」
少しだけ、意識が朦朧とする。同時に、僕とルーパスの身体に黒色の光が纏わりついているのが分かる。───“狂竜症”の初期症状だ。
「…行くぞ、ルーパス。」
「…うん」
僕達は自分の武器を構え、ワイバーンたちに襲いかかった。
裁「…あのペンダント…」
…知ってる、でしょ?
裁「…うん。」
……さてと。どうなるかな…
オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?
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剣士、魔術師
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騎兵、暗殺者
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槍兵、騎兵
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剣士、剣士
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狂戦士、魔術師