狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「ほんと…最近遅くなるよね」
素材集め…
裁「…」
私達はサーヴァントたちと。正方のジャンヌさんは負方のジャンヌさんと。それぞれ対峙する。
「燃えろぉぉぉ!!滾れ、我が憤怒!!」
「っ…」
負方のジャンヌさんの声が聞こえてくる。けれど、私はそれだけに気を避けるわけじゃない。
「…そこです!」
アルトリアさんは対峙していたセイバーのサーヴァントに剣の一撃を入れる。
「これが私とは、皮肉なのか。私と比べて劣る、まるで未熟な私を見ているような気分だ。───
エミヤさんは対峙していたアーチャーのサーヴァントへと剣を投げつけ、爆発させる。
「甘ぇ甘ぇ!そら喰らいな!てめぇにはこの程度で十分だ!“
クー・フーリンさんは赤い槍で対峙していたランサーのサーヴァントを穿った。
「ふふふ───」
メディアさんは怪しく笑いながら竜牙兵、っていうのを召喚してキャスターのサーヴァントと対峙してた。
「…これが、私なのですか。…そう、ですか…」
メドゥーサさんはほとんど言葉を発さずに対峙していたライダーのサーヴァントをボコボコにしていた。
「ふむ…なんと、懐かしいような懐かしくもないような。まぁどちらでもよいことですな。」
小次郎さんは対峙していたアサシンのサーヴァントの攻撃を避けながらじわじわと追いつめていた。
「■■■■■───!!」
ヘラクレスさんはそのまま対峙していたバーサーカーのサーヴァントをボコボコにしていた。
…これで、7騎。残る相手のサーヴァントはというと…
「…っ!」
総て、アルが戦ってる。
「アル…」
アル以外のサーヴァントたちはみんな、他に出てきたモンスター達を抑えてくれてる。そして、アルは武器を変え、動きを変え───9騎のサーヴァントをたった1人で相手にしている。
「…やぁっ!」
これは、アルが自分で望んでこの状況を作り出した。それは、わかってる。…でも。
「…心配、だよ…」
私には見ていることしかできない。コードも書き換えられなければ、何かを補助することもできないから。あんなに早く動かれてると、ガンドを打ちたくてもアルに当たりそうで怖い。
キィン!
そんな金属音が響いたと思うと、アルが手に持っていた剣が相手のサーヴァントに弾かれて飛んでいっていた。
「───アルっ!」
「───シッ!」
アルは迫ってきていた相手の剣を蹴り上げ、相手の懐に手を当てた。
「───
そう叫んだ瞬間、アルの手から炎が吹き出し、相手を吹き飛ばした。
「うっそ…」
「…なんとなく、わかってきた」
そう呟いたアルは、もう一度剣を召喚し、今度は剣に風を纏わせた。
「───虹の欠片の力は属性。」
そのままアルは、アルが吹き飛ばして倒れているサーヴァントに向けてその剣を振るう。すると、風の刃みたいなのがサーヴァントに向けて飛んでいった。
「私は、その力を使う受け皿。」
そう呟きながら、近づいてくるサーヴァントに向けて剣を振るう。振るうたびに風の刃は発生して、私の目の前に来ると消滅する。
「いくつもの力を使うための、一つの器。」
今度は水を発生させ、サーヴァントの攻撃を防ぐ。
「けれど、私の性質は虹じゃない。」
その水が風に変わり、襲ってきたサーヴァントを切りつける。
「私の性質は───私の本当の性質は何?」
戦いながら呟くアル。
「銘を持たず、存在が不定な者───それが私?」
「…アルは、アルだよ。」
「私は、私───?記憶がないのに?」
「記憶があっても記憶がなくても───アルはアルだよ。私の一人のサーヴァント。記憶がないなら、作ればいい。これから…!」
「───もしも、記憶が戻ったら?」
「それでも…貴女は貴女だよ!」
「───」
アルは戦いながら考えこんでるみたい。
「───星」
「え…??」
「星の…アルターエゴ。虹じゃ、ない。私の性質は…星…?」
「アル…?」
「…分からない…でも、そろそろ終わらせる。」
そう言ったとき、アルの魔力が跳ね上がった。
「…欠片。虹の欠片───この宝具、
そう言葉を発した時、周囲が暗くなった。いないのは…ジャンヌさん達だけ。
「マスター、これは…?」
アルトリアさんが困惑気味に聞いてきたけど、私は首を横に振ることしかできなかった。
「開け、七色のトビラ───煌めけ、七色の星。開け、六性のトビラ───煌めけ、六性の星。」
そう詠唱がされると、その暗い空間に13個の光が現れた。
「輝け、双璧のヒカリ───紡げ、双璧の極星。輝け、運命のヒカリ───紡げ、運命の微星。」
さらに追加で、3つの光。───あれは、あの並びは───
「
「第一宝具、
その名前は、前に使っていた技。だけど、詠唱と演出が全く違うのは何故…?
「───
その瞬間、16の光線が相手のサーヴァントそれぞれを襲った。
「フィナーレ。」
そんな声が聞こえたかと思うと、最後に一際大きな光線が相手を襲った。
「…」
光が収まった時、既にその光の着弾点に相手のサーヴァントの姿はなかった。
「嘘…」
「…終わった」
そう言ってアルはその場で倒れた。
「ちょっ、アル!?」
「大丈夫、疲れただけ…」
そう言うと真っ暗だったのも元に戻って、ルーパスちゃんたちの姿が見えた。
「あ、リッカ!」
「ルーパスちゃん…」
「心配したんだよ…?いなくなってるから…」
「…ごめん、宝具のことよくわかってなかったし…」
「アルのさっきの宝具ってどんなものなの?」
「…まだ詳しいことは分からないけど、夜天の結界で周囲を覆い、北斗七星と南斗六星、それから北極星と南極星、添え星の力を一気に叩き込む宝具…みたい。」
そういえば、ポラリスって北極星のことだ…
「…ジャンヌはまだ戦ってる。見守るしか、ないよね。」
「…うん。」
私達はその場でジャンヌさんの戦いを見守った。
無銘の完全な状態の第一宝具。夜天の結界で周囲を覆い、北斗七星と南斗六星、北極星と南極星、添え星(死兆星といえば伝わりやすいかもしれないが)の力を一気に砲撃として叩き込む宝具。本来の詠唱では星の名前を読み上げる必要がある。不完全な状態である“
とりあえず宝具情報更新。固有結界と対界宝具の合わせ技みたいな?
裁「対界宝具なの!?」
「まぁアルターエゴの最後の詠唱にもあるように“星の裁き”だからねぇ…」
裁「えぇぇ……」
オルレアン修正後に召喚するサーヴァントのクラスは?
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剣士、魔術師
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騎兵、暗殺者
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槍兵、騎兵
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剣士、剣士
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狂戦士、魔術師