狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「大丈夫……?」
〈リッカちゃん達がもうそろそろガリアに着く。ミラちゃんもそろそろ降りれるかい?〉
「ん…」
私達はエトナ火山から帰り、ローマに戻った後ガリアという場所に行く事になった。
「……ファル、高度下げて。」
「ヒュァァァァ…」
ファルが私の言葉で高度を下げる。やがて見えなかった人々達が見えてくる。
〈英雄王は文句言ってたけど、ミラちゃんは遠征に文句言わないんだね。同じ王様なのに。〉
「王様じゃなくて王女なんだってば……まぁ、私自身遠征とかあったから。これでも私のいた世界では最高クラスのサマナーだし。」
〈へぇ…特第一位のロストサマナー、だっけ。〉
ロマンさんの言葉に頷く。
「ロストサマナー───喪失の召喚術師。喪失されたはずの召喚術を用いているように思われる召喚師。以前に見せた黒龍“ミラボレアス”含めて、全ての獣魔に己の力のみで勝利を収めなければなることはできないクラスで、私以外になれる人がいなかったクラス。」
〈っていうことは……君はもしかして世界最強なのかい?〉
「……さぁ、どうだろう。召喚術を使えなくても強い人はいるからね。一言術式も極めれば結構な威力になるし。どの術式が最強、っていうのはない。」
〈へぇ…ボクらも使えたりするのかな、ミラちゃんの世界の術式…〉
「……さぁ、どうだろう。……周囲に敵対反応無し。たぶん安全………ん?」
私の感知に引っ掛かりがある。
「……この反応…サーヴァント?数は2騎、だね。」
〈えっ…分かるのかい?〉
「魔力感知は基本中の基本だよ?」
〈……いや、まぁそれはそうなんだけどさ。さっきから敵に気がつくのが早いんだよね。〉
「戦場では常に気を張っておかないとどこから奇襲されるかとか分かったものじゃないし。えーと……サーヴァント反応は2つ、その周囲に生きてる人間の反応が複数……精度は悪いけど───人間達の感情は落ち着いている。」
〈感情───そんなことまで分かるんですか!?〉
「精神感応術・念話術なんて大体のサマナーが使える術式だよ?たまに言葉が通じない子達がいるからその子達に対して話をするときに、ね。」
そんな話をしている間にファルが地面に降りた。私はファルを縮小魔法で小さくしてから肩に乗せてリッカさん達と合流した。
「皇帝ネロ・クラウディウスである!これより謹聴を許す!ガリア遠征軍に参加した兵士の皆、余と余の民、そして余のローマの為の尽力ご苦労!是よりは余も遠征軍の力となる。一騎当千の将も、ここに在る!」
ネロさんが野営地の兵士達に声をかける。
「この戦い、負ける道理がない!余と、愛すべきそなたたちのローマに勝利を!」
ネロさんがそう言った途端、野営地のあちらこちらから歓声が上がる。……うん。懐かしい。
「おや。随分と早い到着だったみたいだね。あんた達が噂の客将達だね?」
そこに私達のほうへと近づく2つの影。
「おぉ、ブーディカ。皆、紹介しよう。こやつらは余の客将で───」
「いいって、自分の名前くらい自分で名乗るから。」
「……む、そうか……すまぬ、余は少し休ませて貰ってもよいか?頭痛が酷いのだ。」
「ん、いいよ。この子達はあたしが見ておくから。」
「すまぬ。」
そう言ってネロさんは私達から離れていった。
「……じゃ、改めて自己紹介。あたしはブーディカ。気がついてると思うけど、正統ローマに協力するサーヴァントだ。」
「ブーディカ……ブリタニアの女王…?」
リッカさんがそう呟いたとき、ブーディカと名乗った人が驚いたような表情をした。
「……へぇ?詳しいんだね、お姉さん。ま、その辺は気にしないでよ。で、こっちにいるのが───」
「───圧制者」
「…へ?」
「見つけたぞ。まみえたぞ。出会えたぞ───その力、その魂、その声、その威光。ようやく見つけた、ようやく出会えた───」
その男性は震えながらこちらを見た。……え?
「ちょっと、スパルタクスッ!?」
「そなたこそ、圧制者の究極───圧制者の原点、圧制者の起源にして頂点!!」
その男が持つ剣の先を向けられているのは────私。
「我が生涯、我が信念、我が想い───総てをそなたへと捧げよう!!起源なる圧制者ァァァァァ!!」
「───龍風圧障壁展開っ!!」
咄嗟に叫び、龍風圧による障壁を展開する。ギリギリで防いだけど、すぐに破られる。
「今こそ汝を抱擁せん───!!!」
「く───!」
どう言う、こと───!?それに、“起源なる圧制者”って───!?
スパルタクス私分からない……
裁「使ってないもんね」
あとセプテムに運命の選択発動させられるかどうか不安。
セプテム修正後に召喚するサーヴァントは?
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