狩人達と魔術師達の運命、それからあらゆる奇跡の出会い 作:Luly
裁「あ…そうだったんだ。」
私あまり歴史詳しくないですから。リッカさんは詳しいんですけどね。
〈さて、神様がいるって言う島に着いたわけだけど……〉
私達は軍の人達の方を見た。
〈……大丈夫なのかな、あの人達。〉
「一応ミラさんとジュリィさんが回復させてはいるみたいですが…どうなのでしょう」
〈時に宙を舞い、時にドリフトターン……どういう技術をすればそうなるんですか……〉
ルナセリアさんが疲れたように言った。
「……?」
直後、直感に反応する何か。
「……ドクター、何か近くにいる?」
〈サーヴァント反応が近づいて………ん?違う。正常なそれとは違う……?これは……〉
「そうね。普通のサーヴァントではありませんもの。」
その場に響く声。その方を向くと紫髪の女性…女性、というよりは、少女がいた。私達の中で1番身長が近いのはルーパスちゃんかな?……紫髪のツインテール、か…
「ご機嫌よう、勇者の皆様。当代に於ける私のささやかな仮住まい、形ある島へ。……あら。どんなに立派な勇者の到来かと思ったのだけれど……サーヴァントが混ざっているなんて驚きました。残念、人間の勇者を待っていましたのに。」
一応私達のパーティって比率的には人間の方が多いはずなんだけど……違ったっけ?人間7、猫2、狼1、半英霊1、英霊2だよね?
〈嘘……反応からすれば確かにサーヴァント……ですが、違います!〉
違う?
〈数値で観測できるほどの神性…!彼女は間違いなく、女神なんです!〉
「えぇ、その通り。私は女神。名は───“ステンノ”。」
ステンノ───その、名前は。
「ギリシャ神……ゴルゴーン三姉妹の長女……!ステンノーはギリシア語で“強い女”───」
「ふふ、詳しいですのね───」
「───そしてメドゥーサさんが怪物にされたことに抗議した妹を溺愛する姉!」
「───」
「ほう?」
〈………何かの間違いではないですか?〉
あ、メドゥーサさん。
「あら、駄メドゥーサ。なるほど、彼女から懐かしい気配がすると思えば。あなたはそちらにいたのね。」
〈……はい、上姉様。〉
「出てくればよろしいですのに。サーヴァントはマスターの護りが役目でしょう?あなたの雄々しく強い力はなんのためにあるのかしら。」
〈いえ……今回に限っては適任、というか私よりも強い人達がいますので…〉
「そう…使えないわね。」
「……ねぇ、ギル?神様っていないんじゃ…」
「恐らくこの自らを偽る神は戦う力などないのであろう。強いからここにあるのではなく、弱いからこそここにある。こやつの存在意義は絶対者としてではなく偶像として。そうであろう、自らを偽る女神よ。」
「……えぇ、そうですわ。私に戦う力と言うものはそこまでありません。ただし、サーヴァントとして現界すると言うのもあり、少し頑丈にはなっていますが。神といえど戦う者ばかりではありませんわ。…それよりそこの貴方。」
ステンノさんはギルを睨んだ。
「“自らを偽る神”というのはどういうことです?私の姿が偽りだとでも?」
「貴様の姿を言っているわけではない。貴様の心よ。貴様は本心を隠している、違うか?」
「心、ね……そう。別にいいでしょう。妹が世話になっているようですし、あなた達に女神の祝福を与えましょう。」
そう言ってステンノさんは私達の方とは別の方向を向いた。
「海岸沿いに歩いていくと、洞窟があります。その一番奥に、宝物を用意したの。あなた達に差し上げますわ。」
「宝物…ですか。」
「ふむ…どうする、マスターよ。行くも行かぬも貴様次第よ。」
……なんとなく、行った方がいい気がする。けど同時に、嫌な予感もする……うん、決めた。
「行こう、洞窟に。」
私の言葉に全員が頷き、洞窟へと向かうことになった。
短くてすみません。
弓「次回は100投稿目であるが……良いのかこの調子で」
うーん…
セプテム修正後に召喚するサーヴァントは?
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剣士、剣士、魔術師
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魔術師、騎兵、剣士
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槍兵、狂戦士、弓兵
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暗殺者、剣士、剣士