〈艦これ×FGO〉神機残響海戦 七大洋 ~天地人の狭間~ 作:やみなべ
「珍しいね、鳳翔が相談なんて」
「はい。お忙しい中、時間を割いていただいて本当に……」
「気にしないで、そのために設けた面談制度だし。あ、話し難い内容なら誰か立ち会ってもらう?」
「ぁ、いえ、その……は、恥ずかしいので」
「? まぁ、いいけど。それで、相談っていうのは?」
「…………最近着任された島風さんのことなのですが」
「スピードホリックなところはあるけど、特に問題はないって聞いてるよ。何かあった?」
「い、いえ! 彼女自身はとてもいい娘ですよ。早寝早起き、何事も早め早めに進めてくれますから」
「生活習慣からそうなのか。まさに“速き事島風の如し”だね」
「よくお手伝いもしてくれますし、本当にいい娘なんですよ。ただ、もう少しゆっくり食べて欲しいですけど」
「ああ。早食いはちょっと健康に良くないしね。分かった、その辺はそれとなく話してみる。ただまぁ、その辺は島風の性分もあるだろうし……」
「はい。私としても“できれば”くらいなので」
「ん? じゃあ、何が気になるの?」
「そ、その…彼女の服装が……色々と短すぎると申しましょうか、走り回ると見えてしまうというか……」
「……続けて」
「島風さんに限らずなのですが、どうにも皆さん個性的な服装なので。
べ、別に間違っていると言うつもりはないんです! ただその…今の私たちはこういう姿ですし、年頃の娘があのような格好をするのは如何なものなのかと……“古い”と言われればそれまでと自覚はしているのですが。どうにも、当世の服飾には慣れなくて」
(島風からすると、速さを追求した結果の格好らしいけど……鎧ならともかく、布面積を減らしたくらいじゃ別に速さにそんな影響はないだろうしなぁ。とはいえ、本人の拘りを否定するのもどうかとは思う。
だけど、保護者的な視点に立ちがちな鳳翔からすると、色々心配になるんだろう。でもまぁ……)
「なにか、いい案はないでしょうか?」
「ん~……まぁ、下着みたいな恰好…なんなら“履いてない”ってわけじゃないし、いいんじゃないかな」
「えっ!?」
「大丈夫大丈夫、大抵のことは慣れるから」
(ま、まさか…いえ、提督も健康的な殿方。でもだからと言って、あの娘たちで目の保養など……)
「?」
(……ない、ですね。“欲”はおろか、目に“性”の欠片も含まれてない。え? 逆に心配になるのですが……もしや、昔なにか手酷い目に合われたことでもあるのでは……)
(どうしてだろう。今凄く不本意な感想を持たれた気がする)
~鎮守府裏日誌~
硫黄島鎮守府では定期的に艦娘との“面談”が行われているよ。着任時の他、大体半年に一回くらいなんだけど、希望すればそれ以外の時でも可能なんだ。さらに、第三者の立ち合いも可能だったりと、結構色々融通が利くのさ。
内容は色々。悩み相談だったり、参加する作戦の方向性への希望だったり、趣味や特技、今後の展望となんでもござれ。もちろんすべてが叶うわけではないけれど、「対話」に重点を置く提督の考えが窺えるね。慣れてくると「言うだけならタダ」とばかりに結構色々と要望を口にする艦娘は多いけど、逆に初めの頃は基本的に提督が得意不得意なんかを足掛かりに一方的に質問する形が多いかな?
ちなみに、提督は艦娘たちの服装については「個性の表れ」位の認識だよ。際どい格好の娘も結構いるけど、特に動じることもなく「似合ってるなぁ」って穏やかな心持ちで受け止めているんだ。
まぁ、ああいう環境で過ごしていたから仕方ないよね。
ネタバレ上等の設定集、いる?
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いる
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いらない
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そんなことより続きはよっ
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全部晒してしまえwww