〈艦これ×FGO〉神機残響海戦 七大洋 ~天地人の狭間~ 作:やみなべ
「ふむふむ……」
“クマクマァ~”
「自分で話しておいてなんだが、面白いのか?」
「面白い、というか興味深いが近いかな。基本的に俺はみんなの戦闘を報告や記録でしか知ることができないから、こうして当事者の話を聞けるのは貴重な機会だよ」
“ゴロゴロ…にゃ~♪”
「そんなもんか」
「しっかし、球磨と多摩がねぇ……」
「ふっ、意外か?」
「ちょっと。どっちかというと可愛い系の印象だったけど、戦闘ではそんな感じなんだ」
「ああ、頼りになる憧れの姉だ。目標…と言ってもいい。“球磨型軽巡5番艦”であることは、俺の誇りだ」
“にゃあ~ん♪”
「……」
「な、なんだよ」
「いや、木曾ってあんまり言葉数が多い方じゃないのに、姉妹のことになると多弁になるんだなぁって」
“ク~マクマァ~”
「揶揄うな、ったく。趣味が悪いぞ」
「ハハハ……そういえば、大井と北上も球磨型なんだっけ。木曾も雷巡に?」
「なれる。だが、正直迷うところだな。北上姉たちのように雷撃を極めたいとも思うが、球磨姉や多摩姉のように軽巡として戦うのも捨てがたい」
(大規模改装、か。やっぱり似てるんだよなぁ……一定の水準まで達すると規格が一段階上がるところとか、容姿にも変化が現れるところとか。いや、マシュは外見年齢が一気に変化したりはしなかったけど。あ、でも艦種が変わったりとか、資料で読んだ改二以降の改装は再臨よりも“クラス”違いに近いかな?
けど、魔力さえ十分なら食事や睡眠なんかは必要なってわけでもないみたいだし、体調にも変化はある。髪も伸びるらしいから、今の状態で年齢が固定されてるってわけでもなさそうなんだよなぁ。やっぱり、マシュと同じ……)
「まぁ、最後はお前の判断に任せるさ」
「いいの?」
「ああ。艦隊のバランスなんかもあるだろう? それに、お前のことは信頼している」
“ぽ~いぽ~い”
「責任重大だな。できれば、希望くらいは聞かせて欲しいんだけど」
「精々悩め。それも司令官の務めだ」
「やれやれ……」
「しかし……」
“クッマクマァ~♪”
「?」
「……戦場ではあんなに頼りになる姉さんたちが、どうしてこうなった?」
「…………………………………さぁ?」
「ふにゃ…もっと(頭)撫でるにゃ~」
「はいはい」
「おほぉ~、提督に(肩を)揉まれると火照ってくるクマ~」
「二人とも、主語を抜くのやめない? 声だけ聞いたら誤解される」
「万が一にも胸とか尻とかだったら、大井姉辺りも黙ってないだろうな。だが、本当にお前何したんだ」
「いや、特に何も…………強いて言えば、こういうタイプには慣れてるからかな? そっちは見た目がキツネで名前はキャット、語尾が“ワン”だったけど」
「意味が分からん」
「ぽい~、提督さんの背中はなんかおちつくっぽい」
「……いや待て、いつからいた!?」
「え? 初めからいたよ」
「マジか……自然過ぎて気付かなったのか?」
「ところで……」
「どうした?」
「テートク―――ッ!? 執務室でなにしてるデース!!」
「早くここ開けるじゃん! 鈴谷には手ぇ出さないくせに、誰にちょっかいかけてんの!」
「鈴谷、離れるデース! 扉ごとぶっ飛ばしマース!」
「よーし、やっちゃえ金剛! 提督の確保は鈴谷にお任せぇ!」
「助けて」
「何やってんだアイツら」
「いっきますヨー…バーニング、ファイ…“メキャッ”…アウチッ!?」
「庁舎内は火気! 厳! 禁!! なのです!」
「げぇっ!? 電ぁ!?」
「艤装まで展開して、何をやってるんですか……」
「大和……ち、違うじゃん! これは全部てーとくがぁ……」
「話は反省室でじっくり聞かせてもらうのです。司令官も、事と次第によっては覚悟するのです」
「
“チラッ”
「正直に話すのが一番だと思うぞ。俺もフォローする」
「気持ち良すぎて足腰立たないクマ~」
「こんなの知ったら、もう昔の多摩にはもどれないにゃ~」
「「あっ」」
~鎮守府裏日誌~
提督の“ナデナデ”には不思議な魔力が宿っているらしく、球磨・多摩・夕立の三人はすっかり骨抜きなのさ。一部からは「ペット枠」とまで呼ばれているね。
普通はこんな美少女たちが無防備な姿を見せたら色々思うところがあるだろうに、提督は一切の邪念なく“ナデナデ”しているっていうんだからすごい話さ…と言いたいところだけど、流石に「裸エプロン」のグラマラスな美女で慣れている彼には今更な話なのかもしれないね。
ネタバレ上等の設定集、いる?
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いる
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いらない
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そんなことより続きはよっ
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全部晒してしまえwww