幽波紋の奇妙な幻想 《Drifted Destiny》 作:右利き
「…………」
場所は慧音の家。時刻は午後6時半をまわった頃。S・フィンガーズは居間に案内された後、家の主人である慧音と、顔に見覚えのない生物と一緒にちゃぶ台を囲んでいた。その上には3人分の料理が置かれており、また、それらを運んで来るのも黒い謎の生物である。
慧音には予定通りに招かれたわけであるが、この黒いやつらについては一切の説明を受けていない。慧音もほとんど気にしていないようで、S・フィンガーズはそのことに突っ込んでもいいのか分からずにいた。が、結局彼は口を開くことになる。
「慧音。こいつらは誰だ? スタンドか?」
「まぁ……どちらかというとそうなる……本人の口から聞いた方が理解は早いと思うぞ。F・F」
「……あたし? 慧音が知ってる情報で充分だよ。あたしはお腹減ったから、先に食べてる」
F・Fと呼ばれた短髪の真っ黒い女は、先のように言うと運ばれてきた味噌汁やご飯を口の中にかき込み始めた。食事前に「いただきます」と言うことを教えられたS・フィンガーズだが、その挨拶が無くとも慧音が許している辺り、彼女がお手上げ状態になるぐらいぶっ飛んだ者なのかもしれない。
作られた料理が全てそろうと、今までそれらを運んでいた黒い生物が食事中のF・Fの体に合体。影も形も無くなり、完全に彼女と一体化してしまった。
「F・Fのフルネームは『フー・ファイターズ』。見ての通り……いや、見ても分からないと思うが、プランクトンのスタンドだそうだ。本来の姿はもう少し人間から離れている」
「よろしくな。あんたの名前は聞いてるよ。『スティッキィ・フィンガーズ』だろ?」
「あぁ……」
「慧音に聞いてみたら、あたしたち
「話したのか?」
「え? あ、あぁ。言っちゃまずかったかな。謝るよ」
「それは構わない。だが、似た境遇ってのはどういう意味だ? お前もボスに?」
「…………? ボス……?」
頬にパンパンに食事を詰めた状態でF・Fは流暢に話す。慧音が「器用だな」と思っている中、S・フィンガーズが疑問を投げかけた。『似た境遇』というワードより、ブチャラティと同じようにF・Fの本体もディアボロに始末されたのではないか、と彼は推察しているのだ。
しかし、そんな予想は外れたようで、F・Fの頭の上には『?』が浮かんでいる。それもそのはずである。
そもそもF・Fの本体というのは、
「……知らないな。あたしはある神父に殺されたから」
「……神父…………そうか。じゃあ、俺の思い違いだな。どこの部分が似ているんだ?」
「う〜〜ん。自分で言うのも何だけど、仲間のために死んでいったってとこかなぁ。あんたはボスってやつを倒すために、あたしは徐倫の大切な物を守るために、ね」
「…………」
美味しそうな色に変わっている鯉にかぶりつきながら、F・Fは答える。彼女の顔は記憶を懐かしむような和やかなものでいて、対照的に悲しそうにも見えた。S・フィンガーズも、自分ではそんなつもりはないのだが、かつてブチャラティと行動を共にしてきたメンバーたちのことを思い出していると、色々な人に「悲しい顔をしている」と言われることが多い。きっと感覚は同じなのだろう。
F・Fの食事を見ていた2人、特に慧音は空腹が限界に近付いてきていた。小さく「いただきます……」と呟くと、箸を手に取って鯉の身をほぐし始める。S・フィンガーズの方も、空腹ではないのだが、そもそも自分は招かれた方であることをようやく思い出していよいよ食事を始めた。
「慧音…………これはマメだよな?」
「納豆のことだな。美味しそうだろう。私の大好物だ。オクラもあるし、ネバネバしてるのが気に入ったのか?」
「……いや…………それに、こっちはリンゴ……」
「刻んだ大根と
「…………」
ブチャラティが嫌いな食べ物は、何もマメ類だけではない。リンゴも嫌いなのである。
逆に好きな食べ物はと言うと、『カラスミソースのスパゲティ』、『ポルチーニ茸・ホタテ貝のオーブン焼』。中々ニッチで限定的な料理だ。しかも、どちらも海産物が入っているため、海の無い幻想郷では食べられない。S・フィンガーズにとって、それなりに残念なことである。しかし、目の前に出された料理を残すことはできないため、彼はなんとか頑張って完食するのだった。
「それで、フー・ファイターズ。お前はこの後どうするんだ? 行く当てはあるのか」
「あん? そうだな。こんな寒い時に外に出たくないし…………慧音。住まわせてくれよ」
「私の家か!? 空き家ならあるぞ。ここらには無いが、西の方、人里の端辺りならたくさん点在してる。そっちに行ったらどうだ」
「だからーーーー。動くのが嫌なんだよ。近くにあンだったらそっちに行くけどさ、無いんでしょ? 知らないかもしれないけど、プランクトンはデリケートなんだ。ちょっとした気温の変化ですぐ死んじゃうくらい」
湯呑みいっぱいに注がれた水を
だがそれは、慧音の家が近くにあったからこそできたことで、それよりさらに遠い場所へ移動するとなると命の危険は計り知れない。慧音としても決してF・Fを危険に晒したいわけではなく、彼女も心の中ではF・Fを泊めてやりたいとは思っている。
しかし、慧音には慧音の生活があり、それには金が必要である。そしてF・FはS・フィンガーズのように食事が不要なわけでない。プランクトンはスタンドではないからだ。
「だったら俺の家に来るといい。ここから近いし、俺は基本食事を取らないから金も余る」
「スティッキィ・フィンガーズ……やっぱり食べてなかったのか…………」
慧音は呆れ顔を向ける。無くとも大丈夫かもしれないが、それでも食事と一切無縁の場所に居続けられるのは寂しいものだ。彼女は定期的に外食に誘おうかと思案する。
F・Fはと言うと、S・フィンガーズの言葉に水分が多い瞳を輝かせていた。
「本当か!? やったーー! じゃあ、この甕ごと持ってってくれ。あたしは入ってるからさ」
「お、おい。それ、うちのだぞ! 持って行くのか!?」
「なんだよ。あたしが死んでもいいってのかァーー?」
「明日には返す。俺の家にも甕はあるからな。フー・ファイターズ、家に着いたらそっちに移れよ」
「はいはい。分かったよ〜〜」
3人はそれから、他愛も無い話を展開して小一時間ほど喋っていた。この時期はどこの居酒屋の酒が美味しいだの、冬はどんな妖怪が出てくるかだの、極限の環境たる冬では中々話題が尽きない。
夜中8時頃になり、S・フィンガーズはF・Fの入った甕を縄で縛る。慧音は「せっかくだから」と言い、F・Fに自分のお古の服や長靴をプレゼントしてくれた。家に泊めてやれなかったため、寒さ対策に気遣ってくれたのだ。それらを風呂敷に包み、甕を背負うと、慧音に別れを告げてS・フィンガーズは彼女の家を後にするのだった。
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S・フィンガーズの家。慧音の家から徒歩10分もかからない位置にあり、彼女の家よりこぢんまりとしている。というのも、彼の家は部屋と部屋を分ける壁が無いのだ。
戸を開けるとまず土間があり、左手にある段を上がると床が畳で囲炉裏が存在する居間。構造としてはめぼしいものは他になく、後は
S・フィンガーズは土間にある大きな甕を引っ張り出し、囲炉裏の側に置くと、背負った方の甕からF・Fに出てくるよう促して移動させた。
「なんだ。こっちの方が広いな。これなら移動しておいて良かったわ」
「今火を点ける。この砂よりも前に出るんじゃあないぞ」
「出るわけないだろ。水が吸われる」
S・フィンガーズが囲炉裏の中へ薪を突っ込む中、F・Fは壺風呂に入っているようにして火を待つ。
今はまだ寒いが、囲炉裏の中心が赤く染まり始めるとパチパチという音とともにほんのり熱が伝わり始めた。寒さに凍えていたF・Fは思わず手をかざす。S・フィンガーズは明日にすぐ甕を返せるように戸の前に慧音の甕を置くと、くすんだ色の座布団を押し入れから出して囲炉裏の側に座った。
「なぁ、スティッキィ・フィンガーズ。良かったらさ、あんたの話とか聞かせてくれよ。スタンドのよしみだぜ」
「……俺の話?」
「そう。あんたはこの村を守ってるって慧音から聞いた。あんたを受け入れてくれた人里へ、その恩返しに用心棒をやってるってな。あたしからしたら、変わり者だと思うわ。貢献するのは分かる。でも、命を落とすかもしれないのに戦い続けるのは、普通家族や親友のためにこそできることだと思ってる。あたしはそうだった。初めて訪れた人里で、初めて出会う人間たちに対してどうしてそこまでできるんだ?」
「…………」
S・フィンガーズは黙って聞く。F・Fの考えは珍しくとも何ともない。普通のことだ。S・フィンガーズもそれを理解している。しかし、それでもS・フィンガーズが人里のために戦っているのはハッキリとした理由があるのだ。人里のあらゆる人間から信頼される、その源となるような理由が。
F・Fから問われたことを答えるのに、長く考える必要は無かった。
「俺は自分が正しいと思うことをやる。それだけだ。自分にできることをやる。そんな考えがあるのは
「…………なるほどね」
「逆に訊くが、お前はどうなんだ?」
「あたし?」
質問を返されるとは思っていなかったようで、F・Fは思わず質問に質問で答えてしまった。学校で教わったことはないし、テストもしたことも、する予定もないので大丈夫ではある。S・フィンガーズも気にしていない。
そんなF・Fだが、彼女の顔は慧音の家で浮かべたような、懐かしさと寂しさの両方を含んだ表情へ再び変わりつつあった。それを見て「話したくないなら、無理しなくてもいい」と言おうとしたS・フィンガーズだが、その前にF・Fが口を開いた。
「あたしは、生きることは思い出を作ることだと考えてる。あたしがまだ生きてた頃、命が危ない父親のために命懸けで戦う親友ができた。徐倫って言う名前のね。徐倫や他の仲間が命懸けで戦えるのは、きっといい思い出があるからだとあたしは考えてたんだ。それこそが『知性』だと。あたしは、彼女らとの思い出を守るために戦ってたのさ」
「思い出か……」
S・フィンガーズはブチャラティの記憶を思い出す。彼がギャングに入った理由は、流通する麻薬を止めるため。そのキッカケになった出来事とは、彼の父親が麻薬売買の現場を目撃したことによって殺されかけたこと。
F・Fの言うことには一理ある。両親は離婚してしまったが、ブチャラティとその父親にはいい思い出がある。そのために彼は戦っていたとも言えるかもしれない。
知るところではないが、何事も思い出がキッカケなのだ。ジョルノがギャングを目指したことも。仗助が町のために戦ったことも。承太郎がDIOに
「『自分が正しいと思ったことをやる』か。それもきっと、思い出がキッカケなんだ。決めたわ。あたしはあんたのために戦う。この幻想郷で出会った初めての仲間であるという思い出のためなら、あたしはあんたに手を貸せる」
「初対面の相手を、そこまで信頼するのか?」
「普段のあたしだったらしてないわ。でも、どうしてだろう。あんたはどう思う?」
「俺も分からないな。だが、俺もお前のことなら信頼できる。一緒に戦ってくれるなら、頼もしいぜ」
2人は囲炉裏を挟み、そのまま一夜を明かすのだった。
S・フィンガーズはF・Fの最後の問いに、「慧音が何とも反応していなかったから」と答えようかとも思っていた。しかし、結果として彼がそれを言うことはなかった。
嘘を吐いていたわけではない。実際に言ったことも本当に思っていたし、心の中にしまい込んだ言葉も本心である。同じく人里にいるキラークイーンとはまた違う
『スタンド使いはスタンド使いと引かれ合う』と言う者がいる。彼らを引き、会わせるのは一体何だというのか。
ある神父は『人と人との間には『引力』がある』と。
ある彫刻家は『我々はみな『運命の奴隷』』だと言う。
人の出会いも『重力』であり、それに囚われている以上は『運命』に逆らい、変えることはできないのだ。
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翌日、F・FとS・フィンガーズの2人は慧音の家へ甕を返すと、揃って人里の大通りを歩いていた。
S・フィンガーズは以前購入した暗い青色の上着を羽織って。F・Fは慧音から貰った上下の服と長靴を身につけ、冷たい水と寒さ対策を徹底している。先日は雪が多く降ったため、その影響で大通り全体が雪解け水でグチョグチョになっている。道行く人は皆、F・Fと同じように長靴を着用しているのだった。
「おや、スティッキィ・フィンガーズさん。その人は? あんたにも恋人ができたのかね」
「彼女は新しく幻想郷に訪れたスタンドだ。敵ではないし、俺の恋人でもない」
「よろしく。おっさん」
「え……あ、あぁ……よろしく頼むよ…………」
(じょ、上品じゃあないのね…………)
「おぉ、スティッキィ・フィンガーズさん! その子は? もしかして彼女かな!?」
大通りを歩く人々、そのほとんどがS・フィンガーズを目にすると、彼の元へと寄ってくる。それは彼の人柄の良さと人里へ貢献したことの賜物であり、昨夜S・フィンガーズが言っていたことを裏付けるものでもある。正義のために戦う、彼と言う名の真実。
しかし、寄ってくる者は大概、どいつもこいつもF・FをS・フィンガーズの恋人、彼女呼ばわりしてくる。
「それで、スティッキィ・フィンガーズ。これから何をする予定なんだ? あたしを引っ張って来てさ」
「里の東の方に集会所がある。里の中でもそれなりに大きい建物なんだが、その管理者に雪下ろしの手伝いを要請された。お前にも手を貸してほしい」
「あ!? 戦うとは言ったけど、雑用まで一緒にやるとは言ってねェぞッ! あたしはよォォーーーー!」
「デカい声を出すな。目立つぞ」
S・フィンガーズはF・Fを宥める。ハッとした彼女が周りを見回すと、言われた通りに大勢の人々が自分たちに注目していた。
刑務所という特殊な環境にいた彼女にとっては、この状況は慣れたものではない。文句を言うトーンをできる限り低くして、F・FはS・フィンガーズに抗議する。しかし雪下ろしは決定事項。S・フィンガーズはF・Fの言葉を左から右へ聞き流し、ズンズンと集会所へ向かった。
「クッソォ〜〜〜〜……あたし寒いのはダメって言ったじゃあねぇか……」
「手袋でも貸してもらえ。それとも一人で帰るか?」
「分かった。行くよ! ここまで来ちまったしな……」
『おーーいッ! スティッキィ・フィンガーズさん!!』
「うん?」
並んで歩く2人の前方から、一人の男が駆けて来る。身長は2人と大差無く、年齢はおそらく二十代前半ぐらい。F・Fはもちろんのこと、S・フィンガーズも彼の顔は知らない。いや、見たことはあるのかもしれないが、少なくとも彼の記憶に無い男だ。
冬だというのに汗を垂らし、長靴を履いたままおぼつかない足で走っている。相当疲れているようだ。長靴は走りづらいため、疲労も余計に溜まるだろう。
2人の前まで来ると、男は膝に手を突いて肩で大きく呼吸する。近くで見たが、間違いない。彼は知らない男だ。
「スティッキィ・フィンガーズ。知り合いか?」
「いや。見たこともない。何か用か?」
「えぇ!? 嘘ッスよね!? この前俺の店に寄ってくれたじゃあないですか」
「店に?」
「はい! 先月、うちの雑貨屋で物干し竿とかちっちゃい座布団とか、色々買っていただいて!」
「……スティッキィ・フィンガーズ?」
話を聞く限り、彼はS・フィンガーズに会っている様子。しかし、S・フィンガーズ本人は彼のことを全く憶えていない。F・Fからの視線が刺さる彼だが、S・フィンガーズも嘘を言っているわけではない。本当に知らないのだ。その理由とは。
「……雑貨屋。確かに行った記憶がある。だが、応対したのは女性だったぞ。お前のような男じゃあない」
「…………おい? お前どういうことだ。スティッキィ・フィンガーズと言ってること食い違ってんぞ?」
「い、いや……だってその時、俺ちょこ〜〜っと怖くて、店の奥に隠れてましたから……ヘヘ」
「じゃあ知らねぇのは当然じゃあねェーーーーかッ!!」
「はブゥ!!」
男の顔面にF・Fの拳がめり込む。全力のパンチではないものの、彼女は人体を簡単に引き裂ける程度の力は持ち合わせている。その衝撃、ただの「痛い」では済まないに決まっているのだった。
崩れ落ちる彼の体を、F・Fは胸ぐらを掴んで引っ張り上げる。先程から少しイライラしている彼女は、八つ当たりで彼にもう一発食らわせよういうのか。もちろん、そんなことをS・フィンガーズが許すはずがない。すかさず制止する。
「おい、やめろ。フー・ファイターズ。お前のパワーで殴ったら次は死ぬぞ」
「違うぜ。スティッキィ・フィンガーズ。こいつ、「用がある」って言ってたから要件を聞き出すだけだ。おい、生きてるだろ。さっさと答えろ」
「ヒッ、ヒィィ〜〜〜〜」
彼は殴ったF・Fに完全に怯えてしまっていた。揺さぶっても、声を掛けても、全く反応しない。S・フィンガーズは彼女を叱り、彼女は2人に謝りながら男を揺さぶる。ここでF・Fの評判を下げるのは良くないことだと理解しているS・フィンガーズだが、同時に彼女の扱いに困る未来が見え、不安にもなるのだった。
そんなやり取りを数分間続けていると、スタンド2名は3人のはるか前方から煙が立ち昇っているのに気付く。何かが燃えているのではなく、どちらかというと土煙や埃のようなものだとすぐに分かった。
「あ! あれでふッ! おりぇが伝えたかったのは、あいつらのことでふゥ〜〜ーーッ!」
「あいつら?」
男が震える手で指差した先、土埃が徐々に晴れていくのを凝視しながら待つ2人。すると、その中からいくつかの人影が揺らめいているのが分かった。いや、人ではない。人のように手足が2本ずつだが、シルエットはまるで違う。炎を
鮮明になってきてようやく分かった、その姿は!
『キャホォォォーーーーアァアァァァッ!!』
「な、何だあいつらッ!! 猿か!? ゴリラかッ!?」
「妖怪か……ッ!」
現れたのは類人猿に似た生物。影で分からなかった、揺れていたものの正体はやつらの体毛だ。頭数も片手で数えられるものではなく、二桁に到達している。
あの猿に似た妖怪たちは家屋を荒らして回っているようで、倒壊させた家の中から野菜や調味料が入っていると思われる壺などを略奪している。男が伝えたかったのはこいつらの進撃のことだ。S・フィンガーズなら何とかしてくれると、彼は信じてここへ来た。
「や、やつら……この時期になるといつもやって来る! その時は畑を荒らすだけ荒らしてから山に帰るくせに、今年はこんな里の中心にまで。お願いだぁ、スティッキィ・フィンガーズさん! やつらを退治してくれェ」
「フー・ファイターズ。戦闘準備だ」
「もうできてるぜ。あたしも久々に大暴れしてやる。エテ公が敵ってのは初めてだが、任せな!」
S・フィンガーズは拳を握り締める。
F・Fは右手の指先を、拳銃の銃口へと変形させた。
妖怪たちの名前は『
この現象、新しい誕生祝いッ!
『エスター』という映画を観たのですが、ディアボロやプッチよりもはるかにドス黒い邪悪を感じました……
人里に現れた妖怪、狒々!
やつらと戦うべく、S・フィンガーズとF・Fは初めての共闘を決める。
次回、いよいよ戦闘開始。
お楽しみに!
to be continued⇒
あくまで参考までに、ということで。
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東方をよく知っている
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ジョジョをよく知っている
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東方もジョジョもよく知っている
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どちらもよく知らない