幽波紋の奇妙な幻想 《Drifted Destiny》 作:右利き
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必要なものは信頼できる友である
彼は欲望をコントロールできる人間でなくてはならない
彼は人の法よりも神の法を尊ぶ人間でなくてはならない
必要なものは『勇気』である
私はスタンドを
一度捨て去る『勇気』を持たなくてはならない
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場所は命蓮寺。永遠亭で戦いが起こってから一夜明けたこの日、この寺の住職である聖白蓮は朝から人に見られることの多い客間や本堂を中心に掃除を行なっていた。特に、本尊の掃除は聖職者には欠かせないものであるから。
物を大切に扱えない者は、人も大切にすることができないとよく言われる。しかし、白蓮にとっての命蓮寺は人以上のものであり、また、ただの物以上の存在だ。はるか昔、自身よりも早くに死してしまった弟の名をもつこの寺は、白蓮のもつ信条と並ぶ最も大切なものの一つである。弟の死は彼女を追い詰め、そして今の彼女を生み出した。彼女もまた、乗り越えた者の一人であろうか。それとも
あらかた掃除を終えた白蓮は、脚の短い長机が置かれている客間にて休憩を取ることにした。換気していることによって冷たい風が吹き込む中、彼女は机の前に正座し、熱々のお茶の入った湯呑みを持って一息つく。
「……星たちは上手くやっているかしら」
部屋の中で独り呟く。白蓮が心配しているのは命蓮寺の他の住人たちのことだ。仏教徒で寺の住職である白蓮は妖怪と人間の救済という目的のため、白蓮と彼女に続く者たちは人里で布教を行っている。寅丸星やナズーリンなどが今日命蓮寺にいないのは、そのような理由で人里へ出向いているからである。
霊夢一行との戦闘後、白蓮一行は守矢神社のとある神の協力を得て命蓮寺を地上に建てることができた(星輦船は命蓮寺に変わったため、船としての機能は失ってしまった)。新たな信仰勢力として八坂神奈子に警戒されてはいるものの、比較的自由に布教活動を行うことができている。
一方、白蓮復活の邪魔を目論んでいた封獣ぬえはというと、そんな妖怪ですら救済の対象だと言う白蓮の下につくことで村沙とも仲を戻せた様子。そしてザ・グレイトフル・デッドを始めとする暗殺チームのスタンドたちも、白蓮の懐の深さにあやかることで居場所を得ていた。グレイトフル・デッドとビーチ・ボーイは星とナズーリンに連れられ、布教を行うために人里へ行っている。
「…………!」
お茶を湯呑みの半分以下まで飲んだところで、白蓮は右足の先に異様な冷気を感じ取った。現在両足に真っ白い足袋を履いているが、まるで一部だけ裸足のような、そのように思わせる冷気だった。湯呑みを置き、冷気を感じ取ったところへ手をやると地肌を触られている感覚がある。冷気の正体は外から吹き込んでくる風。そして彼女の予想通り、右足に履いた足袋には穴が一つ空いており、そこから親指がピョコッと顔を出していたのだ。
「まぁ、いつから空いてたのかしら? これを人に見られてたら…………はしたなかったわ……」
残ったお茶を全て飲み切ってしまうと、白蓮は両足分の足袋を脱ぐ。自室へ向かって箪笥から新しい足袋を出して履くと、彼女は穴が空いてしまった方の足袋を持って外へ向かった。
命蓮寺の本堂の裏には落ち葉やその他の燃えるごみを入れる、木の板で作ったごみ箱のような物が置かれている。こちらにごみを廃棄し、いっぱいになったらまとめて燃やすのだ。白蓮はその箱の中に持っていた足袋を入れると、再び客間へと戻る。机の上に置いたままの湯呑みを片付けるのだった。
「さて。掃除も終わったところで、そろそろ勤行をしないと。あと一刻ほどでお昼だわ」
本堂内へ入ってきた白蓮は読誦を行うためにお経の記されている『魔人経巻』を広げる。鮮やかに光る巻物には、彼女だけが読める特殊な呪文も書かれている。弾幕戦に用いられる物品であるが、このように非戦闘時にも活躍の場があるのは中々使い勝手が良いものだ。本尊の前で、白蓮はお経も読み上げ始めた。
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カツ カツ カツ……
「……!」
始めてからどれぐらいの時間が経ったのか、白蓮自身にも分からない。少なくとも時間が分からなくなるぐらい読誦をしていた事実だけは存在している。外から命蓮寺を訪れた誰かの足音が聴こえてきた。足音が耳に入った瞬間、白蓮は「星たちが帰って来たのだろう」と推測する。だが、足音はたった一人分しかない。星たちは複数人で行っているため、誰かが一人だけ先に帰ってくることはないはずである。何かあったのならもっと慌ただしく走ってくるだろう。星たちの誰か、という線はすぐに消えた。
それでは客か、と考えた白蓮は読誦を一時中断。客間を通って縁側から外へ、山門の前までの道のりをショートカットして白蓮は客を出迎えようとした。訪れていたのは男だった。それほど若くもない、壮年の男性。服装は質素だが、人里ではあまり見かけない服を着ている。髪の色は日本人らしい黒ではなく、紫色のグラデーションの入った金髪。どこか見覚えのある外見に気を取られ、白蓮の歩むスピードは徐々に落ちていった。
彼は白蓮の接近に気付くと驚いた表情を見せ、次の瞬間にはとても穏やかな顔となると彼女へ声をかける。声も表情と同じく、とても穏やかで優しげな感じを出していた。
「やぁ……少し、若返ったかい? 久しぶり」
「え…………? あなた……は…………?」
「……見て分からないかな? 遠い昔だしね。既に……色んな思い出のさらに奥に……僕との思い出をしまい込んでしまっていてもしょうがないかもしれない」
「……あなた……は…………」
「思い出してくれたかな。姉さん」
「命蓮…………」
聖白蓮には弟がいた。そのことを知っている者は幻想郷の中でもかなり少なく、それは命蓮寺の住人のみ。そして何より、彼は死んだはずの人間である。遠い昔に。
白蓮が妖怪を助け、導こうとし始めた根本の、さらに根本の出来事が彼女の弟の命蓮の死である。彼らはどちらも法力を扱う魔法使いであった。特に白蓮よりも命蓮の方が優れた力をもっており、白蓮は彼に学ぶことが多かった。だが、命蓮は姉の白蓮よりも早くに死してしまう。自分より優れた命蓮であろうとも、死から逃れることはできなかったのだ。それを悟った白蓮は死を恐れ、さらなる力を得るために妖怪に近付いた。妖怪のことを知っていくにつれ、妖怪たちに情が芽生えた彼女は妖怪の肩を持ち始めたのだ。
死んでしまった弟と再び会うことができた。そのことについて、白蓮の中には確かに喜びの感情が存在している。だが、何度も言うが彼は既に死んだ存在だ。今目の前にいる彼は…………本物の命蓮なのか?
「僕は僕だ。昔のままね」
「!」
「幻想郷は外から切り離されてしまった土地…………幻想郷の性質として、忘れ去られてしまったものはこの地に吸い寄せられる。僕のことを覚えている人が、外の世界から消えてしまったのだろう。僕は死んで、亡霊のまま……ここに来てしまったんだよ」
「亡霊のまま……この地へ? それ以外の何もかもはそのままに…………?」
「信じてくれるかい?」
命蓮はまるで、白蓮の思っていることを完璧に理解しているよう。肉親に対して疑いの目を向ける白蓮を諭そうとする。白蓮から見た彼はあまりにも、あまりにも生前と同じなのだ。同じすぎるのだ。彼から迸る法力のエネルギーや薄く見えるシワの数、形など、若返りの術を使った白蓮は十代にしか見えないが、彼は死亡した時の年齢そのままの外見。不自然にもほどがある。
「上がっていいかな?」
「………………」
「どうかな」
「ええ。どうぞ。亡霊のままでも…………嬉しいから……言葉が出ないだけ。また会えて本当に嬉しい……」
命蓮の表情は常に穏やかであるが、口数が少ない白蓮に少し思う部分がある模様。そのことが少々不服なのか、何とか声を聞こうと問いかけをし続ける。彼は寺の中で改めて話をしようと白蓮に言うと、彼女は命蓮に背を向けた。彼を連れて寺へと上がる…………と思われたその時!
ブワァアアア〜〜ーーッ
「!? こ、これは…………ッ!?」
「…………私の『魔人経巻』。あなたを目にした瞬間、体の後ろで持っていたのを放っていたのよ。それは、私の意思で自由に動かすことができる」
突如カラフルな巻物が宙を飛び、円を描くようにして命蓮を包囲した。白蓮が先程まで読誦をするのに使っていたこの巻物は、彼女がもしもの時のためと隠し持っていたのだ。
命蓮を取り囲んだその様はまるで結界のよう。結界とは内にあるものを外からの害悪から守るために、そして害悪なるものの動きを封じるために使われる。かつ、この巻物は白蓮の意思で動かせると彼女の口より語られた。魔人経巻が命蓮を包囲したのは、他の何でもない白蓮の意思である。それを理解した命蓮は驚いた表情を浮かべたまま、怯えの含まれた声で白蓮へ問うた。
「ね、姉さん……!? これは……一体どういうつもりなんだい! 僕が何をしてしまったと…………!」
「亡霊は、この世への未練が大きい死者がなるもの。ではなぜ、あなたは…………
「!」
「あなたがあの時死んでしまってから…………私が魔界に封印されるまでの期間、あなたはどこへ行ってしまっていたの? あなたをこの世に縛りつけている未練は何?」
「………………」
白蓮は命蓮の口から語られた話を全て信用してはいなかった。亡霊は生きている時からの未練により、現世に留まることができる存在である。もし本当に命蓮が亡霊ならば、白蓮が若返りの術を使い、妖怪の救済に目覚め、人々から恐れられ封印されるのを全て黙って見ていたということになる。白蓮は、彼女自身が知る命蓮が
「あなたは何者なのですか? どうして私の弟の真似をしてまで、この私に近付こうとしたのです?」
「姉さん。僕は確かにあなたの知る僕だ。亡霊であるが聖命蓮だ。その言葉に少しの嘘も無い」
「……嘘ならあるのでは? あなたは確かに自分のことを亡霊と言いましたが、なぜあなたの体温は高いのでしょう?」
「…………は?」
「亡霊の体温は氷のように冷たく、低い。それこそ、触れた物体を凍らせてしまうほどに。私はこの魔人経巻を、途中で「体温が高い場合にこの男を包囲せよ」と命令を入れていました。そして今現在、ということです。言いたいことは分かりますね?」
魔人経巻は白蓮の命令通りに動いた。つまり、この命蓮と名乗る謎の存在には高い体温があり、その事実が目の前の男が亡霊ではないという証明をしてしまった。寺を訪れたこの命蓮は、もうほぼ100パーセント偽物であることが分かったのである。少なくとも、亡霊ではないと。
「フフ…………なるほど……」
「さぁ、教えてください。あなたの目的は? あなたの正体とは何なのです」
「正体……正体か…………僕は聖命蓮だよ」
「それは先程も聞きました。あなたの本当の……」
「それが『聖命蓮』と言っているんだ。姉さん。そして僕は亡霊だ。ただ、あなたと僕とで多少認識の違いがあるようだけどね…………」
「…………?」
白蓮は命蓮が何を言っているのか全く理解できない。この男が本物の聖命蓮ではないということは、白蓮のもつ思い出と勘が言っている。だがこの男は、白蓮の認識が覆らないことを承知で自分が命蓮であると言い張ってくるのだ。不気味である。
魔人経巻が今すぐにでも弾幕で命蓮を襲えるという中、彼はその円のど真ん中で突然屈み、土の上に落ちていた何かを拾い上げた。
「……姉さんでも、足袋に穴を空けることがあるんだね。可愛いじゃあないか…………」
「え…………?」
(足袋……? たしか、穴の空いたものをさっき捨てたはず…………そんなところに足袋なんて落ちてるわけが……)
「おや、こっちには包丁が。刃が欠けてるね。ずいぶん使い古されてる感じがするな〜〜。この色合いからして……女物かな? 姉さんの手料理、久々に食べてみたかったよ」
「な、何……?」
しゃがんだ命蓮の手元へ目をやると、彼が言うようにそこには穴の空いた足袋が半足、そして柄に花に似た模様が入っている包丁が一本落ちていた。先程までそこには何も無かったのに、それらはいきなりこの場に出現したようだ。命蓮が何かやったのか? 少なくとも白蓮の目には何も見えてはいなかった。
この現象を不気味に感じた彼女は、チラリと横目で周りを見やる。謎の物品は命蓮の近くだけでなく、既に命蓮寺の敷地のいたるところに落ちているではないか。しかもその全てに、とあることが共通していた。
「あ、あれは……私の昔着ていた服……!? なぜこんなところに…………サイズが合わなくなって……しかも封印される前に捨てた物なのに!」
「そっちには髪をとかすクシが落ちてるね。あれには見覚えがある。かなり昔、まだ僕たちが子どもだった頃に姉さんが初めて手に入れたもの。とても気に入って、寝る直前まで離さないでいたな」
「……う、嘘…………ここに落ちている物全て、私が今まで捨ててきた物……!?」
「ようやく気付いたようだね」
命蓮寺の敷地、そのいたるところに出現していたのは白蓮がかつて捨ててきた物だった。しかも、封印される前、後に関係なく物品が現れている。今やどこを探しても売っていないような指輪や髪飾り、腐りかけているみかんや魚、壊れた筆など、身に覚えのある物もあれば無い物もある。そしてその中には、生きている妖怪の姿も。
白蓮は始めから妖怪の味方だったわけではない。命蓮が死に、死から逃れるために力を蓄え始めた頃は、妖怪を狩り続けて力を奪っていた。今、目の前で闊歩しているあの哺乳動物の特徴をもった妖怪は、きっとその時白蓮が狩った妖怪であろう。生物、非生物も関係なく、今この命蓮寺では過去に捨て去ったものが蘇っているのだ。
妖怪の姿を目にした白蓮は、気付いた時には次に命蓮へ視線を移していた。彼は自分のことを命蓮だと言っていた。その通りだ。彼が一番最初に蘇っていた、ただそれだけだったのだ。
「命蓮…………あなたは本物の……命蓮!」
「信じてくれたんだね…………そして、あなたは
「え……?」
「姉さん。あなたは、あなた自身で僕を捨てた物だと認めたということだな? 納得がいった、という顔を浮かべているのは……」
「ま、待って……違う……! あなたは…………!」
「何が違うんだァ!?
ドパァアアアアンッ
「!?」
命蓮は突如豹変すると、魔人経巻の壁を乗り越えて白蓮に飛びかかった。瞳をギラつかせ、歯茎まで剥き出しにした顔はまるで般若のよう。そして次の瞬間、彼の体は風船が破裂するかのように爆ぜ、ビニールのような半透明の膜へ変化すると白蓮の顔に覆い被さる。あまりにもいきなりの出来事のため、驚いた白蓮は膜の勢いに押されつつ背中から地面に倒れ込んでしまった。
シル シル シル
「うぐッ」
(い、息が……首にまで巻き付いて息が苦しい……! 一体何が!? 命蓮の体はどうしてこんな……)
「『人は何かを捨てて前へ進む』。それとも、『拾って帰るか』?」
「!?」
(後ろに誰かッ…………!?)
半透明の膜が白蓮の顔を塞いでいく中、背後から何者かの声が響いた。メガホンか何かを口に当てているのか、やけに何かに
なんとか身をよじり、自分が外へ出て来た縁側の方を向く。そこには人間大の、金属板とパイプで作ったスクラップの人形のような存在が立っていた。どこをどうみても人間ではないが、人間と同じように服っぽいものを着て、人間と同じように二本脚で立っている。声の主は彼だった。
「あ、あなたは……!? この現象…………引き起こしているのはあなたですねッ……! 一体、何が目的なのですか……!?」
「顔を覆われている割には、結構余裕そうだな。聖白蓮。私の狙いはお前だよ」
「!?」
「それと、この寺に眠っている宝。不思議なパワーをもっているらしいな。それの回収もだ。使えるものは全部使おう、ということらしい。ホワイトスネイクは」
「…………ホワイト……スネイク……!?」
「喋りすぎたか? 任務は早く終わらせる。気絶していてもらおうか」
謎の存在が右腕を上へ振るうと、周りに落ちている物品数個が白蓮の体へ向かって吹っ飛んだ。すると、それらも先程の命蓮と同じように弾け、薄い膜となると今度は彼女の腕や脚に巻き付いて動きを封じる。数秒置くと、膜に覆われた彼女の体の部位がベシャン! と潰れ始めた。
「あ、ああぁあああ! な、何がッ……!? 私の体、一体どうなっているの!?」
「さっきの聖命蓮だったか? 可哀想なやつだったな。今の聖白蓮がいるのはあいつの死があったから。それが無ければ今のお前は存在しない。今、お前はこの命蓮寺に住む他の連中と仲良くやっているし、この道を進んだことをちっとも後悔していない…………」
「うぅ……ぁあああぁああ」
ベシャン! グシャッ!
「お前は良かった、と思っている。弟を捨てて『今』を手に入れたことをだ。今という現実は、弟を捨てなくては手に入れられなかったんだからな」
グシャグシャと折り紙のように潰されていく白蓮。膜と彼女の体の間にはもう一つ、一人分の影が見える。うっすらと見えるそれは、男の顔だった。白蓮の弟、命蓮の顔だ。折り畳まれていく白蓮は涙を流しながら命蓮の亡霊を抱きしめ、
「聖白蓮は回収完了、だ。人は捨てたつもりでも、決して過去に背負った罪から解放されることはない。背負い続けて生きていくか、あるいは清めるか…………忘れ去るということは不可能だ。この『シビル・ウォー』の空間ではな。さて、後は宝か。どこにあるんだ?」
スタンド、シビル・ウォーは命蓮寺を見回す。彼の空間、すなわち能力の射程距離は命蓮寺全体をカバーすることができている。侵入してくる者がいれば瞬時に察知することができ、また、即座にシビル・ウォーの
敷地内にはもはや誰もいない。だが、これまでの一連のやり取りを目撃していた者がいた。それは山門に隠れており、白蓮がシビル・ウォーにやられた直後、すぐに姿を隠したのだった。
幽谷響子はたしか神霊廟が初出だったと思いますが、それほど深くストーリーに絡んでいた気もしないでもないので、登場させました。多分もういるだろう、みたいな。
でも情報に自信が無いので、誰か詳しい方に教えていただきたいです。
響子の知り合いとは……?
to be continued⇒
あくまで参考までに、ということで。
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東方をよく知っている
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ジョジョをよく知っている
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東方もジョジョもよく知っている
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どちらもよく知らない