幽波紋の奇妙な幻想 《Drifted Destiny》   作:右利き

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84.vooDoo kIngdOm

「……この砂は……」

 

 強風が吹き、相対する4人の間に超小規模の砂嵐が起こる。砂は渦巻き、やがてザ・ワールドの元へと勢いよく流れ込んだ。

 しかし難無く避けられ、ザ・ワールドは紅魔館の時計台の頂上へ着地。流水のような砂の塊はチャリオッツの横へ移動すると、機械のような、その()()を顕現させる。

 

「タロットカード……残る一枚の、『愚者(フール)』の暗示をもつスタンドか。姿を見ないと思っていたが、やはりジョースター側にいたのだな」

 

「ザ・フール……!」

 

「お前、来てくれたのか!」

 

「ガルルルル……」

 

「フフフ……やはり、ジョースターの血統ではない貴様らも、もはや今は我々の因縁の一部。そしてこの地に流れ着いたなら、もう一度殺してやるぞ!」

 

 ザ・ワールドはスタンドエネルギーを発散させ、相対する4人と一匹に向けて威圧を放った。巻き起こる風に吹かれ、魔理沙の髪が激しく(なび)く。

 ザ・フールは紅魔館へ向かうハイエロファントたちのスタンドエネルギーに反応し、ここへ来たのだろう。ただそれだけ。

 しかし、それこそが『運命』なのだ。引き寄せたのは『引力』。誰かが言った。「『正義の道』を歩むことこそ『運命』」だと。()()()()『運命』なのだ。

 引力、重力は全ての事象に等しくはたらく。そう、全ての事象に等しく。これから起こることも、その結末も。全ては『引力』の赴くまま……

 

「まずは小手調べだ……」

 

『!』

 

 ザ・ワールドが指を鳴らすと、突如5名の頭上を巨大な影が覆う。

 空が曇ったのか? いいや、違う。地平線の彼方まで晴天のままだ。太陽の光を遮る自然物は存在しない。するはずもない。何が起こったのか、5名の中で最初に気付いたのは魔理沙だった。

 

 

ゴォォオオオオッ!

 

 

「う、うそだろ……!? と、時計だッ! 紅魔館の時計台が降ってくるッ!!」

 

「な、何ィィッ!?」

 

「退避だ! 退避しろォーーーーッ!」

 

 いつの間にかザ・ワールドは時を止め、紅魔館の時計台を破壊。そしてその巨大な残骸を、5名の頭上へと放り投げていたのだ。

 どうして直接始末しに来なかったのか、それはザ・ワールドが先に言っている。あくまで「小手調べ」。彼も全員分の実力を完全に把握しているわけではなく、ただそれを知りたいという好奇と、彼に宿る()()()()()が行動の原因であった。

 マジシャンズレッドの叫びを聞き、他4名は各々別の方向へ飛んで落下してくる時計を回避する。空を切って落ちていく時計だが、危機が去ったのも束の間。一番最初の標的(ターゲット)はハイエロファントだ。

 

()()()最初に死ぬか? 法皇(ハイエロファント)!」

 

「うぅッ!?」

 

「ヌゥン!」

 

 

メッシャアアン!

 

 

 近付かれたハイエロファントは咄嗟(とっさ)に腕でガードを取る。が、それよりも早くザ・ワールドの剛拳が彼の顔面に叩き込まれた。バキバキと音を立て、ハイエロファントの無機物的な瞳とマスクにヒビが入る。

 まさに痛恨の一撃と呼ぶにふさわしいパンチであるが、これだけではザ・ワールドのターンは終わらない。顔にめり込ませた拳をそのままに、ザ・ワールドの反対の拳が握られる。そして今すぐにも、ラッシュがやってくるだろう。

 

「フン! フン! フンッ!」

 

 

ドゴッ バゴ ドガァン!

 

 

「うッ、ぐあああ!」

 

 目にも止まらぬスピードでもう数発、ザ・ワールドの拳がハイエロファントの体にクレーターを作り出す。その強力なパンチを食らった箇所は水風船のように波打ち、とてつもない衝撃がハイエロファントの肉体中を巡ったことを確かに表していた。

 攻撃を受けたハイエロファントは声も(ろく)に出せない、もはや虫の息。しかし、ザ・ワールドは微塵の容赦も無く、右腕を大きく振りかぶる。いよいよ渾身の一撃を、トドメを刺すつもりだ。

 

「死ねィ! ハイエロファント!」

 

赤い荒縄(レッド・バインド)!」

 

 

バシィィイッ!

 

 

「ヌゥ!?」

 

「今だ、チャリオッツ!」

 

 ザ・ワールドの動きが突如止まる。掛け声から誰もが推測できるように、これをやったのはマジシャンズレッドだ。彼の手からは炎の縄が伸び、それはザ・ワールドの腕や胴体に巻きつき拘束したのだった。

 いくらスタンドを十分に扱えていなかったとは言え、赤い荒縄(レッド・バインド)はあの承太郎のあのスタープラチナを一時的に捕縛した技。ザ・ワールドに効かないわけがない。

 マジシャンズレッドはザ・ワールドの攻撃を止めると、どこかにいるチャリオッツへと叫ぶ。すると次の瞬間、死角から一つの影が飛び出し、目の前にいたハイエロファントの姿が無くなってしまった。ハイエロファントを救出したのはチャリオッツである。

 

「おいハイエロファント、大丈夫か!? 生きてるか!? どこも何ともないよなッ!?」

 

「うぅ……あ、ああ…………まだ……動ける……」

 

「無理すんじゃあねぇぞ……!」

 

 ハイエロファントを回収したチャリオッツはザ・ワールドから距離を取る。そして彼らと入れ替わるように、次はザ・フールが前へ躍り出た。

 ザ・ワールドはまだ炎に縛られた状態であるが、そんなことは関係ない。迫るザ・フールの砂はいくつもの獣の爪へと変貌、一斉にザ・ワールドへ襲いかかった。

 

「……この程度のパワーで、この私を押さえつけられると思ったか! マヌケがッ!」

 

「! 何っ!?」

 

 しかし、ザ・フールの攻撃が届くよりも先に、ザ・ワールドはパワーだけでマジシャンズレッドの赤い荒縄(レッド・バインド)を引きちぎる。そしてそのまま流れるようにパンチを繰り出し、ザ・フールの攻撃を撃破。ついでにザ・フール本体も頭からかち割られてしまった。

 再び自由となったザ・ワールド。ザ・フールの残骸が地面へ墜落する中、「次はお前だ」とばかりにマジシャンズレッドをギロリと睨みつけた。だが、本当の次は背後だ。

 

 

ドスゥウウッ!

 

 

「くたばりやがれッ! 世界(ザ・ワールド)!」

 

「ぐぬぅ!」

 

 ザ・ワールドの頭部をチャリオッツのレイピアが貫通する。普通の人間であればこれだけで即死だが、ザ・ワールドはスタンド。意志の存在。頭を綺麗に貫かれた程度では死にはしない。だが、このまま頭の中をかき混ぜてしまえば話は別だ。

 それはザ・ワールドも分かっている。だからこそ、チャリオッツをそのままにしておくことはない。

 体を大きく(ひね)り、ザ・ワールドはチャリオッツごとレイピアを強引に振り解く。必死に喰らい続けようとしたチャリオッツだが、流石にパワー負けしてしまった。

 チャリオッツはバランスを崩し、後方へと吹っ飛ばされる。振り返り、それを好機と見たザ・ワールドは拳を握ると、素早くチャリオッツへと振り下ろした。直後に血が飛び散る。しかしそれはチャリオッツの血ではなく、ザ・ワールドのものであった。

 

「……腕を上げたな。チャリオッツ…………あの一瞬の隙を突くとは」

 

「いつまでも弱いままでいるわけじゃあねぇんだよ……あれから修行もした。次は倒すぜ」

 

「やってみろ!」

 

 チャリオッツはザ・ワールドの拳を寸前で避け、脇下をレイピアで斬り裂いていた。おおよそ12年前のエジプトでは、こんなことはきっとできなかっただろう。これは紛れもなく、DIO打倒後にポルナレフが、そして幻想郷にたどり着いたチャリオッツ本人が修行をし続けた成果なのだ。

 だが、やられて終わりでないのがザ・ワールドであり、DIOである。逆の手を握り締めると、さらに速いスピードでチャリオッツの頭部に殴りかかった。

 チャリオッツは再び回避するも、ザ・ワールドの攻撃はまだまだ続く。後退し、ザ・ワールドから距離を取ると、チャリオッツは視線を外すことなく叫んだ。

 

「来いッ、愚者(ザ・フール)!」

 

「ウッシャアアーーッ!」

 

「!」

 

 チャリオッツが右手を伸ばすと、下から、上から、飛んできた砂の塊がどんどん纏わりつく。集まった砂は腕の先端へ流れ、空中へと伸び始める。左手に持つレイピアと同じような長さの『砂の棒』となると、色が変わり、さらに細かく凹凸ができていく。

 形作られたのは、2本目のレイピアである。

 

「『銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)』プラス『愚者(ザ・フール)』、二刀流!!」

 

「フン、2本持ったから何だと言うのだ。剣もろとも粉砕してやるぞ。チャリオッツ!」

 

 肩の装甲を外し、残像を生み出すほどの超スピードを手にしたチャリオッツ。今の彼から繰り出されるラッシュを防ぐのは至難の業だろう。

 だが、相手は世界(ザ・ワールド)()()スタープラチナとほぼ同等の実力をもつ超強力なスタンドだ。スピードもパワーも、他とは比べものにならない。チャリオッツはザ・ワールドを超えるのか? あるいはザ・ワールドはチャリオッツを粉砕できるのか?

 2人の突き(ラッシュ)は同時に放たれた。

 

 

「うおぉぉおおおぉおおお!!」

 

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」

 

 

ドドドドドドドドドド

 

 

 幾多の残像が生まれ、側からは2本しかないはずの腕がまるで千手観音のように多量に増えて見える。互いのラッシュはぶつかり合い、完全に拮抗していた。

 スピードはほぼ互角。しかしパワーはザ・ワールドの方に分がある。それでもどちらかが優勢とならないでいられるのは、やはりチャリオッツの技術があるが故なのだ。レイピアでザ・ワールドの拳を上手く受け流し、衝撃を逃していた。

 

 

ドガァン ボゴォオ〜〜ン!

 

 

「ぐッ……!?」

 

「魔理沙、マジシャンズレッド! ザ・ワールドに隙を与えるなッ! 能力を使わせる暇は! やつに時間を止めさせてはならない!」

 

「今のはエメラルドスプラッシュか……!」

 

 チャリオッツと打ち合うザ・ワールドの背中に、ハイエロファントのエメラルドスプラッシュが直撃した。ザ・ワールドはラッシュの手は止めず、横目で周りを見てみれば、三角形を作ってチャリオッツごと己を囲むハイエロファントたち3人の姿が。

 掌を手の根元でくっつけ、魔法道具を振りかぶり、腕を十字に交差する。3人は突きの対決に便乗し、チャリオッツに加勢する形でザ・ワールドを攻撃するつもりだ。

 

「オラァッ!」

 

「クロスファイヤーハリケーン!」

 

 

ボボオォウッ!

 

 

「チィッ……!」

 

「逃がさねぇーぜ! お前はここで倒す!」

 

「いい加減うっとうしくなってきたな…………」

 

 魔理沙は弾幕、マジシャンズレッドはアンク形の炎を、ハイエロファントはエメラルドスプラッシュをザ・ワールドへ放つ。流石の彼であっても、高速で剣撃を繰り出すチャリオッツをさばきつつ後方からの支援射撃を撃ち落とすのは困難を極める。

 ザ・ワールドはハイエロファントたちの一斉攻撃を上空へ逃れて避ける。が、それをすぐにチャリオッツが追いかけ、再びラッシュのぶつかり合いに。そこでまた援護射撃が放たれる。

 思ってみれば()()()()。ハイエロファントにしっかり考えられて作られている。

 ハイエロファントはザ・ワールドの能力が『時を止める能力』であると知っていた。数秒間だけ止められる能力であると。ザ・ワールドを囲む3人の互いの距離はおおよそ20mは超えている。だから良いのだ。時を止められようとも、作られている三角形が大きいがために一度で全滅することは避けることができる。逆に言えば誰か一人は確実に犠牲になってしまうものの、そんなもの覚悟の上だ。少なくともスタンドたちにとっては。

 ただ一つ、ハイエロファントに誤算があるとすれば、ザ・ワールドが時を止めていられる時間は常に更新され続けているということである。

 

「ぐぬぅう!」

 

「うおおぉおおお!」

 

「こ……の……チッポケなスタンド共に……この私がァッ……!!」

 

「…………!」

(いいぞ、押してる! いける、いけるぜ! このまま押し切れば、世界(こいつ)を倒せる!)

 

(だが何だ? この胸騒ぎは……まだ時を止めてないからか? まだ世界(ザ・ワールド)に、何かがあると思ってしまう……今やつが時を止めないのは、本当に僕らが封じることができているからなのか? それとも……わざと…………?)

 

 チャリオッツのザ・ワールドに臆していた気持ちは完全に切れ、ラッシュはどんどんヒートアップする。それを徐々に後退しながらガードするザ・ワールドを目にし、チャリオッツは自分たちの勝利を確信し始めていた。

 それに対し、ハイエロファント。彼は不気味さを感じずにはいられなかった。本当に追い詰められているのか、と。まさか誘いに乗っているのではないか、と。しかし、たとえそうだとしても、彼らにできることは攻撃を続行することのみ。この状況を打破しなくてはいけないのは世界(ザ・ワールド)だけでなく、ハイエロファントも同様である。

 

 

ガシィイッ!

 

 

「掴んだぞ……チャリオッツ」

 

「うッ!?」

 

「チャリオッツ!」

 

「やめろお前! チャリオッツに何するつもりだ!?」

 

「……褒めてやるぞ。この私をよくここまで傷つけたものだ。流石に焦り始めていたところだが…………もはや遊びは終わりだ。さあ、遊戯会の幕引きといくぞ!」

 

 ザ・ワールドはチャリオッツのレイピアを掴み、握ったままの状態でスタンドパワーを体内で溜め込み始める。紛れもない、『時間停止』の兆候だ。

 チャリオッツはザ・ワールドの手を解こうともがくが、相変わらずのパワー差がある。ガッシリ捕まって、一ミリも動かすことができない。

 サァっと血の気が引いていく。チャリオッツのピンチに、魔理沙やハイエロファントたちは急ぎ弾幕をザ・ワールドに向けて放った。しかし、これが悪手。ザ・ワールドは掴んだレイピアを払い、チャリオッツを盾にして弾幕を防いだのだ。

 

「ぐわあああッ!」

 

「だが、耐久力は鍛えていないようだな。その装甲が無くては、この攻撃だけでとっくに戦闘不能になっていただろう……水を得た魚という表現も粗末なものだ」

 

 ザ・ワールドはチャリオッツをあらぬ方へ放り投げると、腕を交差させて身を屈める。

 チャリオッツを助けようと身を乗り出したハイエロファントだったが、その()()()()を見て一瞬動きが止まってしまった。炎や弾幕を撃ちかけた魔理沙やマジシャンズレッドも同様にして、ザ・ワールドの動きに注目してしまう。「あぁ、使われる」と。

 これで何もかも遅れてしまった。『時』が来る。いや、止められる。

 

「まずい! 急いで離れろォォーーッ!!」

 

 

「『世界(ザ・ワールド)』! 止まれいッ! 時よッ!」

 

 

__________________

 

 

ドガァアアアン!

 

 

「え…………えぇっ!?」

 

「フフ……惜しかったな。一人仕留め損なってしまったぞ。もう少し長く止められていられればよかったんだがな〜〜……」

 

 気がつけば魔理沙は一人残され、ザ・ワールドと相対していた。先程まで周りにいた、共に戦っていたハイエロファントやマジシャンズレッドの姿は無い。チャリオッツもだ。影も形も消えてしまい、あるのは数十メートル下の大地から昇る土埃だけである。

 

「ウ、ウソだろ……お前まさかッ……!」

 

「クックックックッ……ああ、()()だとも。時の止まった世界で、私が地面に叩き落としてやった。砂の愚者(ザ・フール)は粉々にしてばら撒いてやったがな」

 

「よ……よくもハイエロファントたちをッ! 霊夢の分も含めて、私がお前を倒してやらぁ!」

 

「できるのか? 博麗霊夢と私が戦っていた時、お前は確かに恐怖していた。この私に! 果たしてできるのか? 私を倒すことが」

 

「ッ……!」

 

「フフ……」

 

 ザ・ワールドは完全に(さと)っていた。

 恐怖がある。否定したいものだが、残念ながら本当のことだ。今だって頬を冷や汗が伝って流れているし、箒を掴む手も震えている。残っているのは自分だけだ。自分も霊夢のように、ハイエロファントのように、圧倒的なパワーで地面に叩きつけられるのだろう。

 今まで数度の異変を解決してきたが、どれも大した怪我を負ったことはないし、どれも霊夢たちと共に切り抜けてきた。今回、ここまで怯んでしまうのは彼らが敗れたから。自分一人でどうしろと…………いや、今までだって、自分一人でどうにかできたことだったのだろうか?

 恐怖は形を変え、魔理沙の心を蝕んでいく。

 

「そんなお前に、ちょっとしたサプライズだ。もしかしたら、力強い味方が増えるかもしれんぞ?」

 

「!」

 

「八雲紫……きさま! 見ているなッ!」

 

「え!? 八雲……!?」

 

 ザ・ワールドは勢いよく振り返り、自分の遥か前方を指差す。その先には、例の八雲紫の使う『スキマ』がバックリと口を開けて存在していた。

 紫はこの戦いをずっと観ていたのだ。

 だが、ザ・ワールドに存在を認知されてしまうと特に何をするでもなく、そそくさと口を閉じ、その場から消えてしまった。ほんの少しちらつかされた希望は、見事に消え果ててしまうのだった。

 

「ハァ……!?」

(おいおいおい……何やってんだよ!? 霊夢がやられてんだぞ!? このままこいつに幻想郷をどうにかされてもいいってのかよォ〜〜ッ!!)

 

「ククク……! 賢者はあくまで傍観を貫くらしいな……それでいい。賢い判断だ。では、そろそろ断ち切ってしまうとしよう…………我らが運命に現れた宿敵たちよ」

 

「ハッ! や、やめろッ!」

 

「だがその前に、搾り取ってやるッ! 貴様の命を!」

 

「!!」

 

 ザ・ワールドの姿がブレると、一瞬にして魔理沙との距離が詰められてしまう。咄嗟のことで声も出ない魔理沙だが、彼女の命に届きつつある凶刃は止まらない。ザ・ワールドの丸太のように太い脚が振り抜かれ、魔理沙の頭部を粉砕しにかかるのだった。

 

「死ねィ! 魔法使いッ!」

 

「う、うわあぁあああああッ!」

 

 

 

 





to be continued⇒

あくまで参考までに、ということで。

  • 東方をよく知っている
  • ジョジョをよく知っている
  • 東方もジョジョもよく知っている
  • どちらもよく知らない
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