研究者の異世界での日々   作:排他的

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研究者、オルクスに向かい贈り物を贈る

咲人とキリアは生徒達が疲弊して宿にいる時にオルクスに来た。そして咲人はプロトレイダー、キリアはファイティングジャッカルレイダーに変わる。プロトレイダーの今回の装備は肩にキャッスルハードスマッシュのグランドランパード、背中に仮面ライダービルド・クジラジェットのエイセスウィングを装備。右手左手は魔法を使用する。

 

ファイティングジャッカルレイダーの背部にもジェットエンジンを搭載した。

 

そしてそのまま足を踏み入れる。

 

迷宮の中は、外の賑やかさとは無縁であり、五メートル以上ある通路は明かりもないのに薄ぼんやり発光しており、松明や明かりの魔法具がなくてもある程度視認が可能だ。だが、レイダーには暗視ゴーグルのようなものを組み込んでいるため意味は無い。

 

しばらく何事もなく進んでいると広間に出た。すると壁の隙間という隙間から灰色の毛玉が複数湧き出てきた。

 

複合ー風砲(エア・キャノン)

 

間髪入れずに風の大砲で吹き飛ばし、そのままキリアがテリトリーサイズで切り裂く。光輝たちは処理に手間取ったにも関わらず、咲人とトータスの人間のキリアが2撃で毛玉ーラットマンを倒した。

 

そこからは特に問題もなくキリアと咲人で交代しながら戦闘を繰り返し、順調に階層を下げて行った。

 

そして、一流の冒険者か否かを分けると言われている二十階層にたどり着いた。

 

現在の迷宮最高到達階層は六十五階層らしいのだが、それは百年以上前の冒険者がなした偉業であり、今では超一流で四十階層越え、二十階層を越えれば十分に一流扱いだという。

 

咲人とキリアは二十階層を探索する。

 

そしてそのまま檜山が触ったグランツ鉱石を探しに行く。

 

途中魔物がいたが咲人の魔法とキリアの斬撃の餌食となった。魔石もちゃっかり収集していた。

 

「ありました!」

 

「了解です!さて……行きますか!」

 

「はい!」

 

キリアがグランツ鉱石を触り、そのまま65階層に転移する。

 

咲人とキリアが転移した場所は、巨大な石造りの橋の上だった。ざっと百メートルはありそうだ。天井も高く二十メートルはあるだろう。橋の下は川などなく、全く何も見えない闇が広がっていた。まさに落ちれば奈落の底といった様子だ。

 

迷宮のトラップがこの程度で済むわけもなく、階段側の橋の入口に現れた魔法陣から大量の魔物が出現した。更に、通路側にも魔法陣は出現し、そちらからは一体の巨大な魔物……ベヒモスが現れた。

 

「こっからが正念場ですよ!キリアさん!」

 

「わかっています!手筈通りに!」

 

ベヒモスは咲人、キリアはトラウムソルジャーだ。

 

「一気に決める!複合ー青光光線(スペシウム光線)

 

十字型に腕を組み、右手部分から光線を発射する。そう、ウルトラマンの技の代表例、スペシウム光線。神代魔法、技能を組み込んだ魔法だ。スペシウム光線は咲人の今出来る最高の技巧でできた魔法だ。

 

「ギャアアアアア」

 

ベヒモスはそのままスペシウム光線で倒されてしまう。だが魔力がもうなくなってしまったようで、プロトレイダーの変身が解除されてしまった。

 

「……後750か。魔力を使いすぎたか!車椅子に座って……」

 

《ファイティング!ポライド!!》

 

トラウムソルジャーは全て破壊され、キリアは大量のトラウムソルジャーを倒してしまった。転移者を差し置いて。

 

「さて……やりますか」

 

ドローンを飛ばし始め、アタッシュケースを運び始める。アタッシュケースの中に入っているのは、ライジングホッパーブログライズキー、アタッシュカリバーを入れてある。そしてレイドライザーの反応を検知し、そのままその指定されたレイドライザーを追うようにしている。もちろん、手紙と食べ物を添えて。

 

「帰りますよ。今の私達では下に降りても戦えませんし」

 

「わかりました。もう終わったのですか?」

 

「えぇ。贈り物は送りました。後はハジメの力次第です」

 

「助けに行こうとは思われないのですか?」

 

キリアは咲人に自分で助けに行かないのかと聞く。

 

「……私の予測では、ハジメは私の予想を超える成長をして帰ってきます。それを待ちますよ。……レイドライザーの反応が切れかかっていれば助けに行きますが」

 

「そうですか」

 

そのままオルクス65階層をベヒモスの魔石を持って立ち去る咲人とキリアだった。

 

 

 

 

 

 

ちなみに咲人がベヒモスを倒していた頃の王宮

 

「錬成師としては有能でしたが、戦争で使えない無能が死んでよかったですな!」

 

「全くその通りですな!あの研究者もさっさと戦争に行けばいいものを、何を渋っているのか!」

 

ハッハッハと咲人を快く思わなかった貴族と騎士がハジメの死を(死んでない)を笑っていた。監視の目がある事も知らずに。咲人のシンパが、咲人を尊敬している者、咲人を信頼している者、咲人に好意を持つものがどれだけいるか知らずに。

 

ハジメをバカにした貴族と騎士は直轄の領地に入って3日経った後、王宮に急いで戻って王のエリヒドに全員揃って土下座をしていた。

 

何故土下座をしているのかというと、自分たちの領地に入った瞬間、川の流れがせき止められ、商会の領地に無い商品がなくなり、手紙なども届かなくなった。流通など、外部から供給を受けるものが受けられなくなり、すぐに領地の民の不満が爆発し、原因を究明、下手人を探すと全てが咲人のシンパがやったことであり、何故と問いただす。すると、

 

「これは王命だ」

 

という答えが出てきた。そしてすぐさま自分たちが何をしたのかを理解し、そのまま王に土下座しに行ったらしい。

 

しかし土下座の効果は得ず、領地没収、貴族、騎士の位の剥奪と言う最悪な結末となったのだった。

 

ハジメをバカにしていた神の使徒と呼ばれているクラスメイト達はこれに戦慄し、光輝がやり過ぎというと、

 

「勇者殿には黙っておいて頂こう。勇者といえど、内政に口を出さないで貰いたい」

 

と、丁寧ながら手を出すなと釘を光輝に刺してそのまま下がらせたらしい。聖教教会の面々にもこれで押し通したという。

 

これでハジメの悪口を言う輩が激減したという。

 

咲人に常時使用させるならどの能力及びアイテム?使えたい能力がありすぎたのでアンケート取ります。(1個には絞りません。票数の多い順に咲人に使用させます)(記憶再現によって使われる能力です)

  • 騎士は徒手にて死せず Fate
  • 王の軍勢 Fate
  • 固有時制御 Fate
  • 未元物質 とある
  • 赤龍帝の篭手 DxD
  • 白龍皇の光翼 DxD
  • オリIS インフィニット・ストラトス
  • オリCAD 魔法科
  • 剛翼 僕のヒーローアカデミア
  • ファイバーマスター ヒロアカ
  • デバイス なのは
  • ダークゼットライザー ウルトラマン
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  • オーロラカーテン 仮面ライダー
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