研究者の異世界での日々   作:排他的

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閑話・地球の咲人の知り合いの様子

「「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」」

 

「「アハハハハハハハハハハハハハ!!」」

 

……ここは日本に配置されているとある金属を研究する研究所・アーク。作者がアークと名付けてしばらくしてからやべぇゼロワンのラスボスの名前と同じじゃねぇかと少し焦ったアークという名の研究所。

 

佐野 咲人…今作の主人公がトータスに転移してすぐ後に研究所に所属している研究者とアークの所長が仕事によって過労死しそうになっていた。

 

「咲人〜帰ってきてくれ〜!!!」

 

1話冒頭で縁談を進めてきた所長が叫ぶ。

 

何故過労死しそうになっているのかというとアークの仕事の大半は研究なのだが、その研究によって過労死しそうになっているのだ。

 

何故研究で?と思う人がいるかもしれない。この研究は咲人が9割やっていて残りカスを他の研究者がやっていたのだ。

 

その咲人の9割が問題だ。咲人はマルチタスクによる複数意識で自分でしか処理できないものを同じ研究者と同じ時間で終わらせて来たのだ。

 

咲人のことを技術的には認めているものの、心の中ではまだ認められない、咲人のことが嫌いな研究所内の研究者達(2割)はそこまで大変じゃないと思っていたのだが、蓋を開けてみれば某ペンギンが働く企業を超えた仕事量だった。

 

そして全てのアークに所属している研究者は帰ることが出来ず、仕事に忙殺されかけ、咲人が早く帰ってくるようにいつも祈っているわけだ。

 

咲人に早く戻ってきて欲しい。それがアークに所属している研究者達の願いだった。

 

 

 

 

ここは日本のとある豪邸。ここでも3人の人間が苦しんでいた。金銭的に。そして2人の人間が叫び、1人の人間が悲しんでいた。

 

「あのクズがぁぁぁぁぁ!!ちくしょうめ!俺も仕事してねぇし、あのクズに金を稼がせてたからもう10年も働いてないしもう働きたくねぇ!おいお前ら!身体売って稼いでこいよ!」

 

「はァァ?!なんで私がそんなことしないといけないのよ!?こいつに頼みなさいよ!こいつの方が若いんだからァ!」

 

「も、もうやめてよ……お父さん…お母さん……まだ咲兄の稼いでくれたお金が残ってるでしょ?咲兄が稼いだお金はまだ貯金されてるはずだよ……?」

 

「「そんなのもう使ったよ!!!」」

 

「咲兄助けて……」

 

さっきから叫んでいる2人が咲人の父と母で泣きながらなだめていて咲人に助けを求めているのが咲人の妹の咲希だ。

 

前に咲人の家族関係は最悪と言ったな。あれは八割嘘だ。父と母が咲人を蔑ろにして、咲人の妹である咲希は咲人と仲がいいのだ。

 

父と母は咲人が7歳の頃にコアメタルを発表して特許を取った瞬間、咲人が初めて役に立ったと言って、そのまま咲人を国に売り、お金だけむしり取っていっていったのだ。

 

妹は咲人が4歳の時に生まれ、父と母を嫌っている咲人が可愛がっている家族だ。そもそも咲希がいなかったら父と母にお金を渡していない。

 

まぁ違う作品風に言うと篠ノ之束と篠ノ乃箒の関係だ。ただインフィニット・ストラトスとは違うのが、咲人に敵意を持たず、咲人が家にいれば一緒に寝たいな〜と考えるほどのブラコンである。そう言う咲人も妹である咲希をお嬢様学校に通わせたり、お小遣いをあげたり、ボディーガードをつけさせたりしているのだ。

 

さて話を戻すと、咲人がトータスに行ってから咲人からお金も渡されず、国に問い合わせても咲人がいないからお金も援助金も渡されていない。やべぇ早く働かないと、でも働きたくねぇ!どうしよう!が現在の状況である。

 

「……部屋に戻ろう。咲兄……」

 

咲希に与えられた部屋に戻り、ベッドの上で体育座りでどうしようか悩んでいた。咲希的には咲人と早く会いたいが、行方不明なため会えない。

 

「……咲兄から万が一の時のために通帳渡されているし、中に10億くらい入ってるけど……」

 

「お嬢様、どうなさいました?」

 

「……陽奈さん……私どうすれば…」

 

陽奈とは、咲人が咲希に宛がった完璧超人と言ってもいいメイドだ。咲人が政府から秘書を送られたが、研究所に入ってから秘書がいらなくなり、政府に戻ろうとしたが、ポストがなくなり行き場を無くした陽奈をお嬢様つまり咲希の専属メイドとして働きませんか?と言われて雇われた。

 

デスクワーク、家事、歌、戦闘など、東方の十六夜咲夜や、ハイスクールDxDのグレイフィアより少し劣化するが、地球産まれの超人メイドだ。

 

「なら、抜け出しますか?」

 

「え?……私が陽奈さんと?」

 

「ええ。咲人さんには多大な恩がありますし、ここでお嬢様、咲希ちゃんを見捨てるのは嫌ですし、私の妹みたいな感じですから。一緒にここを出ましょう?」

 

この陽奈の言葉は、困っていた咲希にとって天啓に思われた。陽奈の答えは決まっている。

 

「よろしくお願いします。陽奈さん」

 

「わかりました。咲希ちゃん」

 

そして次の日、咲希は咲人からもらった通帳を持って陽奈とともに豪邸を抜け出し、そこから離れている東京のとあるマンションの一部屋を借りて暮らし始めたのだった。

 




シスコンブラコン設定もいいなーなんて……

題名変えた方がいいですかね?明らかに物語がリメイク前と違うし……

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