「ハジメ、吐きそう……ウプ」
「あ〜ごめんごめん。ついつい急いじゃって……」
「ハジメはほんとそういうの好きですね……」
「まぁオタクだからね!異世界だもん!」
そんなことを話しながら訓練場に向かうハジメと咲人。転移者は全員チートという言葉を聞いて、僕はどんな職かなーとずっと話していたためどんなに楽しみにしていたかは咲人でも分かる。
「お、坊主共!来たな!もう他の奴らは全員ステータスを確認したぞ。あとはお前らだ。ほれ」
そう言ってステータスプレートを渡してきたのは騎士団長メルド・ロギンス。拳銃を供給した騎士団の団長だ。
「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。 〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。」
「「ステータスオープン」」
咲人のステータスを見るとそこには……
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佐野 咲人 男性 17歳 レベル1
天職 研究者
筋力 0
体力 0
耐性 0
敏捷 0
魔力 1000
魔耐 0
技能 魔法技能図書館・魔法記憶[タブレット]・魔法付与・魔法設置・魔法研究・魔力変換・詠唱省略・魔法保存[タブレット]・魔力探査・魔法創作・超演算領域
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「……筋力系統がゼロなのは知ってたが、魔力が異常だな……勇者の10倍とは……」
その言葉に全員が振り返る。だがメルドの一喝でまた訓練に戻った。
そして咲人はさっきから動かないハジメに声を掛ける。
「どうした?ハジメ…………」
ゆっくり動いたハジメは咲人とメルドにステータスプレートを見せる。そこには……
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南雲ハジメ 17歳 男 レベル1
天職:錬成師
筋力 10
体力 10
耐性 10
敏捷 10
魔力 10
魔耐 10
技能 錬成・言語理解
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そのステータスをみたメルドは笑顔のまま固まり、ついでにプレートをコツコツ叩いたり、光にかざしたりする。そして、ジッと凝視した後、もの凄く微妙そうな表情でプレートをハジメに返した。
「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」
歯切れ悪くハジメの天職を説明するメルド。
その様子にハジメを目の敵かたきにしている男子達が食いつかないはずがない。鍛治職ということは明らかに非戦系天職だ。クラスメイト達全員が戦闘系天職を持ち、これから戦いが待っている状況では役立たずの可能性が大きい。
訓練中のはずの檜山がニヤニヤとしながらハジメと咲人の近くに寄り、声を張り上げる。
「おいおい、南雲。もしかしてお前、非戦系か? 鍛治職でどうやって戦うんだよ? メルドさん、その錬成師って珍しいんっすか?」
「……いや、鍛治職の十人に一人は持っている。国お抱えの職人は全員持っているな」
「おいおい、南雲~。お前、そんなんで戦えるわけ?」
檜山が、実にウザイ感じでハジメと肩を組む。見渡せば、周りの生徒達――特に男子はニヤニヤと嗤わらっているが、すぐに押し黙ることになる。
「よくやりましたハジメ。今1番欲しい天職です」
「ハァ!?どういう事だよ!」
絶対零度の目を向けられながら檜山が反論する。それはそうだ。最弱の天職と言ってもいい天職なのだ。
「ハジメは戦うわけではありませんし、まず前提条件が違います。私が欲しいのは自由に使える生産職です。例えば錬成師」
「そうか。そういえば戦う訳では無いからな。それに研究者の坊主が欲しいのは戦闘系ではなく生産系ということか」
「……僕そんなこと一言も聞いてなかったんだけど」
「……強い天職を心待ちにしてるハジメにそんなことを言うのは無粋ですから」
そんなことを言っていると、光輝が咲人に近寄り開口一番怒鳴ってくる。
「佐野!君も戦争に参加するべきだ!君はそんな魔力を持っていながら戦わない気か!」
「……何故?」
そもそも咲人には戦争参加なんて言う選択肢は無かった。
「何故ってそれは!この世界の人達を助ける為だ!」
「……私にそんな義務はありませんよ。武装供給で勘弁して下さいな……車椅子の私にそんなことを言わないで頂きたい」
その言葉を聞いた光輝は王国から渡されたアーティファクト、聖剣を構える。
「なら決闘だ!俺が勝ったら君と南雲は戦争に参加するんだ!」
「……じゃあ私が勝ったらもう関わらないでください」
「……いいだろう!」
こうして咲人と光輝の決闘が始まった。
三時間後……
「仕方ないからな。今回は特別だ。……ではこれより佐野咲人と天ノ河光輝の決闘を始める!双方前へ!」
そう咲人と光輝を呼んだのは審判になったメルド。態々決闘の旨を王に伝え、決闘の許可をとったらしい。
「降参するなら今のうちだぞ。佐野」
「容赦はしませんのでそこのところよろしくお願いします」
「開始!!」
決闘の火蓋が切られ、光輝が咲人に向かって聖剣を向けて走り出す。
「現れよ……
剣を持った骨が三体現れ、光輝の聖剣を受け止める。
「邪魔だ!」
受け止めるも光輝の大振りの一撃は耐えられなかったらしく、そのまま消し飛ぶ。
「……蹴散らせ、
聖剣を振って構え直す光輝にそのまま風のハンマーを当て、そのまま吹き飛ばす。
「……近づけない……」
「現れろ……
またも骨兵が三体現れ、今度は光輝に突撃する。
「こんなもの!」
骨兵をまたも大振りの一撃で弾き飛ばすと、またも構え直すところを風のハンマーで吹き飛ばされる。
「圧倒的だな……あれじゃあ光輝のやつは佐野に近づけねぇ……」
「光輝の剣をよく見てるわね……でも光輝も学習しないわけじゃない」
またも骨兵を召喚し、光輝に突撃させると、
「光の爆撃、弾き飛ばせ!光爆!」
魔法で骨兵を倒し、そのまま突っ込む。
「防げ……
光輝はそのシールドにぶつかると進む前のところまで吹き飛ばされる。そして風のハンマーをまた当て、もっと後ろへ弾き飛ばす。
「……チッ!限界突破!!」
ステータスを三倍にする光輝、そして咲人が作った
「……想定通り。
風と炎の斬撃が光輝に向かって飛び、そのまま当たる。出力は通常の10パーセントの為、威力は限界突破状態の光輝を弾き飛ばすくらいしかない。
「……うぉぉぉぉ!!万翔羽ばたき 天へと至れ 〝天翔閃〟!!」
手加減無しの天翔閃が咲人に向かう。咲人も
「…………
7枚の光の盾が花弁のように展開され、咲人を守る。何枚もの光の盾が欠けるも、残り1枚で防ぎ切る。
「危ない危ない。まさか手加減なしで来るとは……ならこちらも相応の技で返礼しよう」
「限界突破が切れた……」
限界突破が切れたのを見計らい、そのまま咲人は魔法を使う。
「……………………
限界突破が切れた光輝に透明な一撃が当たる。そしてそのまま限界突破で疲れたのもあったのかそのまま倒れる。
誰がどう見ても、咲人の勝ちだった。
咲人に常時使用させるならどの能力及びアイテム?使えたい能力がありすぎたのでアンケート取ります。(1個には絞りません。票数の多い順に咲人に使用させます)(記憶再現によって使われる能力です)
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