都合の良い世界   作:茶ダックス

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幻の生徒

 

―――退院してから数日がすぎた。

 

両手の火傷も完治して今まで通り――とはいかないが、それなりに平和な時間を過ごしていた。

 

春樹自身、『羞恥心』と『性欲』の無い生活にも慣れてきたと思う。初めは羞恥心が無いせいか、歯の浮くようなセリフを平然と言ってたりして大変だったのは記憶に新しい。もっとも、現在は知識として『アレを言ったらダメだ!』というのも学んだ。

 

「でも...それはそれ、これはこれだ。故意的にやるなら問題ない!」

 

「そんなわけないでしょう...って言いたい所だけど、今回ばかりは協力するわ!」

 

ニヤリと笑うのは春樹と東郷の2人。このような笑みを浮かべる人の心情は大体決まってる。誰かにイタズラをする時の顔だ。

 

普段は止める側の東郷だが、今回ばかりは春樹の口車に乗った。その理由は―――

 

「冴宮くんの女装なんて中々に見れるものじゃないわ。チャンスは『羞恥心』の無い今だけ...この機会を逃す手はないわ!」

 

「欲に素直過ぎないか?そもそも、今回の目的は女装じゃないからな?飽くまでも風先輩達に()()()()()()()()()()()()()()()()()()だからな?」

 

今回のイタズラはこうだ。

 

春樹が変装して勇者部に行き、隙を見て各部員にイタズラを仕掛ける。ブーブークッションやビックリ箱etc.....内容については東郷と相談する。

 

ここで変装する理由は2つだ。1つはイタズラをしたら真っ先に春樹が疑われるから。勿論普段の行いのせいだ。2つ目が東郷に協力を仰ぐのに必要だったから。東郷は騙す騙される等を好まないので、自分の女装を交渉材料にしたのだ。結果は成功だった。

 

いくら彼女達が鈍くても、流石にイタズラを重ねる毎に部員全員が違和感を覚えるだろう。その為、最後の最後でネタバレをする。その時までは手に持つ携帯電話は常にカメラモードで待機しておき、何時でも風達の驚く顔を写真で取れるようにする。最初のうちは画面をカバーで隠せばカメラモードでもバレない筈だ。これには某友奈狂もコレクションが増えると大歓喜だった。

 

「それで、何で私には協力をお願いしたの?部室内でトラップ風のイタズラを仕掛けるなら、風先輩に協力を頼んだ方が物事を進めやすいと思うけど?」

 

「東郷には変装の手伝いをして欲しいんだよ。イタズラする時の俺が冴宮春樹だってバレないように、風先輩達の中での冴宮春樹とは1番遠い存在に変装したいんだよ。その結果、女子に変装するってのは決まってるんだけど...生憎と女子の服装とかに詳しくないんですよね」

 

「つまり、私には女子の格好と仕草、その他諸々の指導をお願いしたいわけね?」

 

「中学校の制服のスペアとかあればそれも借りたい。東郷が嫌じゃなければだけど」

 

「構わないわ。他の男子ならまだしも、冴宮くんなら安心できるし」

 

悲しいことに、決して大柄とは言えない春樹は東郷の服のサイズでも普通に着れるのだ。尚、この日以降春樹は牛乳をよく飲むようになった。理由はお察しの通りだ。

 

 

――数日後の決行日に向けて、東郷による厳しい特訓が始まった。歩き方から細かい仕草まで、淑女というものを叩き込まれた。化粧をしてもらい、其れに似合うカツラを選んだり、そのカツラがギャグ漫画のように脱げないための動きも学んだ。

 

「もっと喉を絞めて、自然に高い声を出す!裏声を柔らかく出すイメージよ!本来喉が持っている『男』のポテンシャルを発揮しちゃダメよ!!」

 

「あ、あー...あいうえお〜」

 

「そう!それよ!!」

 

どれだけ格好仕草を女子っぽくても、声でバレたら元も子も無い。徹底主義者とも言える東郷の指導は本当に厳しかった。だが、自分から言い出したか事なので弱音も吐けずに、ただひたすらに自分の中で『女子』のイメージを固めて実行した。

 

 

―――作戦実行日

 

無人の教室には東郷ともう1人、讃州中学校の女子制服に身を包んだ春樹が居た。頭には長い茶髪を後ろで束ねたカツラ。それにプラスで東郷からの化粧も施されてる。春樹自身も、誰が見ても女子だろうと自負しているほどだ。東郷は鼻から赤い液体を出しながら写真を撮ってた。

 

学校は既に夏休みに突入してるので、誰も居ないクラスで東郷と最後の打ち合わせをする。

 

「冴宮くん、最後に...あなたには大事なことを授けるわ。この作戦において、冴宮くんが最も必要とすることよ」

 

「も、最も大事なこと...!」

 

「 "名前" よ!」

 

「......あっ、完全に忘れてた」

 

これから春樹は女子生徒として振る舞う。だが、その女子生徒は漫画やアニメのように『モブだから名前なし!』では通らないだろう。つまり、女装時の春樹には女子としての名前が必要不可欠なのだ。

 

「これから、貴女は『ハル』ちゃんよ!」

 

「なんの捻りもないな!?」

 

名前から1文字を取り除いただけのシンプルイズベストな名前。どうやら既に決定事項になっているらしいが。

 

「苗字は敢えて名乗らないでちょうだい。普段から名前でしか呼ばれてないから、苗字を名乗る習慣はありませんってことを遠回しにアピールするの。ちょっとおバカだと思われた方が都合が良いわ」

 

「...それでも聞かれたら?」

 

「『春宮』ってのはどう?」

 

「本当に捻りがないな...」

 

女装時の春樹の名前は『春宮ハル』に決まった。名前で春樹だとバレそうだが、そこは東郷のフォローに任せよう。

 

何はともあれ、普通に考えたら初対面の女子を他の男子だと思うヤツなんて普通はいないだろう。今回は香水まで利用してるから、隙なんて存在しないのだ。

 

既にハルは春樹とは別人。本人がそんな思考に至るのは、東郷の短期間による集中特訓の賜物だった。

 

 

東郷は先に部室に向かい、春樹がサボりであることを説明する。当然のように風が怒るだろうけど、それは普段通りなので問題は無いだろう。

 

東郷からは、自分が部室に向かってから約30分後に部室に来るように指示を受けた。作戦等は東郷に任せれば失敗は無いと断言出来る。

 

(さて、そろそろ時間だな)

 

カツラが頭から落ちないことを確認すると、東郷に仕込まれた歩き方で部室に向かう。東郷曰く、役者は誰にも見られてない場面からすでに役を演じる...らしい。

 

―――コンコン

 

部室のドアをノックすると、中からどうぞーと風の声がした。

 

「失礼します。...あの、こちらで悩み相談ができるって友達から聞いたんですけど...」

 

「勇者部へようこそ!うわー!可愛い子だね、夏凜ちゃん!!」

 

「...まあ、否定はしないわ」

 

出迎えてくれたのは友奈だった。一言目で可愛いと褒められるとは思わなかった。東郷のメイク技術には春樹も内心驚きだ。

 

「ん?...うちの学校にこんな生徒居たっけ?」

 

「風先輩、それは流石に失礼ですよ?学校生活において話したことの無い生徒まで把握するのは無理な話です。当然、見たことの無い生徒がいたっておかしくはないですよ」

 

「あはは、ごめんごめん」

 

一瞬だけ焦ったが、東郷がフォローしてくれた。グットサインを送りたいが、この場では我慢する。

 

「それで...悩み相談をしたいんですけど...」

 

「オーケー、悩み相談ね。樹、出番よ!」

 

『了解!』

 

樹がスケッチブックに文字を書いて返事をする。相変わらずのスピードで関心を覚えた。だが、今作戦では全員に相談することになってる。

 

「で、できれば皆さんにも聞いて欲しいです。大人数の意見も聞けた方が参考になりそうですし」

 

「ん〜、まあ...特に忙しくもないし、全員それでいいわね?」

 

「はい!問題ありません!!」

 

「友奈ちゃんと同じです」

 

『わたしも問題ないよ』

 

「私もオーケーよ。今日は特に暇を持て余してたし」

 

全員が乗ってきた。この日のために、全員の仕事量が少なくなるように調節してきたのだ。基本的に勇者部の依頼等の仕事についてまとめているのは春樹だ。なので、調節くらいは朝飯前だった。

 

「まずは自己紹介ね。アタシは犬吠埼風、3年生で勇者部の部長よ!隣に居るのが妹の樹」

 

『1年生です!よろしくお願いします!』

 

「えっと〜...私、みんなからは『ハル』って呼ばれてます。学年は2年生です。結城さんや東郷さんは部活で表彰とかもされてたので知ってます!...えっと...そちらの方は?」

 

「...三好夏凜よ。入部したのは表彰された後だし、知らなくても無理はないわ」

 

夏凜の態度に違和感を覚える。素っ気ないと言うか、普段のトゲが感じられない。それもそのハズ、彼女が変に強気な態度だったりするのは勇者部の前でだけだ。自信の源でもある自称完成型勇者の称号は勇者にしか通じない。そのためか、クラスでは物静かなエリートというイメージが強い。実際はツッコミ体質のサプリ厨なのだが。

 

「えっと、ハルちゃんで良いんだよね?」

 

「はい、結城さん」

 

「友奈でいいよ?せっかく話してるんだし、友達になろなろうよ!」

 

「...すみません、友達にはなれません。一期一会って言うか...今日以降で皆さんとは、もう二度と会えないと思うので」

 

今日までの努力を経て理解した。正直に言うと、めっちゃ面倒臭いのだ。メイクには時間が掛かるし、カツラは蒸れる。スカートはスースーして落ち着かない。仕草等で常に窮屈な思いをさせられる等...

 

羞恥心が無いから余裕だと思っていたが、今ではもう二度とやるもんかと心に誓う始末。

 

(てか、友達になって連絡先とか聞かれても困るし)

 

彼女達にとっての『ハル』は飽くまでも依頼人であり他人だ。自分が『ハル』でいるうちは親しくしない。尚、これも当作戦の参謀でもある東郷の指示だ。

 

「っ...!ハルちゃん、ちょっとごめんね。みんな、ちょっとこっち来て」

 

「...あれ?」

 

友奈が春樹を除く全員を廊下に引っ張って行った。そして、気が付けば春樹は部室に1人取り残された。

 

 

 

 

「友奈ちゃん?どうかしたの?」

 

東郷は焦っていた。

 

早くも計画とは違う流れになってしまったのだ。念蜜に練った作戦が開始数分で崩れ去る。流石の東郷もこれは予想外だった。

 

「ハルちゃんの事なんだけどけ...」

 

『ハルさんがどうしたんですか?』

 

「なんか...憂いって言うのかな?友達になろうって言った時に、ハルちゃんが悲しそうな顔をしてた。多分、相談事に関係してると思うんだけど...私、勇者部の一員としてハルちゃんを助けたい!」

 

(...勇者部ちゃん...それは憂いじゃないよ。多分だけど、冴宮くんが友奈ちゃんと友達になった場合の展開を想像して面倒臭がっただけだと思う...)

 

勿論その通りだ。勘違いは状況をややこしくするので避けたいが、証拠も無く頭ごなしに否定して怪しまれるのは勘弁したい。そんな思考が東郷の頭を駆け回る。

 

「いや、考えすぎでしょ」

 

夏凜は呆れて返す。一方の東郷は心の中で夏凜に『ナイス夏凜ちゃん!』とグットサインを送っていた。このまま進めば自分は賛成も否定もしない中立の立場で話が進むだろう。

 

―――だが、友奈の意見の支持者が他にも居た。

 

「夏凜、本当に否定しきることができるの?あの子は勇者部に直接相談しに来たのよ?ホームページで募集しているのにも関わらず。友達になるのを拒んだのも事情があるだろうし...も、もしかしたら不治の病の犯されてるかもしれない!!断言は出来ないけど、アタシの女子力によれば決して軽視して良いことじゃないわ!!」

 

なんて当てにならない女子力なのだろうと東郷は呆れた。事情もクソもなく、春樹はその場のノリで答えただけだろう。流石に完成型勇者を名乗る夏凜ならば違和感を感じてるだろうと期待を込めて視線を送ると―――

 

「...いや、風の女子力は知らないけど。...でもまあ、そう言われると心配になってくるわね。ハル...だっけ?あの子、もしかしたら何か抱えてるかもしれない」

 

(なんでこんな展開に!?)

 

東郷は風の妄想力を甘く見てきた。思えば、彼女は勇者部のボランティアで行った劇の脚本を考えた本人だ。並の人よりも妄想力が豊かなのは考えれば分かったことだ。

 

―――風の言葉のせいで勇者部全体の雰囲気が変わった。

 

友奈達の頭の中では、『ハル』という少女は何かを抱える哀れな少女となってることだろう。苦渋の決断の末に、自分達の助けを求めて我が部へと相談に来た。脳内シナリオはそんな感じだろう。

 

「...ごめんね、冴宮くん。私にはもう止められないよ...」

 

「ん?東郷さん何か言った?」

 

「ううん、何にも言ってないよ」

 

東郷は早くも春宮を見捨てた。残念なことに、予想外が重なって手に負えなくなったのだ。伝える手段も無く、後ろで見守るのが精一杯な状況になった。

 

 

 

 

春樹以外が部室を出てから数分が経った。

 

「ハルちゃん、お待たせしました!」

 

「っ!?あ、いいえ!そこまで待ってないので」

 

春樹が風の椅子にブーブークッションを仕掛けようと動き出した瞬間、全員が帰ってきた。驚きつつも顔には出さなかった自分を褒めて自慢したい。勿論しないが。

 

(...?何かおかしい...)

 

全員が部室に戻ってきたが、様子がおかしい。東郷からは憐れむような目で見られ、その他は生暖かい視線が送られる。

 

「...えっと...何かありましたか?」

 

「安心しなさい。アタシ達勇者部は全員あんたの味方よ!」

 

『安心して頼ってください!』

 

「...?あ、ありがとうございます...?」

 

風が春樹を抱き締めながら言った。春樹は困惑しながらも『これが女子同士のスキンシップなのか?』と間違った理解をした。

 

「可哀想に...きっと、これまで頼れる相手がいなかったから風先輩の対応に困惑してるんだね...よし、東郷さん!私達だけでも味方でいようね!」

 

「え、ええ...そうね」

 

「ハル...で良いのよね?悩みがあるなら相談なさい。こいつらが力になるわよ。...もちろん、私も」

 

「えっ、あ...はい」

 

春樹は混乱した。先程まで素っ気なかった夏凜が優しさを向けてくる。もう何が起きてるのか理解できなかった。

 

「すみません、ちょっと東郷さんを借りても良いですか?理由は...えっと、胸を借りたいから?」

 

状況説明に共犯者を連れ出そうとする春樹。瞬時に考え付いた『理由』は東郷のシンボルを借りたいからだと言い張った。男子だとセクハラと訴えられる言葉も女子ならば別の意味で聞こえるのだ。

 

「...ハル、分かるわ。東郷の母性に甘えたいけど人前だと恥ずかしいのね。アレは初対面の人ですら魅了するのね...よし、遠慮は要らないわ!東郷の胸で泣いてきなさい!!」

 

「...ハルちゃん、近くのクラスに行きましょう」

 

「は、はい...」

 

勘違いと言う代償を支払って、情報を得る機会を作り出した。何故か東郷の胸で泣くことになってるが。春樹は部室を出るまで生暖かい視線で見送られた。

 

 

 

 

 

 

「さて、東郷さんや。一体全体何が起きてるんだ?風先輩の生暖かい視線がドラ○もんの生暖かい目くらいキモいんですけど」

 

車椅子を押しながら、春樹は東郷に状況説明を求める。大声では話せないが、小声ならば部室までは聞こえないだろう。たとえ先輩をキモいと罵倒しようとも。

 

「...なんて言うか、勘違いの連鎖?」

 

「...はい?」

 

「悪いことは言わないわ。冴宮くん、今のうちに逃げてちょうだい。後始末は私が引き受けるから!」

 

「えっ、目的も果たさずに逃亡しろと?せめてブーブークッションの1つでも...」

 

「一生女装姿で過ごすことになるわよ?」

 

「春宮ハル、現在を持って名前と姿を放棄させて頂きます!...それじゃあ、お疲れ様でしたー」

 

東郷の脅しに似た言葉に春樹は一瞬で帰る決意をした。女装なんて面倒臭いし窮屈だ。それが今回の春樹が学んだ教訓だった。

 

 

春樹は勘違いを続ける友人と先輩と後輩を置いて、嫌な予感を訴える本能と共犯者こと東郷の言葉に従って帰った。

 

そこには大した葛藤も無く、つまらない漫画の急な打ち切りのようにあっさりと帰った。頭にあるのはこの後の昼ごはんのメニューのみ。

 

(...うん、うどんだな!ネギとイカ天を乗っけよう)

 

 

 

 

 

春樹が昼ごはんを決定すると同時刻、東郷は憂鬱な気分で部室に戻っていた。

 

「た、ただ今戻りました」

 

「あ、東郷さん!...あれ?ハルちゃんが居ない...?」

 

「ハルちゃんは...」

 

「帰ったのね?」

 

東郷の言葉を遮り、風が話し始める。何故か窓際に立ち、空を眺めて。春樹が見たら『似合ってないですよ?』と馬鹿にするのが目に見えている。

 

1人で呆れる東郷の気も知らずに、風は謎の物思いに耽る。

 

「まったく...出会ったばかりとはいえ、なかなか素っ気ないわね。...でも、同じ学校ならまた会える」

 

「風先輩...はい!そうですね!私、次こそはハルちゃんと友達になりたいです!」

 

『わたしもハルさんと仲良くなりたいです!』

 

「...まあ、ハルに同情するわけじゃないけど...たまになら話をしても良いわ」

 

(...えっ、何この雰囲気...)

 

 

その後、ハルを見つけることが出来ずに勇者部一同が学校中の生徒名簿を見て回るのはもう少しだけ先の話。

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆オマケ◆◆◆◆◆◆◆◆

 

〈 春宮ハル 〉

・ある日、何の前触れもなく勇者部に訪れた少女。優しそうな目と肩まで伸ばされた茶髪が非常に親しみやすい印象を与える反面、時折見せる悲しそうな表情の下にはか弱い少女には重すぎる何かを抱えているのでは?と言われている。尚、冴宮春樹の女装姿という真実を知るのは東郷美森のみである。後に勇者部一同が学校中を探し回って『ハル』が存在しないことを知るが、東郷の持つハルの写真が流出して勇者部が大騒ぎになるのはもう少しだけ未来の話。

 

 





さえみや はるき

はるみや はる
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