※昨日、増税前でラノベを纏め買いして、ニャル子さんの最新巻があったので読破して、その勢いで書いた。後悔はしていない。ちなみにエイプリルフール企画、続編はない(確信)
※ニャル子さん最新巻のネタバレを含む可能性が微粒子どころじゃないレベルで存在するので、注意してお読みください。
じわ:「何言ってんだガバガバじゃねぇか」
作:「これもうわかんねぇな」
「……少女、今日こそおねーさんと一緒にお風呂に入ろ? くちゅくちゅって……しよ?」
「ファッ!? 何盛ってんですかいい年して! この変態ロリコン宇宙人!」
「……一緒に入る? 親子丼も大歓迎だよ?」
『いそうろう』のお姉ちゃんとお母さんの口喧嘩、おそらく私が産まれてから、一度も絶えたことがない。「くちゅくちゅ」とは何のことかさっぱり分からないけど、お母さんとお父さんが言うには、碌な事にならないらしい。
――おとーさん、一緒に入ろう?
そろそろアラサーに突入するのに、見た目は17歳といっても差し支えないほどの童顔をしているお父さん。授業参観などで、「お父さんかっこいいね、若いね」と言われるのは密かな自慢だったりする。
お父さん曰く、うちの家系は17になるとそこから外見的に歳を取らなくなるそうだ。
なるほど確かに、頼子お祖母ちゃんもすごく若々しい。
ちなみに私はまごうことなきお父さん似だ。お母さんの要素はアホ毛くらいしかない。
「弥尋もそろそろ小学五年生なんだから、お風呂に一人で入れるようにならないとだめだぞ?」
――林間学校とかの時はもう一人で入れるもん!
「だがなぁ……」
「いいじゃないですかダーリン。なんなら私も一緒に入りましょうか?」
なんだろう、お母さんの声で「ダーリン」って言われると、お母さんが手のひらサイズ(フロントライン社製)になったような幻覚を覚えるなぁ……
「……そんなこと言ったら少年だってケモテック社製の犬耳が生えてそうな声してる」
「ちっちゃくないよ!!」
「お前ら……そのネタは一体誰がわかるんだ?」
――夢の果てに迷い込んだ天使が舞い降りた世界の住人?
「そんな世界は知らん。邪神なら迷い込んではいるけどな」
お父さんのツッコミが冴え渡ったところで、お風呂が沸いた。
「それに、今日はハルヒの面倒を見に行かなきゃいけないんだ。また今度な」
ハルヒ、というのはお父さんの友人の子供で、小学校に上がったばかりの男の娘だ(え? 字が違う?こまけぇことはry)。
両親が共働きのため、たまにお父さんが面倒を見に行っている。ハルヒくんの将来の夢は、私のお父さんをお嫁さんにする。とのことだ。
ボーイズビーアンビシャスとは言うが、私の目の黒いうちは絶対にゆ゛る゛ざん゛
――おとーさん。背後に気をつけてね……
日本刀を腰に差してから、不良そうに見える金髪の北海道のファミレス勤務フリーターでも連れて行けばいいかもしれない。
「邪な波動を感じた」
私の邪な思考(中の人ネタ)を感じ取ったのか、お父さんがジト目で一瞥した後、じゃあ行って来るぞ、と家を出た。
と思ったら、引き返してきた。そして私に耳打ち。
「身の危険を感じたら、食器棚とお風呂場ににある『徳用』と書かれた箱を開けなさい、絶対だよ」
それだけ言って、今度こそ出かけた……一体なんだったのだろうか?
――じゃあ……シャンタッ君、一緒にはいろ?
「みーっ!!」
おうよ! ヤヒロの姉御! といわんばかりに肯定のしぐさを取る宇宙的生命体。
私はシャンタッ君を抱えて、沸いたばかりの一番風呂に向かった。
――――かぽーん。
「み~っ」
一人と一匹でリリンの産んだ文化の極みを堪能していると、シャンタッ君がのぼせてしまったのか、真っ赤な顔をしてぐったりしていた。
このままではいけない。とシャンタッ君を先に上がらせ、自分は湯船に戻る。
父親に似たのか、私はお風呂が大好きだ。
――ふぃ~っ
体の力を抜き、目を閉じて湯船に体のすべてを委ねる。この絶妙な湯加減、やっぱりお父さんには敵わないね。
――ほにゃ~
五分、十分、とただひたすらに長湯を続けてゆく。お湯の温度はどんどん上がってゆく…………ん? 上がってゆく?
「……少女を見てると、一人でニャル子と少年のどっちもを眺めてるような気分になる……一粒で二度おいしい、んっ!はぁはぁ……辛抱たまらんっ!」
目を開けると目の前に赤毛のツインテール(髪型的にはツーサイドアップというらしい)が見えた。
『いそうろう』のお姉ちゃんが湯船のふちに全裸で四つんばいになって、あたかも熱湯風呂に入る直前の芸人のような体勢で私を嘗め回すように見ていた。
ドボン!!
誰にも押されていないのにお姉ちゃんは四足でいっぺんに湯船に飛び込む。
そのまま私に組み付き、体中を撫で回した。
――やっ、ちょっ! どこ触っ、ひゃぁん!!
「……少女を孕ませるのはまだ無理だから……私無しではいられない体になってもらう。そうすれば少年とニャル子の愛の結晶は私のもの……結果的に少年とニャル子は私のもの」
トンデモ理論を展開しながら、愛撫をやめないお姉ちゃん。ついでとばかりに唇を顔に近づけてきた
――おかぁひゃん……助けて
「……残念、助けは来ない。脱衣所にとある流離のディーラーから買った錠前がついてる」
四面楚歌、八方塞がり絶体絶命。三十六計逃げるに如かずしかしまわりこまれてしまった。
「……おちたな(確信)」
――アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
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その後、私こと八坂弥尋がどうなったかは、皆さんの想像にお任せしようと思う。
作:「オープンエンディング、というものをやってみたかったのです。石投げないで!」
じわ(短編):「いいからお前はさっさと別作品のじわを書け」
作:「お、おう……」
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