白海染まれ   作:ねをんゆう

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113.フタツミチ-1

その絶望は、なんの前触れもなく現れた。

ある日、突然街の地下より生じた黒光の爆発。

最初にダイダロス通りが地下深くへと沈んでいった。

次に歓楽街が吹き飛んだ。

地下に潜んでいた闇派閥が、そして多くの化物達が、それこそ無惨な姿で引き裂かれていたと報告された。

 

その原因を知っていたのは、ロキ・ファミリアだけ。

その原因を作ったのもまた、ロキ・ファミリアだった。

 

手に負えなかった。

そして失敗した。

 

女神アストレアが持ち込んだ神具を使い、彼等はユキの身体から最も害を与えているであろう黒龍の鱗を取り出し、封印した。

それは確かに膨大な力を持っていた。

それ一つで神具が満たされる程の物だった。

……けれど、その選択はきっと間違いだった。

鱗を取り出した所で、クレアの苦痛は止まらなかった。クレアのバランスは戻らなかった。

 

そして……彼女の中に閉じこもっていたユキとの繋がりが途絶え、主人格としての立場を交代してしまいそうになっていた彼の人格が完全に消失してしまったと、そう聞かされた。

 

同時に壊れた。

壊れてしまった。

クレア・オルトランドの人格も。

堰き止められていた激流が、完全に漏れ出し始めてしまった。

もうどうしようもないくらいに。

 

だからロキ・ファミリアは封じる事にした。

どちらの人格も失い、ただ力のままに周囲を破壊し始めていた、ユキの物だった肉体を。

殺す事も出来ず、数多の柵と力を使って強引に封じ込めた。暴れ始めた彼を、クノッソスの一室に。

 

「……ガレス、被害は」

 

「既に、街の西側は完全に消滅した。闇派閥は全滅し、いくつかのファミリアが沈んどる。それと……一人で向かったベートと、近くに居合わせたティオネが殺された」

 

「……フレイヤ・ファミリアからの連絡は」

 

「無い、完全な無視じゃな。それでも、ギルドに協力しオラリオから住民と冒険者を退避させる手伝いをしとるのを見た。あれを見るに、奴等が気に入らないのはワシ等じゃろうな」

 

「そうか……そうだろうね、彼等のユキに対する姿勢を考えるならば、当然だ。そうなるのは仕方がない」

 

そうしてフィンは、黄昏の館の屋根から徐々に黒色の光によって焼き払われ始めた東の街並みを見下ろす。

恐らくここへ到達するのに、あと10分の猶予もあるまい。

そしてあれを討伐するには、オラリオの全勢力を揃えても足りるかどうか。

 

「……残った人間を、全員バベルの広場に集めてくれ。逃げたい者は逃がしてもいい。だが、何をするにもダンジョンの蓋を破壊される事だけは阻止しなければならない」

 

「分かった………リヴェリアは、どうする?」

 

「……街の外に、逃がしてくれ。これ以上に彼女が傷付く必要も無いだろう、もう十分だ」

 

「ああ、そうじゃな」

 

広場に足速に向かいつつ、ラウルから手渡された報告書に目を通す。

出現から半刻、既にオラリオの6割強が壊滅した。

中小規模のファミリアは尽く滅ぼされ、大手ファミリアからも名のある高レベルの冒険者達が何人もやられている。

ギルドの出した推定レベルは10。

現在のこのオラリオは勿論、ゼウスとヘラの眷属達が居た頃でさえも対処できるか分からない程の脅威。

 

それを止める為に誰より早く駆け出したベート・ローガは、近付くことすらままならない内に浮遊する剣達に八裂きにされた。

次に元の彼の名を叫びながら飛び出した、とある料理店で働くエルフは、大量の武器による広範囲爆撃によって命を落とした。

更に偶然近くに居合わせていたアスフィ・アンドロメダとティオネ・ヒリュテ、そして椿・コルブランドの3人は、勇敢に立ち向かったものの熱線に焼き払われ、黒光を纏った蹴りに心臓を貫かれ、遥か上空から撃ち落とされ、殺された。

圧倒的だった。

それを見ていた周囲の強者達が、それだけで足をすくませ、逃げ始める程には、驚異的な力の差があった。

 

アレは遊んでいた。

力を試していた。

蹂躙する事を、喜んでいた。

 

恐らく今あの肉体の人格となっているのは、ユキでもクレアでも無い。

最後に寄生した精霊の胎児だ。

だがその胎児もまた汚染され、全く別物に変わってしまっているのだろう。

そうでなければ、闇派閥はそれを完全に支配下に置けていたのだろうから。それに自らが滅ぼされる事など、決して無かったのだろうから。

 

「フィン……」

 

「……思っていたよりも少ないね。それほど逃げた冒険者が多かったのかな?それとも……」

 

「これで全部だ、残ったLv.3以上の冒険者は」

 

「……参ったな、本当に」

 

バベルの塔の正面。

その広場に集まった冒険者は、全部で三十数名。

オッタルは言う、これで全員だと。

Lv.3以上の冒険者で、逃げた者は一人もいないと。彼は厳しい目をフィンに向けながら、そう言う。

 

「来たか……」

 

「オッタル、あれを止める方法を君は知っていたりしないかな」

 

「無い……が、使う能力はユキ・アイゼンハートの物だ。だとすればそれを前提に戦うしかあるまい」

 

「そうだね、それなら遠距離攻撃を中心に攻めるしか無いかな。……流石の僕も、アレに近距離で勝てる気はしないからね」

 

視線の先、広間へ続く一本道の彼方で、それは土煙の中から姿を現した。

黒色の髪を赤く染め上げるほどに血に塗れ、髪と同じ色だった瞳も今や赤く燃え上がり、狂った様に笑いながら人間の死体を引き摺って歩いてくる彼の姿が。

クレアの人格に変わった所を最も近くで見ていたアイズやレフィーヤですらも絶望する程の狂気を纏った、もう既にかつての優しい面影が欠片一つも残っていない完全な狂人。

 

『アハハハハ!ミンナミンナ、ミ〜ツケタ!』

 

「……ガレス!オッタル!」

 

この街における、最高戦力を最初から注ぎ込む。時間稼ぎの為に。

魔導士達が呪文を唱え始める。

呪術士達が呪術の準備を始める。

アイズはそんなレフィーヤ達を守る為に後衛の前に立っていた。

本来ならばユキが立っていた筈のそこに、今はアイズが立っていた。

そして立っているべきだったユキは、今はこうして目の前に敵として立ち塞がっている。

 

「ウォォォオォォ!!」「ゼァアァァ!!」

 

『アハッ!』

 

「「!?」」

 

振り下ろされた大斧と大剣。

Lv.6とLv.7の力量から生じたその一撃は、しかし地面へと辿り着く前に、停止する。

止められていた、剣に。

止められていた、敵に。

本来ならばヘファイストス・ファミリアの元にあった死んでいた筈の2本の剣によって、微動たりともしない程に、食い止められていた。

……化け物が、笑う。

 

『アハハッ!』

 

「ぐっ!」「ぬぅぉお!?」

 

オッタルだけが、なんとか目で追い防御態勢を整える事が出来た背後からの一撃。

Lv.7となりステータスをカンストさせている彼でさえも、そこまでしか出来ない程の速度。

ガレスもフィンも、敵がそこまで移動した瞬間を視認する事ができなかった。

 

「っ、ガレス!!」

 

攻撃を食らい、受け身すら取れなかったガレスが吹き飛んでいく。

そしてそれをまたもや凄まじい速度で追い掛けていく怪物を、オッタルは反射的に体勢を立て直して追い掛けた。

しかし怪物はいつの間にかガレスが着弾するであろうその場所に立ち、少し腰を落としながら右足を軽く叩く。

 

『キヒヒ……【破滅の祈りを/タブー】』

 

……黒色の光が集まっていく。

怪物の右足に、周囲一帯の光量が一時的に下がるほどの凄まじい黒の光が集中していく。

 

「ガレス!逃げろ!!」

 

そして……

 

『バイバイ♪』

 

必死の表情で走るオッタルの真横を、何か大きな物が飛んで行った。

そのあまりにも早い速度に、オッタルは今度こそ完全に目で捉える事が出来なかった。

背後で衝突音が聞こえる。

何かが爆ぜる音が聞こえる。

目の前には、化け物が蹴りを終えた姿勢のまま立っていた。

ガレスの姿は、どこにも無かった。

ただそこから自分の真横へ向けて、大きく抉れた赤い道のような物が出来ている事だけが分かった。

……振り向いた先には、元が何か分からないほどに、ぐちゃぐちゃになった肉塊しかない。元がなんであったのか、それが本当に人間のものであったのか。その場にいる誰しもが信じられない様な光景しか、その場には、ない?

 

「……全員、逃げろ」

 

「フィ、フィン……?」

 

「全員この場から撤退しろ!!今直ぐにだ!!」

 

「ま、待ってフィン!でもそれじゃあ!」

 

「早くしろティオナ!!僕とオッタルが時間を稼ぐ!だから今直ぐにこの場から……!!」

 

 

『ぬぐぅぁぉあああ!!!!」

 

『クヒヒッ、ヒヒッ……!!」

 

 

オッタルと怪物が殴り合う。

彼の武装は爆ぜ、そのダメージもまた全て彼が背負っていた。

この化け物を相手に武器を持つのは、それだけで不利になると言う事を知った。自分の持つ武器は全て敵の武器になるという事を思い知った。

故に拳で殴り合う。

血に塗れ、骨を折られ、それでも拳をぶつけ合う。

 

……いや、ぶつけ合うというのは間違っているのかもしれない。

オッタルの拳は、その殆どが当たっていない。

一方的だ、一方的な蹂躙だ。

たった一発の拳で、オッタルは血を吐く。

たった一発の拳で、オッタルの肉体が削られる。

獣化をしても追い付かない。

基礎となる物が圧倒的に違い過ぎる。

 

『負ける、ものか……!俺は、俺はぁあ!!』

 

『楽シカッタヨ、マタネ♪』

 

『!?』

 

回し蹴りで吹き飛ばされたオッタルが、直ぐに身体を跳ね上げる。しかし直後に見た敵は、またもや腰を落とし黒光を貯めていた。

それこそガレスを肉塊にした時のように。

その時以上の圧を纏って。

殺意を剥き出しにして。

これが終焉だと言わんばかりに。

そんな怪物の視線の先にあるのは、オッタル自身と、逃げようとする一同と、そして……

 

『っ!!全員フレイヤ様を守r……!』

 

『バーイ♪』

 

飛んだ、肉片が。

吹き飛んだ、建造物が。

規模が、威力が、次元が違った。

黒色の閃光が引き裂く。

男の身体を捻じ曲げる。

周囲の空間に亀裂を入れる。

その一瞬で音や空気の一切合切が消え、

直後に周囲の者達の臓器が震え、

最後にはまるで世界が悲鳴を上げたかの様な甲高い高音と世界を揺るがす爆発だけが残った。

彼がその身で背負っていた、バベルと呼ばれる世界の中心に聳え立つ塔までをも巻き込んで。

 

「がっカァ……っ!?」

 

バベルが落ちる。

世界が落ちる。

後ろで控えていた全員の頭上に、都市最強の肉片と、世界の守りであるバベルの破片が降り注ぐ。

 

……誰もが、目の前の光景を信じる事が出来なかった。都市最強のLv.7が敗北したと言う事実を、受け入れる事が出来なかった。

辛うじて残ったオッタルの僅かな肉体が、バベルから降り落ちてきた何か白い物を受け止め地面へと転がるが、直後にそこから真っ白な光が天へ向かって立ち昇る。

その意味を理解できない者はいない。

この場にいたフレイヤ・ファミリアの猛者達が、気付かない筈がない。

自身の背中に刻まれたその恩恵が失われたという事実に、そこから繋がる自分達の未来の姿に。

最早本当の意味で冷静さを保っている者は、この場には何処にも存在しなかった。

 

「フレイヤ・ファミリアをロキの元まで逃がせぇぇえええ!!!!」

 

フィンが叫ぶ。

アイズが走る。

ティオナが飛ぶ。

力を失った彼等をその場から引き離す為に。

 

『楽シイナァ、楽シイナァ♪アハハハハハッ!』

 

そしてあと僅か。

手が届きそうなあと指一本の距離。

ほんの少しのその距離に差し迫ったその瞬間に、彼等の姿は目の前から掻き消えた。

そして、終わった。

フレイヤ・ファミリアが全滅した。

全員が悍しい姿に変えられて。

あれほどの強者達が、指一本すら動かせずに。

 

「…………………………………フィン、ティオナ、みんな、手伝って。レフィーヤだけでも、ここから逃す」

 

「そんなっ、アイズさん!」

 

「レフィーヤがいれば、どうにかなる。レフィーヤならあれを、いつかは倒せる。だから今だけは、お願いだから、逃げて……!!」

 

「っ!!」

 

アイズの必死の表情に、レフィーヤもそれ以上の言葉は出なかった。その言葉を否定する者は、どこにも居なかった。

唯一弱点であろう遠距離攻撃を放てるレフィーヤを守る事を、この場に居る誰もが頷いた。

それは諦めに近かった。

けれど、諦めないという決断も伴っていた。

 

「……もう、指揮は要らないかな。そこまで判断出来るようになったアイズを残せない事だけが、本当に残念だよ」

 

「任せてよ、アイズ。……ティオネだけ先に行かせちゃったからさ、いつまでも一人にさせてはおけないよね」

 

「ありがとう、2人とも。……風よ/テンペスト!!」

 

残った者達が3人に合わせる様に、レフィーヤの前に立つ。

フィンが額に自身の赤い槍の様な形を形成した指を突き刺し、アイズが自身の最大の風をその身に纏い、ティオナがウルガと彼女の姉が遺した一本のナイフを手に立ち塞がる。

そして最後にアイズが、片目でレフィーヤに視線を送った。

強い決意と願いのこもった瞳で。

 

「っ、ごめんなさい、アイズさん……!!」

 

レフィーヤは走り出す。

背後から肉の引き裂かれる音や、悲鳴、そんな耳を塞ぎたい様々な物が聞こえてきたが、それすら振り切る様に思いっきり走った。

フィンが負けるはずがない。

アイズが負けるはずがない。

ティオナが死ぬ筈がない。

そう自分に言い聞かせて。

そう自分を騙し込んで。

涙を流しながら足を動かした。

 

絶対にまた帰ってきてくれると。

またあの幸せな日々に戻れると。

これはまた嫌な夢なのだと。

そう思っていたのに。

そう思いたかったのに。

それなのに……彼女の足は、止まった。

 

「……どうして、どうしてそこに居るんですか?ユキさん」

 

『アハッ♪』

 

「どうして……!!」

 

待っていた。

立っていた。

血に塗れた悪魔が。

金色の髪を引っ掴み、ひび割れ折られたティオナのウルガを担いだ最悪の怪物が。自分の尊敬した人間の肉体を使って、レフィーヤがここまで走ってくるのを、待っていた。

彼女には似ても似つかない様な酷く醜い笑顔を浮かべて、そこに。

 

「フィンさんは……ティオナさんは……アイズさんは……!!」

 

『バイバイ、マタネ』

 

「っ、ふざけるなぁぁあ!!!」

 

怒りのあまり殴り掛かったレフィーヤを、正面から何者かが地面へと組み伏せる。

そして直後に自身の胸に走る強烈な痛み。

刺された。

殺された。

そう思った。

けれど、現実はもっと非常で、残酷だった。

 

顔に血が降りかかる。

誰かの血が降りかかる。

金色の髪が頬を撫でた。

大好きだった青色の瞳が、虚な物になってこちらを見ていた。

たった一本の剣が、彼女の胸と自身の胸を貫いていた。

組み伏せられたのではない。

庇われたのだ。

庇われたのに、意味が無かったのだ。

その怪物は、その女がそうする事すら知っていたのだ。

全身を大きく何度も切り刻まれ、既に死んでいてもおかしくない程の有様になってなお、それでもまだ庇いに来ると、確信していたかの様に。

怪物は剣に光を付与して、穿ったのだ。

 

「ご……め、ん……れふぃ、や……」

 

「あ、あぁ……」

 

「ま、もれ、な……かっ……」

 

「あ、いず……さ……」

 

『く、クヒヒッ、アハハハハハッ!アハハハハハハハハッ!!!』

 

笑う、嗤う、わらう。

死んだ、殺した、全員、残らず。

満足した、面白かったと。

怪物はわらう。

 

辺りに漂う静寂、もう動く物は見当たらない。

また動く物が無いかと足を進め始める。

目の前で殺した者達を、もう既にただの物としか見えていないかの様に蹴り付けて。

 

歩く、彷徨う、そして、見つけた。

蓋を失ったダンジョンから這い出る、獲物達を。

しっかりと動いている生物達を。

 

……けれど、それはなんだか気持ちが悪かった。

それはなんだか、不快だった。

だから、試してみることにした。

この身に宿っていた、使った事のない、使い所の見つからない、もう一つの魔法とやらを。

 

『生誕ノ原罪、生存ノ大罪、今コノ身ニ宿シ全テノ罪ヲ償ウ時』

 

詠唱の魔法。

この身に宿る、最凶最大規模の黒魔法。

 

『白キ心ハ既ニ穢レ、惰弱ナ正義ハ突キ崩サレ、混沌ニ沈ンダ魂ト共ニ、母ノ望ミハ遂ニ絶タレタ』

 

変質している、本質が。

変質している、その基礎が。

 

『妖精ノ王女、精霊ノ御子、正義ノ疾風、ソレ即チ我ガ人生ノ障害。還ルガイイ、最後ノ英雄。私ハ全テノ絶望ヲ終ワラセル者。代償ハ既ニ支払ッタ』

 

モンスター達がダンジョン内へと逃げ込む。

顔を出し始めた者達が、それを視認した瞬間に引き返す。

その紫色の魔法陣は、ダンジョンの入り口を包み込む様に存在していた。正にそこへと、狙いを定める様に。

 

『我ガ身ニ宿ル憎悪ニ誓ッテ、世界ヲ始マリノ姿ヘト戻ス』

 

『ーー染メロ、黒輝ノ樹海』

 

【ラスト・シー】

 

魔法陣から大量の黒色の液体が流れ込む。

それに触れた全ての存在が消滅する。

ダンジョンの壁が溶け、修復されず、あらゆる防衛機能が働いたにも関わらず、次の瞬間には液体によって消滅した。

それは面白かった。

それは楽しかった。

だからまた笑った。

気持ちの悪い存在を一度で消滅させるのは、蟻の巣に水を流し込む様な楽しさがあった。

子供程度の情緒しかないその化け物にとっては、十分に楽しかった。

自分より小さな生命を死滅させ、その行く末を見守る、そんな行動が。


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