【完結】がっこうぐらし!特殊キャラ使用END実績『みんなここにいる』獲得ルート 作:赤い彗星@本職はpixiv
「先輩、無茶しすぎですからね?もっと自分を大切にしてください!!」
「ごめん、美紀ちゃん」
「ダメですよ!!美紀の言う通りですよ!!先輩!!」
(ぐいぐい)
みんなに押され揉まれどうにかして車の扉に手を付けた。
これからの生活のため、かき集められるだけの物資を詰め込んだワンボックスカー。
もう
後部座席の真ん中に座らされて、美紀ちゃんと圭ちゃんが隣に、るーちゃんが私の膝にちょこんと座る。
助手席には悠里さんが、運転は佐倉先生みたい。
一番後ろの座席は荷物でパンパン、ほかのみんなは乗れないから皆城さん達が乗ってきた車を使うみたいだった。
久しぶりに体が疲労を訴える。私があの薬を打ってから初めてのことだった。
でも、私は起きていたかった。──次寝たら、長い長いとても長い、眠りにつきそうだったから。
佐倉先生が乗ってきて、エンジンを始動させる。
これから、長い長い旅が始まるんだ。
「真壁さん」
「なんですか?先生?」
先生がバックミラーで私を見てくる。
その目は金色。夢の中で出会った
鏡越しに見つめ合う私と先生。
「真壁さん、雰囲気変わりましたね。あと、目の色も······大丈夫ですか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。体にも何もありませんし······心配してくれて、ありがとうございます。先生」
「ええ!!」
私は笑った。
実際とても眠たいこと以外大した異常はないし、それにそんなに心配を掛けたくなかった。
今は生き残ってみんなでいられることを、大事にしたかった。
ふと思い出して、服のポケットを漁ってみる。
ポケットには飴玉とうんまい棒がそれぞれ一つずつ入ってあった。
あの二人がくれた餞別の品だ。
モールにいたとき、美紀ちゃんたちの為に漁ったおかしがそのまま入っていたのかもしれないけど、私は信じたかった。あの二人とのつながりを。
私は佐倉先生にうんまい棒を渡した。これは感謝の気持ち、私が気づけるまでみんなを守ってくれていたそのお礼。
少し困っていたけど、でも喜んでいた。
それから、私達の車二台は母校から旅立った。
次の行先は『聖イシドロス大学』だそう。墜落したヘリコプターに残されていた地図が示した目的地の一つ。
みんなで話し合った行先だ。
さっき先生にお菓子を上げたからか、ひざ元のるーちゃんにせがまれる。
それを見た悠里さんが手持ちのお菓子を上げると静かになった。
今はごきげんでチョコ棒を食べている。
私はるーちゃんの頭を優しく撫でて、みんなで他愛もない話をした。
何を話したかは覚えてないけど、でもみんな笑っていてとても楽しかった。
「ねえ、先生、悠里ちゃん······」
「何ですか?真壁さん」
「私ね······」
二人は優しく頷いてくれた。
ずっと言えなかった。でも、みんなと生きていくと決めたから。
私は口を開いた。
「······私を、学園生活部に入部させてください!!」
「······そういえば、入っていませんでしたね」
「えっ!?先輩もう入ってるもんだと思ってた!!」
圭ちゃんの驚愕と咲いた笑い声の花。
これでいいんだよね?
そのうち日が暮れて、夜が訪れた。
どの時間でも世界は静か、だけど今は夜が少し怖く感じる。
何も見えない、真っ暗闇。昔の私は何も思わなかったのに。
手に持っているこのしあわせをこの暗闇に包ませたくないと感じたから。
今なら言えるだろう。ここがそう、私たちの
今日泊まるところを探していると、ボロボロになった教会を見つけた。
既に膝で眠っているるーちゃんを見る。ここは『あの日』初めて訪れた場所。
証拠に、屋根にあったはずの棒が中から折れていた。
これはあの日、私が負った十字架があった位置だ。
ここにいた証で、私のルーツの一つ。
車を横づけして、即席バリケードの椅子を乗り越えて中に入っていく。
夜はかれらの動きは少ない。流石に騒ぎすぎるのはまずい。
静かにバリケードを築いて、くるみちゃんと皆城さんが部屋のクリアリングをする。
私は武器がなくなったし、『今日はもう働かせません』という佐倉先生の一言で辺りを見回していた。
るりちゃんは既に寝ていて、悠里さんが膝枕している。
ゆきちゃんと圭ちゃんは一緒にわちゃわちゃとしていて、めぐねえはそれを軽く注意しながらも笑顔だった。
みんな、笑っていた。
これが私の見たかった光景なんだなと改めて思った。
月明りがステンドグラスから漏れ出して、幻想的な雰囲気を作り出している。
祭壇近くの長椅子、私は座る。隣には美紀ちゃん。
忘れていた。私はポケットから飴玉を出して美紀ちゃんに渡す。
「先輩?いいんですか?」
「うん、美紀ちゃんに貰ってほしいから」
「····ありがとうございます」
飴玉は直ぐに剥かれて美紀ちゃんの口の中に消えていく。
味はストロベリー味だった。あまり見かけない味。
美紀ちゃんが口の中で飴玉を転がす。
おいしそうに食べていた。
「しぇんはい」
突然彼女は私の頬を掴んで、顔を近づけさせる。
口元に柔らかい感触と、口の中に何かが侵入してくる感覚。
流れ込んできたのはストロベリーの甘味と別の甘さ。それが口の中で混じり合い、新たな甘みに変わっていく。
美紀ちゃんの青い綺麗な瞳は黄金の瞳の私を映す。
プはぁ····という声と共にその感触から離れ離れになる。とろりとした熱い粘液が糸を引いた。
初めてだ、こんなつながりは。
「先輩····これが、今の私の気持ちです」
美紀ちゃんは似合わない妖艶な笑みを浮かべていた。
そっか、あなたはわたしをあいしてくれているんだ。
あなたはみんなもとくべつ。だけど、あなたはもっととくべつ。
私を支えてくれる大事な人。
私は彼女を抱きしめた。強く抱きしめた。
でも、今の私の力だと彼女を壊してしまうから、やさしくつよく。
耳元で美紀ちゃんがふふっと笑った。あたたかい。前に感じたあたたかさと変わらない。
しばらくこの温もりは感じられなくなるだろうから。
瞼の重さがいよいよげんかいだった。
わたしはその身をみきちゃんにたくした。
ねむる前。さいごにみたのは、あんしんしたような、やさしいほほえみのかのじょだった。
工事、完了です············。
最後はみんな笑ってフィニッシュ!!からの濃厚なチッス······ええやん(恍惚)
さて、通常プレイですが一度やってみたかったのであぁいいっすかぁ?
完走した感想(伝統ギャグ)ですが──
最初から最後まで色々な意味で運がすごかったですね。
良い意味でも悪い意味でも、職員室かれら1%から始まり、一発で適合したり、ランダムキャラ生成でプレイアブルのみなしろくんと合流したり、はたまた
信頼度はるーちゃんみーくんけーちゃんが最大だったみたいです。それ以外はそこそこですね~。
あとあと、謎の『存在という
多分日常への虚無の派生スキルのうちの一つなんでしょうけど、クォレハ······永遠の謎じゃな?
この『がっこうぐらし!』というタイトルにはまだまだ他の隠し要素もあるということですね!!
やりこみ要素が沼程あるこのゲームは神ゲー、はっきりわかんだね。
キャラメイクの自由度も半端ないってそれ一番言われてるから。
PC版だとMODを入れればさらに自由度が広がるので、もはや沼を通り越して海です。
ここから私が言いたいことは唯一つ······
がっこうぐらし!プレイ小説流行らせコラ!!
みんなもこのゲームやって、RTAでも通常プレイでもなんでもいいから、記録に残して、載せろ(豹変)
俺もやったんだからさ。(伝統芸)
さて、実績欄を垂れ流してお別れです。
ガバガバなプレイでしたが最後までご視聴、ありがとうございました。
やっと······初投稿も終わるんやなって······
獲得実績!
実績:ウォーリアー
単独行動中に「かれら」を10体以上殺した
実績:ウォーモンガー
単独行動中に100体以上「かれら」を殺した
実績:普通の運び屋
荷物を25回以上運んだ
実績:ワンパンチ
かれらに発見された状態でかれらを1体一撃で殺した
実績:ハンパンチ
かれらに発見された状態でかれらを100体以上一撃で殺した
実績:小さなおともだち
ゆきと仲良くなった
実績;シャベルの戦友
胡桃と仲良くなった
実績:みんなのおねえさん
悠里と仲良くなった
実績:悪くはないです
美紀となかよくなった
実績:素敵な先生
慈と仲良くなった
実績:私たちの愛犬
実績:いかしたファッション
貴依と仲良くなった
実績:生きているだけじゃない
圭と仲良くなった
実績:おねえちゃん?
瑠璃と仲良くなった
実績:わたしと同じ?
ランダム生成キャラを助けた
実績:あなたはわたしを喜ばせる
美紀の特殊ENDを見る
実績:Δ隠されし 禁断の 聖域
建築物『ケルト系キリスト教会』を見つける
実績:Ω
感染した
実績:適合者
Ωと適合した
実績:とちゅうにゅうぶ
エンディング直前に学園生活部に入部した
実績:学園生活部
学園生活部が結成された
実績:わたしたちは元気です
5人以上生存している状態でエンディングを迎えた
実績:ぎゅうぎゅうのパンパン
巡ヶ丘高校の生徒を集めて車で脱出した
実績:もうはいりきらない
十人以上の生存者を集めて車で脱出した
実績:みんなここにいる
真壁亮子でΩに適合且つ巡ヶ丘高校の生存者を集めてトゥルーエンドを迎えた
荒廃した世界、私たちは歩いていく。
春のおだやかな陽気が私たちを包み込む。
あれから数年、私──直樹美紀は荒廃した世界を旅していた。
学園生活部のみんなは今は散り散り、あのときは一緒にいたいって必死に願ったのに。
でも、距離が離れていてもつながりはある。
「美紀~!!早く早く!!」
先に行っている友達、祠堂圭が手招きする。
私は彼女に付いていく。思い出していた。
『真壁亮子』。人類初、この世界を崩壊させた病原菌『Ω』に完全適合した存在。
あの日、教会で休んだあの日から、眠りについた私の先輩の名前。
彼女の血がワクチン開発の大きな一歩となった。
結果、人類は牛歩ながらに復興が進んでいる。
人類は意外としぶといのだ。
かれらがうろつく世界、そんな世界でも桜は咲いている。
ピンクの花びらが舞い散って。
スカートのポケットから一つの写真を取り出す。
それは四つ折りになった写真だった。
久々に広げる。その写真には、崩壊した私たちの母校、青空教室を開いている”めぐねえ”とゆき先輩、そして傍らに立つ金色の瞳の、めぐねえと同じ服を着た女性。
彼女の名前は『真壁亮子』。再び目覚めたこの世界の英雄。
そして、私の先輩。自然とこぼれた笑み、圭と笑い合って私達は手をつないだ。
歩いていく、少しずつ治っていくこの世界を。
頭上を見上げる。私の眼の中には雲一つない
というわけで······というわけで······本作無事、完結出来ました。
ほんま······応援ありがとうやで······
というわけでここでいろいろなあれを。
haku senさんの【試走】がっこうぐらし! RTA 学園ヒーロールート【完結】(https://syosetu.org/novel/229233/)より
木端妖精さんの【完結】がっこうぐらし!モールスタートめぐねえエンドSランク縛り【MGNEND】(https://syosetu.org/novel/210076/)より
お二方に了承をしていただきました。優しいお二方とてもありがとうございました。
みなさんの評価や応援、感想がここまで来る力となりました。
また、誤字習性をしてくださったみなさんやTwitterで交流を持って下さった方などなど、たくさんありました。
同じことを何回もいっちゃいますが、長くて短い間でしたが、たくさんの応援ありがとうございました!!
追記
まりこちゃんやみなしろくんについて。勝手に使ってもええんやで〜というやつです。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=256308&uid=212986
(次回作)おう、考えといてやるよ(書くとは言っていない)
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MKBちゃんで大学編
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皆城君で再送
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誰かと一緒にふたりきり
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その他謎なルート