魔法少女リリカルなのはStrikerS~もう一人の副隊長~ 作:三日天下
前回死亡フラグを立てたヴァン!生き残ることができるのか?www
タイトル思いつかないっというか、ファーストアラート終わってないっていうことでタイト
ルあえて前回と同じにしました。考えるの面倒だったってわけじゃないのでご理解をお願いし
ます。
恒例?の愚痴・雑談タイムはこれからはあとがきに書くことにします。『さっさと本編見せ
ろよ!』とか『お前の話なんざ興味ねぇよ!』っといった人もたくさんいると思いますので。
↑更新が遅れた理由もあとがきにあります。
前書きの『』のセリフはあえて口悪く書いてあります。気分を害された方はすいません。
ヴァニアスはなのはに追いつくように速度を上げていき、なのはの横に並ぶとなのはの飛行
速度に合わせる。なのははヴァニアスがなのはの横に並ぶのを確認してから話し始める。
「お父さんの役目はちゃんとしてきた?」
「……何度俺はあいつらの父ではないっと言ったら分かる?」
ヴァニアスは疲れたように言う。そのヴァニアスの表情を見たなのははニヤニヤと笑みを
浮かべる。
「じゃあ、それキャロ達の前で言える?」
「……」
ヴァニアスは聞く耳を持たんといった様になのはの言葉を無視する。もしくは都合が悪かった
から無視をしたのか。おそらく後者である。なのはも無視を決め込んだヴァニアスを相手をする
気はないらしくすぐに仕事モードに入る。
「エリオの魔力は大丈夫?」
なのは出動直前に魔力を使ってデバイスの試験運転をしていたエリオを心配していた。いくら
訓練をしているとはいえ今回は初出動である。できれば全快の魔力で挑んでほしかったとなのは
は感じていた。
「俺も気になってヘリに乗る前に聞いたら……」
「聞いたら?」
「『大丈夫です。万全の状態で出動できる方が少ないですし、万全でなくても任務をこなせる
ように訓練してきました。それにキャロもいっしょです。だから……心配しないでください』
だと。言うようになったなあいつも」
「エリオ……」
ヴァニアスはなのはの質問に少し誇らしげに答える。なのはもヴァニアスの話を聞いて穏や
かな笑みを浮かべる。
なのはは急に穏やかな笑みを浮かべていたのを一変させて引き締まった顔になり、ウインド
ウをみながら話し始める。
「後三十秒で接触するよ」
「先行する。高町は遠距離からの支援攻撃、砲撃による殲滅を頼む」
なのははヴァニアスの言葉に首を振る。
「だめ、防御魔法を使えない人を単独でいかせて遠距離で支援はできない。中距離で」
「了解した」
ヴァニアスも反対されることは予測していたのかすぐに了承する。
「後十五秒」
なのはの言葉と同時にヨネットから一発カートリッジが独特の乾いた音をたてて排出される。
「我、紫雷を操る者なり。天神よ我に力を与えたまえ。嵐となりし天神、今導きのもと舞い
踊れ」
≪ロードカートリッジ、プラズマランサー・レギオーシフト≫
訓練の時使ったものより最初に出てきたランサーはだいぶ少なく、魔法陣もヴァニアス背後
に浮かんでいる。ガジェットもかなり近くになっておりヴァニアス達を威圧してくる。
≪以後レギオーシフトの維持と操作を主とするためサポートが薄くなります≫
「分かっている。……さぁ、行くぞ」
≪招致。モードⅡに移行します≫
ヴァニアスはヨネットが言い終わる前に突撃をかけていた。紫色の雷撃がヴァニアスの居た
位置に少しだけ残っていた。
なのはもそれをただ見ているわけではない。ヴァニアスがレギオーシフトを展開し始めた時に
は動いていた。
「レイジングハート、行くよ」
≪準備はできてます、アクセルシューターセット≫
なのはの周りにもヴァニアスと同じようにシューターが並ぶ。だがその数が違う。ヴァニア
スのランサーの三倍もの数のスフィアが浮遊していた。
「シューーート!!」
≪アクセルシュータ、シュート≫
その声が発せられたのヴァニアスが閃光となった直後だった。
ヴァニアスが一体目のガジェットを切り裂いたと同時になのはのシューターがヴァニアスを
囲もうとしたガジェットを一掃した。
ガジェットはフェイトよりは遅いとはいえ、六課の中でも高速の部類に入るヴァニアスの接
近に対応できず、対応が遅れたところにシューターが飛んできて早くも戦力を削がれてしまっ
た。だが、これで終わったわけではヴァニアスの真上にいたガジャットが急降下を始め、他の
ガジェットはヴァニアスを狙撃する。
「バスター」
そのヴァニアスの一言と同時に真上に放たれた雷撃を纏った紫の閃光によって急降下をした
ガジェットは一体残らず破壊される。だがヴァニアスは狙撃の方は無視をしていた。
≪範囲内に反応有り。殲滅します≫
ヴァニアスが無視した狙撃は全弾レギオーによって相殺される。
ガジェットもやられてばかりではなく、小隊を組んでそれぞれ動き始めた。
「はぁぁぁ!」
「バスター!」
ガジェットの小隊の二つは組んだ一瞬でヴァニアスの雷撃をまとった斬撃、なのはの放った
桃色の閃光によってそれぞれ全滅させられる。
その後もヴァニアスは防御はレギオーに任せて高速で移動しながら斬撃をメインとして、な
のはは移動は最小限にとどめてヴァニアスがシューターとバスターでそれぞれガジェットを殲
滅していく。
「≪フェイトが来る前に終わらせるせて、さっさとあっちのフォローに廻るぞ≫」
「≪うん、了解≫」
ヴァニアスとなのはは少し離れた位置にいる念話を用いて会話をする。そうすると二人の会
話に割り込むように念話が入る。
「≪ごめん遅れた、後五秒で接触する≫」
「≪……さすがフェイトちゃん凄いタイミング≫」
なのはは感心をしたように声を上げるが誰も反応しようとせず、会話を続ける。
「≪フェイトは俺と一緒に前衛を頼む≫」
「≪わかったよ≫」
念話が終了した瞬間黄色の閃光が戦場を駆ける。そのスピードはヴァニアスがガジェットへ
突撃をした時よりも速く、鋭かった。そしてヴァニアスの隣まで来ると静止する。
「遅れてごめん」
「もう少し遅くても構わなかったが」
ヴァニアスの隣に並びたったフェイトは再度謝罪をする。ヴァニアスはそれに対して素っ気
なく答える。二人共会話をしている最中でもそれぞれ黄色と紫のランサーをガジェットに向け
て撃つ。
「ヴァンは素直じゃないなぁ」
フェイトは苦笑をするがすぐに顔を引き締めてガジェットを見据える。
「それよりも……」
「ああ」
ヴァニアスもガジェットに意識を集中させる。
「≪二人とも行くよ?≫」
「≪了解/わかったよ≫」
なのはは二人の了承と同時にカートリッジを使用したバスターを撃つ。その一撃により全体
の体勢が崩れたガジェットへとヴァニアスが突撃を仕掛け、フェイトはその援護を行う。
こうして空の戦いは本当の意味で始まった。
一方その頃エリオとキャロは大型のガジェットと対面していた。
「(魔力も残り少なくなってきた……ここは一撃で)」
先のデバイスの試運転で魔力を消費していたエリオは持久戦は不利と思い短期で決着をつけ
ようとする。
「キャロ、突撃かけるからサポートお願い!」
「う、うん。無理しないでね」
キャロはエリオを心配した様子だが魔法の詠唱を始める。
「我が乞うは、疾風の翼。若き槍騎士に、駆け抜ける力を」
「行くよ、ストラーダ」
キャロのサポートを受けたエリオは他のガジェットを無視して大型のみを狙う。そのスピー
ドで得た運動エネルギーと魔力で強化された一撃はガジェットを破壊すると予想された。
だが、実際は……
「っ!?硬い!!」
ストラーダはガジェットを貫くことなく金属どうしが立てる甲高い音を立てるだけだった。
キャロはそれを見た瞬間にすぐにエリオをガジェットから離そうし魔法を発動させる。
「我が求めるは、戒める物、捕らえる物。言の葉に答えy、っえ?なんで!?」
もちろんガジャットもそれをほっとくわけがなかった。大型のガジェットはAMFを広げキャ
ロの魔法の発動そのものを止める。そのAMFは普通の大きさのガジェットが発生させるものと
は比べ物にならないほど効果範囲が広く、強力だった。ガジェットはキャロの邪魔をするとそ
の間にエリオをアームで捕える。
「っつ、この!離s、ッぐは!」
エリオは必死に抵抗するも壁に叩きつけられてしまい気を失う。
そのエリオをガジェットはリニアレールの走っている崖から投げ捨てる。
「エリオくん!?」
キャロはAMFの所為でまともに魔法発動できず見ていることしかできなかった。だが、その見ている間にキャロの頭の中にはたくさんの過去の記憶が流れていた。
「すまぬなお前をこれ以上ここに置くわけにはいかんのじゃ」
最初はなにを言っているのか分からなかった。でも、すぐに捨てられたのだと思った。
「とてもじゃないけどまとな部隊でなんて働かせられませんよ」
私は竜召喚をすぐとすぐに暴走させてしまっていた。だから管理局でもたらい回しにされ
た。
「どこに行くかは君がどこに行きたいかによるよ、キャロはどこに行きたい?」
初めて私に居場所ができた。そこはとても暖かかった。
「フェイトに子供ができたって言ったから焦って来てみれば……。そういうことか……。焦ら
せるな……」
最初は怖い人かと思ったけど違った。とても優しくて、フェイトさんのことが大好きなお父
さんみたいな人。
「改めて、僕はエリオ・モンディアル。分隊も一緒だしよろしくね」
初対面の時から迷惑をかけっぱなしで、でも嫌な顔一つしない人。初めて友達って言える関
係を作れた。
「エリオくーーーん!!」
キャロはそう叫ぶとリニアレールから飛び降りた。フリードもそれに続く。
「(護りたい。優しい人、私に笑いかけてくれる人たちを)」
キャロは手を伸ばす。決意を胸に秘めながら。
「護りたい!!」
≪ドライブイグニション≫
その手がエリオの手をつかんだ時ケリュケイオンから光が放たれた。そして浮遊の魔法が発
動する。そのキャロの目には迷いがなく、決意が宿っていた。
「フリード不自由な思いさせててごめん。私ちゃんと制御するから」
キャロは自分にに追いついてきたフリードに語りかける。そして詠唱に移る。
「蒼穹(そうきゅう)を走る白き閃光。我が翼となり、天を駆けよ。来(こ)よ、我が竜フリード
リヒ。竜魂召喚!」
キャロの詠唱が始まると同時にフリードの身体は桜色の魔力に包まれその魔力はしだいに大
きくなりキャロをも包んだ、そして詠唱が終わるとそれ弾けた。
「あいつらは大丈夫そうか……」
ヴァニアスはリニアレールの方で輝く桜色の魔力光を見て安堵の表情を浮かべる。
「エリオとキャロも成長したね……」
ヴァニアスの隣に並び立つフェイトもヴァニアスと同じような表情を浮かべている。
なのはは敵の増援がいないか目視で確認をしているらしくヴァニアス達の遥か上空にいた。
そんな三人に通信が入る。
『リニアレールの路線上の崖にガジェット反応!!このままだと五分後にリニアレールに接触
します』
『崖崩れの可能性が考えられますのでライトニング1、ライトニング5での殲滅をお願いしま
す。数は不明ですが多くの反応は見られません。ですが大型が現在で二機確認されています。
警戒してください』
「ライトニング5了解した。ライトニング1と共に現場に向かう。座標データを頼む。スター
ズ1はFW部隊の援護を」
『スターズ1了解』
なのはは言葉を最後に通信を終える。デバイスにはすぐに座標データとリニアレールとの接
触時間が送られてきた。
「時間がないよ、ヴァンつかまって」
フェイトは行動は言ったことは異なっており、ヴァニアスを手を問答無用っと言った感じ握
る。しかもフェイトはかなりの速度をつもりらしくヴァニアスと離れないために俗に言う恋人
繋ぎで手を繋ぐ。
「っ!?」
ヴァニアスは一瞬驚いたような表情をしたとおもうとすぐに顔を赤く染めた。幸いなことに
フェイト”には”見られていなかった。
この後フェイトとヴァニアスはガジャットをなんの苦もなく殲滅をし、リニアレールのコン
トロールも取り戻し、レリックも無事に回収をした。こうして機動六課初出動は幕を下ろした
のであった。
帰還後ヴァニアスは先のことでからかわれることになるがそれはまた別の話。
スーパーエリオ&キャロタイムカット!!もうね、原作写してるような感じがして書いてか
らカットしたから未練がたらたらだったよ!
批評、感想、誤字脱字報告等お待ちしております。どうでもいい雑談でもいいですよ。どう
でも雑談はできれば作者に直接でお願いしますね。
更新が遅れた理由ですが……この話の制作そのものに時間がかかったという事とPCが執筆中
にフリーズして3回は書きなおしてるという事です(←自動保存の機能は4回目以降に気がついて
使い始めました。便利ですね)
前者ですがエリオの見せ場にどう手を加えたものかと悩みまくり(最終的にカットという決断
をしましたが)、後者はPCの調子が悪いことが原因ですね。遅れて本当に申し訳ない。
※ネタばれってほどじゃないけどネタばれって思う人もいるかもしれないから一応警告してお
きます(議題は『この小説、オリジナル要素有ってタグあるけどあんまなくね?』)
本編なんですが「今までオリジナル要素有って言うほどあった?」って疑問に思いません?少
なくとも私が読者なら思います。……ホテル・アなんちゃらのとこまで待ってください。あそこ
からかなり原作と変わりますから。因みにこれは読者様からの指摘ではなく自分で思ったことで
す。