魔法少女リリカルなのはStrikerS~もう一人の副隊長~ 作:三日天下
よかったら教えてください。
第一話:出向
機動六課。
正式名称、古代遺物管理部 機動六課。
最近新設されたばかりの試験運用期間1年の部隊。
その割に立派な立派な隊舎の前に一人の男がいた。
その男は隊舎を眺めながら
「俺はまたお前と背中をあわせて戦うのか…」
っと言い、その数秒後
「…悪くない、悪くないな」
噛み締めるように呟いた。
男の名前はヴァニアス・マルディニス。
黒髪黒眼で、身長は170センチくらいで、ガッチリとはしていないが見る人が見れば身
体が引き締まっていることが服の上からでもわかるだろう。
ヴァニアスは昨日から機動六課に出向となっていたが、仕事の都合上今日からになってし
まった。
挨拶などは昨日内に終わっているだろうから少し気まずい。
それでも行かない事にはしょうがないので六課の受付で部隊長室の場所を聞くことにした。
「すいまない、部隊長室の場所を知りたいのだが」
「…、どういったご用件ですか?」
受付の人は答えるのを少し躊躇った。
まぁ、急に部隊長室を訪ねられたから仕方ない。
「今日から六課配属になったので部隊長に挨拶に行きたい」
「少々お待ちください………………はい、確認とれました。ヴァニアス・マルディニス
三等空尉で間違いないですね?」
受付の人は少しコンソロールをいじってからヴァニアスに確認をとる。
「ああ」
ヴァイニアスは愛想もなく答えた。
「部隊長室はそこの道を突き当たりまで進むと案内があるのでそれに沿って進めば
着きます。部隊長は今、部隊長で書類仕事中だと思うので部隊長室に行けばお会い
できるかと」
「手間をかけてすまなかった」
ヴァニアスはそれだけ言うと部隊長室に向かった。
「ここか」
『部隊長室』っとミッド語で書かれた標識のある部屋の前でヴァニアスは止まっ
ていた。
コンコン
そして、少し控え目にドアをノックした。
「ん?誰や?」
「本日から六課出向となったヴァニアス・マルディニスです。挨拶に伺いました」
さっき無愛想な対応した者とは思えないシャッキっとした声で答える。
「あぁ!ごめんなぁ、もうそんな時間なってたんかぁ。入ってきて」
「失礼します」
ヴァニアスは自動ドアが開いてしっかりとお辞儀をしてから部隊長室に入っていった。
そして気をつけの姿勢になり、
「本日から古代遺物管理部 機動六課出向となりました、ヴァニアス・マルディニス
三等空尉であります」
敬礼をしながら恒例の挨拶を述べる。
「古代遺物管理部 機動六課部隊長 八神はやて二等陸佐です。出向ありがたく思います」
はやても起立して敬礼をしながら恒例の挨拶を述べる。
「……」
「……」
お互いの間に沈黙が流れる。
そして、
「…ぷっ、あはは!我慢できん!シグナムや、フェイトちゃんから聞いてたのと
まるで違う!しかも、似合ってないときたで、これは反則!駄目、お腹痛くなって
きた、笑わせんといて!」
はやては笑いが止まらんと言わんばかりに笑っている。
「……じゃあ、普通に喋るがいいか?」
ヴァニアスは自分でも似合っていないことがわかっているらしく特に何も言わな
かった。
「ええで、むしろそうしてくれないとお腹かが……ぷぷっ、思い出したらまた」
「……俺はどこの所属なんだ?前線メンバーの隊の副隊長だとは聞いたんだが」
「すまんなぁ、笑いすぎた。反省、反省っと。ヴァニアス君にはライトニング分隊
の二人目の副隊長をやってもらうで。分隊長はフェイト・T・ハラオウン執務官。
もう一人の副隊長はシグナム二等空尉やで、二人とも知り合いみたいやし大丈夫やろ?」
ヴァニアスは少し混乱していた。なぜなら……
「……おい、八神」
「部隊長を呼び捨てかいな……まぁ、ええか。で、なんや?」
「フェイトとシグナムの片方だけならまだしも二人とはどういうことだ?特に
シグナムだ。あいつは会うたびに模擬戦、模擬戦うるさくてしょうがない。
フェイトも若干だがバトルジャンキーの気がある。3年間あっていないなにを
されるかわかったもんじゃない」
急に良く喋りだしたヴァニアス。
それだけ本人にとって重要なことがよくわかる。
「う~ん、でも決まったことしゃーないしなぁ~、
どうするん?フェイトちゃん、シグナム」
はやては部隊長室のドアの方を見てそこにはいないはずの人に呼びかけをする。
プッシュー
自動ドアが開く独特の音を出してドアは開いた。
そこには……
「決まったことだしエリオとキャロにも言っちゃたし……」
「男ならまかされたことくらいやってのけろ」
フェイトとシグナム。
これからお世話になる分隊の隊長と副隊長がいた。
「……いつからそこにいた?」
ヴァニアスは少し焦りながらも冷静に努めて、フェイトに重要なことを尋ねた。
『いつから』それはヴァニアスの運命を左右するものだった。
「はやてに念話で呼ばれてからすぐに来たから早い段階でいたと思うよ。
はやての笑い声聞こえたし」
ヴァニアスは終わったっというような顔になった。
そいてさらなる追い打ちが加わる。
「私もテスタロッサと同じだ」
ギンッ
ヴァニアスははやてを睨む。
これでもかというくらい強く睨む。
「いややなぁ、ちょっとしたお茶目や、それに暴露したのは自分やで」
はやては睨まれても怖くありませ~んっと言わんばかりである。
「部隊長を睨むとはなってないな鍛えなおしてやろう」
ヴァニアスの肩をシグナムがつかむ。
「あははは………」
苦笑しているフェイト。
少し同情のまなざしが混ざっているように見える。
「はぁ~」
溜息をつくしかないヴァニアス。
その空間でシグナムとはやてはいい笑顔だった。
何文字くらいがいいでしょうか?1話5000文字くらいでしょうか?
よかったら教えてください。とりあえず今回は2500文字くらいです。
感想、批評等もお待ちしてます。