なんとなく一緒にして見ました。
『あ、想鵐先輩!』
『どうしたの?』
『見てください!蛍ですよ!』
夏になるとこんな夢を見る。
そう。これは夏の出来事だったからだね。
彼女は、僕のせいで・・・。
今でも、僕を憎いと思っているのだろうか・・・。
暗い視界に映るのは、大切な後輩と、光る蛍の姿。
そう、この時だったんだ。
ふと見ると、後輩が倒れてて。
『!?』
老いたようにシワが増え、力なく倒れていた。
『・・・?』
そして、ピキッと彼女の頬がひび割れる。
そして、それが続きーーーーー彼女は土と化す。
僕はそれを見て絶句する。
『未来!?』
後輩を呼ぶ。
返事が帰ってくるはずもない。
彼女の姿は、どこにもなくなったのだから・・・。
「はっ・・・」
途端、目が覚めた。
嫌な汗をかいたな・・・。
僕は意識のはっきりしない頭を掻きながら、洗面台に向かう。
「・・・あーあ、やっぱり」
右頬が水気を失ったようにパリパリしている。
蛇口から水をだし、それで顔を洗う。
右頬は、もうすっかり元に戻っている。
「・・・・・・嫌になるなぁ・・・」
刹那、眩暈が襲ってくる。
よくわからない感覚に戸惑う。
後ろに誰かいるような気配がして、でも確認までいかなくて。
僕は気が気でなかった。
「な・・・・んだろ?」
『あなたはそこに居て幸せ?』
女性の声が響く。
媚びるようななにかが含まれた声音に、背筋が凍る。
まるで、僕の全てを見透かしたような。
そんななにか。僕は怖くて仕方なかった。
「・・・わからないな」
そう、と嘆息した女性は、僕を抱きしめる。
「なら、私たちの世界へおいでなさい」
「・・・なっ!?」
僕は目を見張った。
後ろから抱きしめてきた金髪の女性は、くすりと笑って引き込んでくる。
「あ・・・あ・・・?」
「ほら・・・幻想郷は、すべてを受け入れましょう。あなたが幸せになれるように」
定例文なのか。
いやに言い慣れた様子の言葉に、苦笑するしかなかった。
キャラクターと幻想郷について
名前:白野 (しろの) 想鵐 (そうむ)
『すべてを散らす程度の能力』
ものや人を枯らしたり散らしたり殺したりする能力。
たまに抑えが効かないこともあるが、そういうことは滅多にない。
この能力を本人は毛嫌いしている。
様子・性格:
常に眠たげでやる気がなさげ。自虐的なセリフを好んで使う。正義感は強い。
世界観:
せっかくだから招待録とは違う世界だけど紫同士で伝え合う的なことをしてたみたいな感じで、散々的では終わった幻想郷(招待録)の伝説(?)が語り継がれている。
人や場所の名前は伏せられているらしい。
ってなわけで、これからもこんな感じのお話で行くので、よろしくお願いします!
・・・後書き座談会は恒例かなー・・・。