幻想散々的   作:Lan9393

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とうとう、やっと、外へ、出たぁあああああああ!!!


百四話:巨木の下の

久遠Side

 

「ここは秘密だぞ」

 

そう言われて連れてこられたのは上へ続く穴。

どうやらここから上へ上がるらしいが、どうすればいいかは謎。

 

「お?上がらないのか?」

「あ・・・。そうだな。上がるよ。土ー!」

 

俺は、穴の真下に移動して地面に呼びかける。

すると、ボコリと俺の足が触れている場所が盛り上がった。

その土は穴の上まで盛り上がり続ける。

 

「よし、さんきゅ!・・・勇儀?」

「いやぁ、ここまで土を操るとは・・・君はどんな能力の持ち主だい?」

「・・・俺はただ守られてるだけさ。じゃあな、勇儀!」

 

俺は土から飛び降り、穴の外側で着地。

近くに巨木があった。本当にでかい。

マジマジと見るより先に、勇儀に手を振って走った。

 

「博麗神社がこの近くにある!そこへ行くといいさ!」

「・・・!勇儀、ありがとな!」

 

精一杯声をあげて、勇儀に礼を言った。

 

☆  ☆  ☆

 

  やがて、開けた土地に入った。

その時には気がつけば永久が居て、灼熱地獄を探すより、俺を探す方が大変だったと述べた。しるか、そんなもん。

やけに綺麗な境内。

その奥の神社の縁側にポツンと座っているのは巫女さんだった。

どことなく放心した様子。

 

「・・・あの?」

 

声をかけると、こちらを見上げてきた。

やがて、どこか諦めたように息を吐く。

 

「誰よ、あんたら」

「・・・やっぱ永久見えるんだね。すごいや」

「そうね・・・この世界、只者じゃない人が揃いすぎだよ」

「・・・聞いてる?」

 

俺らが話していると、巫女さんに訝しげに睨まれる。

俺の知ってる巫女さんじゃない。

よく見ると美人さんだった。

黒く艶やかな髪に、同じ色の目。

紅白の衣装を纏った体躯は細く、俺に比べたら小さい。(少しだけだが)

どことなく、清楚で大人しめな雰囲気をもつ少女、と言った様子だ。

・・・先ほどの睨みは気にしてないよ、全く。

 

「・・・俺は久遠。こっちが永久さ」

「ふぅん。そ」

「君は?」

「博麗霊夢。霊夢よ」

 

そっけなく言われた。あ、ちょっとショック。

どことなく覇気のない霊夢に、俺は人しれずため息をこぼした。

 

「・・・あんたら、外来人よね。どうしてここに?」

「いやぁ、地底からきてね。ローブの男に襲われてたんだ・・・うわぁ?!」

「どこにいったの?!そいつは、どこ!」

「あ、あの、霊夢?」

「そいつは私の連れと行動を共にしてた。おそらく、もう地底には居ないよ」

 

永久の言葉を聞いて、霊夢は忌々しいと言わんばかりに舌打ちした。

そして、霊夢が縁側に上がる。

 

「・・・上がりなさい。あんたらの知り合いが加担してるのなら、しばらくはここでやって行きなさい」

「いいのかよ?」

「・・・ええ。まだ理由もないやつを住まわせるよりマシ」

 

後悔するように、霊夢は巨木を見上げた。

・・・あの木に、なにかあったのだろうか?

俺には何もわからないまま、去った霊夢を追った。




やっとまともな人たちを出せる回です。
これから頑張るよ!

久遠「・・・作者。青の手に持ってるものは?」

ん?iPhoneと筆記用具。

久遠「なにしてるの?」

勉強+ゲーム

久遠「馬鹿だ!!」

ひ、ひどいな!今はまだ提出物やってるだけだよ!

久遠「・・・はぁ。まあ、とりあえず、活動報告を見てください。お願いします」

え?あ、う?

久遠「では!」

ええぇええ?!で、では~!
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