幻想散々的   作:Lan9393

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よって無罪


百十一話:こいしの嘘泣き(?)により陥落

久遠Side

 

どうやら、話を聞くには、空は守矢神社の神様から力をいただいたらしい。

八咫烏の力、とか。

羨ましくなったこいしが、ここを訪れたところ神様はおらず、暇を持て余した彼女は神社内を散策し出した。

まあ、無事なんならいいんだけどさ。

 

「もうっ!こいし。勝手にでちゃいけませんって言ったでしょ?!

「うぅ・・・ごめんなさい・・・」

 

姉妹は仲がよさそうで何よりだ。

俺はつい微笑む。

それを見たらしい、さとりが顔をやや赤くしてそっぽを向いてしまう。

・・・ん?なんだ?

 

「と、とにかく!もう離れちゃダメよ?」

「はーい!」

「よろしい。・・・お騒がせしました」

「いいや、大丈夫だ。・・・だよな?」

「うん♪」

 

瀬良は笑顔で俺に答えた。

気持ち悪い。

 

「・・・あれ?心なしか、貶された気が・・・」

「気のせいだ、多分」

 

俺はしらばっくれ、知らんぷり。

すると、さとりから袖を握られる。

なんだ、とつぶやくようにいいながら、俺はさとりを見下ろす。

 

 

 

「お礼に、今晩泊まっていってください!」

 

 

 

さとりの発言、俺は吹き出した。

 

「げほっ!ごほ、ぐっ、げほげほ!!」

「くお兄くるの?!どの部屋、どの部屋?!」

「さぁ、どこにしようかしらね」

「えっあ、いや・・・いいって」

 

むせていたら、否定するタイミングを逃がした。

いや、俺甘えるとも言ってないんだが!!

 

「・・・え?くお兄、泊まんないの?」

 

こいしが俺の目の前で、うりゅうりゅと瞳を潤ませた。

うぐぅ、泣いて・・・。

 

「・・・ーーーーだぁあああああ!!しかたないなぁ!泊まる!泊まりますー!」

「やったぁ♪」

「瀬良さんは?」

「ん?オイラはいいや。ちょっと用事あるから」

 

どこか遠くを見つめた瀬良。

俺は、その行動の意味がわからなくて、首をかしげた。

瀬良が白い羽を伸ばし、飛び上がった。

モグラ帽子をおさえ、「へへっ」と笑って、もっと上へ上がり、滑空する。

気がつけば姿は見えなくなっていた。

ふと、引きずられる。

こいしが俺を引きずっていた。

・・・どこからそんな腕力が。

 

「・・・ま、いっか」

 

俺はふぅと息を吐いた。

なんだか、後で霊夢を怒らせそうだが、まあしかたないよ。

 

「・・・なにしてんの、久遠」

 

気がつけば、地霊殿にいるんだもんなぁ。

 

——————————————————

 

第三者Side

 

「今日もいい天気!なんだか浮き足立っちゃうなぁ」

 

『彼女』は、そこを歩いていた。

何で浮き足立っているかはともかく、そこは森だ。

・・・久遠はそこに存在しない。

 

「・・・何の目的もなく、出てきちゃったけど・・・嫌な予感がする」

 

頬を自らでつついて、首をかしげた。

 

「どうしようかなぁ、帰ろっか・・・」

 

『それは困るな』

 

「?!だれっ!」

 

『俺はただの精霊さ。君が知らない幻想郷の、ね』

 

「えっ?・・・ど、どういうこと?・・・ま、まさか?」

 

ふふ、と声が笑う。

ふわり。

彼女を浮遊感が襲う。

 

「ーーーーーーーっ!!!」

 

空間の歪みから生じる亀裂だった。不意打ちのためか、咄嗟の行動が起こせなくて、そのまま落下した。

 

『ふむ。あっちでは何時間かかるのかな。まあいいか。・・・はっはっは、これもすべて、すべて・・・』

 

・・・くぐもった笑いがその場に響く。

 

 

 

 

 

 

 

『————君の、君たちのためだよ、斎藤久遠、そして・・・

 

 

 

 

 

            神成ミレイ」




えっと、すいません。
いやはや、「お前何だ最後。誰だ。新しいキャラか?」・・・なんて思いましたね?(いないだろ
残念ですっ!!(嬉しそう

何を隠そう、次回はコラボ章ですっ(チョップ

久遠「なんでだい?!」
瀬良「今までのコラボ、全部短編集のほうだったっすよね?なんで?」

・・・僕だって本当はそっちにするつもりだったさ。

二人「・・・」

いやぁ、長編っていわれた時からなんとなーく思ったんだ。
今までのノリじゃダメだ、とね。
そして内容を考える。
・・・出そうと思っていたオリキャラが出てきた。
「ああもうこれコラボ章でいいや!」・・・って。

瀬良「展開を変える」

もう遅い

久遠「その一言で俺の言うことなくなったよ!!!」
想鵐「なんでオリキャラだそうってなったの?」

・・・いや、それくらいしかもうなかったから。
既存はコラボ章と一緒にしたくなかったし。

想鵐「そっか。じゃあ・・・ミレイさんって誰?」(黒い笑み

・・・コラボ相手の方のキャラクターさんです。
詳しくは次回。

では!!!(逃亡

久遠「あっちゃー、逃げちゃった。じゃあ、また次回!」

二人「コラボ章かー・・・」

久遠「???」
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