あれおかしいな、なんで久遠くん目立ってるの!?
久遠「いや、知らない・・・」
デスヨネ~。
久遠Side
俺らは今人里に居ます。
え?なにがあったって?いやその辺は気にするなよ。
特に何も無かったんだ。
「・・・おまえら、絶対出てくるなよ」
「で、でもな、久遠・・・」
「いいから!」
「・・・」
精霊たちをポケットやらに詰め込み、俺はふぅと一息ついた。
なにせ、久しぶりと言ってもいいほどの生活感あふれる『人々』の暮らしだもんな!
あー、楽しみ!
「・・・久遠、くん?」
「あ、いや・・・大丈夫」
神成がのぞき込んできたのを、俺は笑みを作って何とか流す。
うん、大丈夫。俺は平気だ・・・。
・・・?なんで、俺は平気だって暗示をかけてるんだ?
そうだよ、精霊なら。
あっちでは受け入れられたじゃないか。
ならきっとこっちも大丈夫だろう。
俺はなんでこんなくだらないことで考えてんだ・・・。
「よしっ、いこうぜ!」
「うんっ」
俺らは人里に向かった。
そこまではよかった。
そう、『そこまで』は。
入った瞬間、約一名がバッとこちらを向いて、叫んだ。
「精霊の子だっ!!」
奴が指さすのは俺の胸元。
・・・特に問題ないと思ってたけど、此所ではだめなのか?
気にされても居なかったネックレスを持ち上げる。
円盤状の飾りに、バッテン印の真ん中をクロスするように入れられた模様はどこか古びて見え、それはいわゆる『お守り』らしかった。
だから俺は幼い頃からこれを持っていた・・・。
それをしている間は心が落ち着いたから、なんだけれど。
ここでは、精霊はいけない存在なのだろうか?
なんで、俺に向かって石が飛んできているんだろう。
何で誰も、ここではこのネックレスは・・・『俺』が否定されるんだと教えてくれなかった・・・?
(嫌われるのかここでは・・・)
「く、久遠くん?!」
「・・・!」
ガリッ
俺の額が切れる。
なんだか額から暖かいものが流れ落ちてる気もするが、気にしないでおこう。
・・・俺は、無言でその場を去った。
人里から少し離れた場所で俺はうずくまっていた。
しまった、神成をおいてきてしまった・・・!
というより、さっきから、「なんで」がやまない。
なんで俺はさっさと逃げてしまった?
なんで俺は神成をおいてきた?
なんで俺は石を投げられた?
なんで俺が対象なんだ?
なんでこのネックレスはいけないんだ?
なんでここに立ち入った瞬間ああなったのか?
俺の知らない歴史は未だ俺を「未熟」だと笑うのか。
ポンッと俺の頭に手が乗る。
暖かい笑顔。神成だった。
「・・・久遠くん、もどろ」
「悪い」
「いいよ」
「・・・」
「ほら、ほかの方法を探そう?」
にっこり、と彼女が笑った。
俺はそれを見て、なんだか元気つけられた気がした。
「おう」と声を出して、俺は笑ってみせた。
立ち上がって、神成となんとなく笑いながら、その場を離れようとした。
―――がささっ!
視界に入った、白髪の少女。
倒れこんだ少女に驚きながら、俺らはその子の元に駆けつけた。
「だ、大丈夫かい?!」
「う、うぅ・・・けー、ね・・・」
「けーね?」
「人里の寺子屋・・・」
「・・・」
「しかたないね、ちょっと行ってみよっか」
「・・・あ、ああ」
俺はさっきの光景がフラッシュバックした。
彼女を抱え上げて、俺は不安げな顔を(しているだろうという予想を)していると、神成が小さく、俺に向かって言った。
「――――だいじょぶ」
俺は、その言葉にまた元気づけられて、神成と少女を引き連れて『けーね』さんの元に向かった。
何故かiPadで打つよりも進むPCの不思議。
はい、ネタ切れって言うか、なんていうか・・・。
もう・・・番外編に影響されました。
あとBGMの威力。
BGMすごい。
久遠「そうだね・・・じゃあ、次もなるべく早くね」
まあ、中盤くらいは考えてるし・・・。
久遠くん住むとこGETする回でもあるし・・・。
久遠「毎度毎度、なんでコラボ章でこれやるかな・・・」
・・・うん、ごめんなさい。
では!