くっそばかちん!
はい、すいません!
久遠Side
けーね、という人を探すため、再び人里へ向かった俺らは、半ば後悔していた。
少女を抱えて、なんだかより視線が厳しくなった気がする。気のせいだといいのだけれど、そういうわけではなさそうだ。
神成の方を向く。神成は、堂々と進んでいた。
・・・全く、なんだかすごいな。
早く、神成は神成の居るべき場所へ帰してあげるべきなんだ。
俺が好き勝手連れ回すのも、そろそろやめておかなければならない。
・・・そう、早く気づくべきだったんだ。
地霊殿から出たまではよかった。なんで、なんで俺は此所まで連れてきたんだろう?
霊夢さんに預けてくればよかったのに・・・。
「おーい、久遠くん?」
「・・・えっと、神成」
「ほら、早く行こうよ」
にっこりと笑って、神成は先を歩いた。
・・・元の目的は、こいつを帰してやることだったのに,なんだこの様・・・まあ、今は気にしないでいいか。
神成について歩く。幸い、抱えてる少女が軽かったからよかった。
これで重かったらとか考えたら・・・おおう、ひどいことになるな。
―――こつんっ。
「出てけ、化け物!」
小さな少年の声だった。
そちらを向くと、黒髪黒目の少年が震えながら、石を拾っていた。
目が合う。びくり、と震え上がり、少年は涙目になってしまった。
その後ろから、少年の親らしい女性が「だめよ、いけません」と諭しながら少年を抱きかかえていった。
少年は勇気ある行動をした、とばかりに周りが少年を褒めた。
すると、当然、また石が飛んでくるわけで。
特徴は同じだというのに、このネックレス一つで、どうしてこうも差別が起きるのだろうか。俺にはさっぱりわからないことである。
少女には石が当たらないように投げているらしく、少女は無傷だった。
俺の体に当たった石はどれも大きめで、とがっていた。
それでも、表情を変えないよう努力し、少女を抱え直し、神成を見失わないよう一定の速度を保って、歩いていた。
――――ガッ!
大きめの石が額に激突。
つつっと生暖かいものが流れ落ちた。
ぽたり。地面を紅く染め上げる。
しかし、それでも歩くのは止めない。
おっと、ふらっとしてしまった。
「・・・大丈夫?」
「ああ、平気だ」
「生意気なんだよ、殺人鬼!」
「もう二度とうちに来るな!」
「妹紅さんをおいていけ!」
「早く去れ!」
「化け物!」
神成が、むっとして
里人をにらみつける。
しかし、人々は止まらない。
むしろ、エスカレートしていくのだ。
・・・そろそろ怒ってもいいよな、これは・・・。
「いい加減にしないか!」
若い女性の声が響き渡った。
俺らは、声のする方を向く。
「慧音さん・・・」
「なんでだ!昔里を混乱に陥らせた精霊使いの民だぞ!このまま居させておけば、どうなるかわかっているだろう!」
「家々は焼け、それらは押し流され!地面は割れ、木々は容赦なく生える!」
「乏しい金属も台無しになるし、どうしようもなくなるんだお!凄惨な光景をまたみたいというのかお!」
・・・そんな、この空間でやりようもないことをしたというのか・・・。
ひどい・・・なんて、俺が行っても仕方ないと思うけど。
「だからといって、その末裔であれば誰でも虐げるというのか?!ふざけないでほしい、まだ彼は若いではないか!初老のじじいと比べものにならないさ」
それって弱いと言っているんだろうか。それはそれでひどい。
神成は、女性を見て、一言つぶやいた。
「慧音・・・」
「え?」
「・・・君たち、大丈夫か?」
「・・・あ、ああ。そうだ!この子があんたの名前を呼んで・・・」
「妹紅・・・」
慧音さんが名前をつぶやき、俺は少女を下ろす。
「・・・助かった。ちょっと私の家まで来てもらうぞ」
「え、ええ。わかりました」
少女を背負い、慧音三は先をさっさと歩いてしまった。
里の住民たちは、少々気圧されて、黙りこくり、下を向いている。
慧音さんの言葉は、少なからず影響しているようだ。
「・・・俺は、この里のために働きます。どんな形になっても」
「久遠くん?」
「神成、ごめんな。おまえを帰すの、もうちょっと先になるかも・・・」
「私は、私のタイミングで帰るから、大丈夫。・・・だと思う」
「ははっ、わかったよ」
神成に一度礼を言い、俺らは慧音さんの後を追った。
うわぁあああああプロットが追いつかないよぉおおお!!!!
久遠「こりゃひどい・・・」
ミレイ「あ、あまり無理しないでね・・・」
無理はしませんとも・・・。ええ・・・。
とりあえず、後一話分は流れはあるんですよ。
具体的な中身がないだけで。
委変にいつ入れるんだろ、これ・・・。
もうなんかくじけそう。ほんっとうにすいません。
恋愛が足りないんです。マジで。
と、くだらないこと言ってないで、さっさと書きますすいません。
はい、ではまた!