幻想散々的   作:Lan9393

117 / 129
何でコラボ章なのに遅れてるんでしょ私は。
くっそばかちん!
はい、すいません!


百十六話:「・・・だと思う」

久遠Side

 

 けーね、という人を探すため、再び人里へ向かった俺らは、半ば後悔していた。

少女を抱えて、なんだかより視線が厳しくなった気がする。気のせいだといいのだけれど、そういうわけではなさそうだ。

神成の方を向く。神成は、堂々と進んでいた。

・・・全く、なんだかすごいな。

早く、神成は神成の居るべき場所へ帰してあげるべきなんだ。

俺が好き勝手連れ回すのも、そろそろやめておかなければならない。

・・・そう、早く気づくべきだったんだ。

地霊殿から出たまではよかった。なんで、なんで俺は此所まで連れてきたんだろう?

霊夢さんに預けてくればよかったのに・・・。

 

「おーい、久遠くん?」

「・・・えっと、神成」

「ほら、早く行こうよ」

 

にっこりと笑って、神成は先を歩いた。

・・・元の目的は、こいつを帰してやることだったのに,なんだこの様・・・まあ、今は気にしないでいいか。

神成について歩く。幸い、抱えてる少女が軽かったからよかった。

これで重かったらとか考えたら・・・おおう、ひどいことになるな。

 

―――こつんっ。

 

「出てけ、化け物!」

 

小さな少年の声だった。

そちらを向くと、黒髪黒目の少年が震えながら、石を拾っていた。

目が合う。びくり、と震え上がり、少年は涙目になってしまった。

その後ろから、少年の親らしい女性が「だめよ、いけません」と諭しながら少年を抱きかかえていった。

少年は勇気ある行動をした、とばかりに周りが少年を褒めた。

すると、当然、また石が飛んでくるわけで。

特徴は同じだというのに、このネックレス一つで、どうしてこうも差別が起きるのだろうか。俺にはさっぱりわからないことである。

 少女には石が当たらないように投げているらしく、少女は無傷だった。

俺の体に当たった石はどれも大きめで、とがっていた。

それでも、表情を変えないよう努力し、少女を抱え直し、神成を見失わないよう一定の速度を保って、歩いていた。

 

――――ガッ!

 

大きめの石が額に激突。

つつっと生暖かいものが流れ落ちた。

ぽたり。地面を紅く染め上げる。

しかし、それでも歩くのは止めない。

おっと、ふらっとしてしまった。

 

「・・・大丈夫?」

「ああ、平気だ」

 

「生意気なんだよ、殺人鬼!」

「もう二度とうちに来るな!」

「妹紅さんをおいていけ!」

「早く去れ!」

「化け物!」

 

神成が、むっとして

里人をにらみつける。

しかし、人々は止まらない。

むしろ、エスカレートしていくのだ。

 

・・・そろそろ怒ってもいいよな、これは・・・。

 

 

 

「いい加減にしないか!」

 

 

 

若い女性の声が響き渡った。

俺らは、声のする方を向く。

 

「慧音さん・・・」

「なんでだ!昔里を混乱に陥らせた精霊使いの民だぞ!このまま居させておけば、どうなるかわかっているだろう!」

「家々は焼け、それらは押し流され!地面は割れ、木々は容赦なく生える!」

「乏しい金属も台無しになるし、どうしようもなくなるんだお!凄惨な光景をまたみたいというのかお!」

 

・・・そんな、この空間でやりようもないことをしたというのか・・・。

ひどい・・・なんて、俺が行っても仕方ないと思うけど。

 

「だからといって、その末裔であれば誰でも虐げるというのか?!ふざけないでほしい、まだ彼は若いではないか!初老のじじいと比べものにならないさ」

 

それって弱いと言っているんだろうか。それはそれでひどい。

神成は、女性を見て、一言つぶやいた。

 

「慧音・・・」

「え?」

「・・・君たち、大丈夫か?」

「・・・あ、ああ。そうだ!この子があんたの名前を呼んで・・・」

「妹紅・・・」

 

慧音さんが名前をつぶやき、俺は少女を下ろす。

 

「・・・助かった。ちょっと私の家まで来てもらうぞ」

「え、ええ。わかりました」

 

少女を背負い、慧音三は先をさっさと歩いてしまった。

里の住民たちは、少々気圧されて、黙りこくり、下を向いている。

慧音さんの言葉は、少なからず影響しているようだ。

 

 

「・・・俺は、この里のために働きます。どんな形になっても」

「久遠くん?」

「神成、ごめんな。おまえを帰すの、もうちょっと先になるかも・・・」

「私は、私のタイミングで帰るから、大丈夫。・・・だと思う」

「ははっ、わかったよ」

 

神成に一度礼を言い、俺らは慧音さんの後を追った。

 




うわぁあああああプロットが追いつかないよぉおおお!!!!

久遠「こりゃひどい・・・」
ミレイ「あ、あまり無理しないでね・・・」

無理はしませんとも・・・。ええ・・・。
とりあえず、後一話分は流れはあるんですよ。
具体的な中身がないだけで。
委変にいつ入れるんだろ、これ・・・。
もうなんかくじけそう。ほんっとうにすいません。
恋愛が足りないんです。マジで。
と、くだらないこと言ってないで、さっさと書きますすいません。
はい、ではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。