幻想散々的   作:Lan9393

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十三話:彼と音楽隊

想鵐Sido

 

  僕らは何時の間にか森を通っていた。

こんなところに本当に目的地なんてあるのか?

 

「ちょっと待ちなさいそこの」

「ん?」

 

横から声がする。

僕はそちらを向くと、大事そうに人形を抱えた金髪の女が。

だるいなぁ・・・。

なんで今忙しいっていうのに!

 

「なんだ?お前、誰だ」

「アリス・マーガトロイド。魔法使い。あなたたち、少しいいかしら」

「いや、僕らは先を急いでるんだが」

「私が付き合うわ。霊夢たちは行って」

「任せたわよ咲夜」

 

咲夜が前へ出る。

僕らは霊夢を筆頭に先へ進んで行く。

アリスはため息をつきながら咲夜にお礼を言う。

 

「あいつだったら大丈夫でしょう。さっさといくわよ・・・想鵐?」

「・・・いや、なんでもないよ。行こうか」

「ええ・・・」

 

咲夜Sido

 

  私はナイフを構える。

 

「想鵐に用?」

「・・・いいえ。別にあなたがしたいことをしたいわけじゃない」

「そう。ならいいわ」

「あなたといい、彼女たちといい・・彼はどういう存在?」

 

アリスは人形を見ながら片目をつむって見せる。

私は首を振って答える。

 

「お嬢様が危惧する。だから、刺激しないだけよ。霊夢も、なにかわかってるようだし」

「ふぅん・・・・あの男が」

「深入りするとあれだから私はしないけど」

 

自分の身くらい大切だ。

お嬢様よりは大切ではないけれど。

アリスはわかったというように人形をまた抱きかかえる。

 

「つまらない・・・一戦くらいお願いしていいかしら」

「勿論。受けて立つわ」

 

アリスは人形を持ち出し、私はナイフを構え直す。

弾幕ごっこが始まった。

 

想鵐Sido

 

  咲夜が心配だ・・・。でも、まあ霊夢も安心してるようだしいいのかな。

 

「あそこから中へ入れるみたいね」

「そうなのか?」

「みたいね」

「繰り返さなくっていいよ!」

「よしっ!特攻だ!」

 

魔理沙が叫ぶ。そして本当に突撃していく。

行きやがったーーーー・・・。

 

「・・・霊夢、先へ行ってて。なるべく入って待っててくれると嬉しい」

「はいはい・・・」

 

そして霊夢を追い出す。

すると、三人の少女たちが音楽を奏でながらやってきた。

僕は気づかれないように鳥を向かわせた。

 

「おお、綺麗な音色だね」

「あらありがと」

「だってこれ、花見の時に、冥界の主さんのための曲だもん」

「どういうことだ?今は桜なんてどこも咲いてないだろ」

「そのために春を集めてるんじゃないの?」

「春を集める・・・?だから、春は訪れないのか?」

「そうみたい!」

 

そのための・・・。

わかった。

 

「教えてくれてありがとう。助かったよ」

「そ?」

「ああ・・・・だから、寝ててくれ」

 

「「「は?」」」

 

鳥が三人の頭に命中。

僕はその隙に霊夢たちのところへ。

その時、咲夜と合流した。

 

「平気だったのか?」

「ええ。にしても卑怯ね」

「あはは、正々堂々やっても無駄だって」

 

談笑しながら、中へ入って行った。

 




今日中にどこまでいくかな♪

想鵐「はぁ・・・。まあ、妖夢のところはいくんじゃないか?」

いかせますとも。(キリッ

想鵐「だな・・・。未来が今回どう絡んでくるのか楽しみだな」

あっははー。まあどうぞお楽しみに?
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