妖夢Sido
想鵐さんの言葉で、私たちは弾幕ごっこを始めた。
そして、しばらく。
「獄界剣『二百由旬の一閃』!」
「っ!」
私は放った青い弾を、順番に切って行った。
そして、そこから一回り小さい赤い弾が放たれる。
想鵐さんは戸惑ったかのように一瞬躊躇い、その後よけた。
「・・・未来」
ぽつり、と想鵐さんは誰かを呼んだ。
その視線は、私に向けられていて、
「どなたかは存じませんが、戦闘に集中したらどうでしょう。舐められてる気がします」
そんなこと考えるくらい、余裕があったのでしょうか・・・。
それは、同時に私が未熟ということ。
努力が無駄になる・・・・?
嫌!!
「・・・・・舐めてないんだけどね。うん、そうだね・・・そうさせてもらうよ」
「はいっ!」
そうすると、想鵐さんは気の抜けた掛け声をあげ、スペルカードを構える。
見たところ、持っているカードはそれとあと一つのよう。
勝てる・・・・?
「散乱『苦無』」
大きな鳥が一羽放たれる。
舐めてかかっているのか、やっぱり・・・。
私はその鳥を斬った。
すると、大量の鳥に分裂した!
しまった、と私はバック転で躱す。
向かってきたものは切り伏せた。
つい、舌打ちをしてしまう。
そして、刀を一閃する。そこから弾幕が放たれる。
「おっと・・・召喚『砂暗』!」
そのまま想鵐さんは鳥を呼び出し、それに乗って飛び上がった。
そこから弾幕を張られる。
私はそれを切り、避け、下がる。
『・・・未来』
想鵐さんが先ほど発した名前。
「未来って・・・?」
私はそうつぶやいた。
すると、目前に鳥が近づいてーーーーー吹き飛ばされた。
負け、た。
「大丈夫?」
「・・・心配は無用です」
戦闘で負けた悔しさもあるけれど、男性となんて関わった覚えはない。
どう接すれば・・・。
先ほどはつい駆けよったりしたけれど、やっぱりあれはいけないのか・・・。
つっけんどんに返すとかえって印象が・・・。
「そう?」
想鵐さんに問われたので、頷いて返す。
すると、今度は手を差し伸べてきます。
私は、ふいと顔をそらして、
「・・・結構です」
と言い、立ち上がった。
「そっか・・・」
そう漏らす彼は、どこか悲しそうだった。
「案内しますよ、想鵐さん」
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咲夜Sido
霊夢はなおも怒りが収まらないようで、ぐっと拳を握っていた。
「半人半霊・・・!想鵐までも・・・!」
「おいおい、それは無いぜ。想鵐は優しいお前の代わりに殺ってくれるさ」
「どうかしら」
それは信じたくない。
と、そこで気づく。
そして二人に教える。
門の方から歩いてくる、二人の影を。
想鵐「なんだろう・・・ヒロインなのに妖夢が不憫だ・・・」
ヒロインですから。
妖夢「やっと登場できたのに・・・この扱いは」
想鵐「流石にねぇ・・」
霊夢「・・・」
いいんですよ!?霊夢と妖夢でくっつけてもいい・・・いやだめだ。
せめて魔理沙だ。
想鵐「そこ?!妖夢にくっつける相手を変える?!」
はい。
ではでは、また次回~。
想鵐「そして明日もか?」
さぁ?