想鵐Sido
大きな桜の木の根元に、女と魔理沙がいた。
どうやら戦ってる模様。
ーーーー女の背後には、霊夢が倒れていた。
なんで、だ?
僕は理解がいかなかった。なんで、だ?
「よくも、よくもおおおおおお!!」
魔理沙が怒っている。
すりと彼女の八卦路が爆散する。
限界まで使い過ぎたんだろうか?
彼女の武器がーーー!
魔理沙は狼狽えた後、すぐ箒を構える。
「うっ、ちくしょう・・・!霊夢を、返せぇえええ!!」
「返せ・・?奪ってないわよ?」
くすくすと笑いながら、一心不乱に弾幕を張る魔理沙を見下ろす女は、冷淡に告げた。
じゃあ、何をしてるというのか。
女のしたいことがわからない。
まさか、この人が幽々子・・・?
魔理沙は攻めようとした瞬間、妖夢が口を開く。
「ゆ、幽々子様・・・」
「あら、妖夢。負けちゃったの?」
「申し訳ありません!油断したばかりに!!」
「私、怒ってるのよ」
幽々子は、ふんわりと妖夢の前に降り立つ。
その声は低く、いかにも「怒ってます」な声だったなぁ。
魔理沙の攻撃なんて、知らないように。
「あ、おい!こら!!」
魔理沙はカッカとして幽々子の方を向く。
妖夢は申し訳なさそうに頭を下げた。
幽々子は、魔理沙を気にも留めない。
「・・・すいませ」
「あなたを・・・あなたの種族を恨んでる巫女に」
そして、幽々子は妖夢を抱きしめた。
その目には光も、感情もなかった。
否、怒りのみ、宿っていた。
すると、幽々子は僕を見る。
え、なに?
「あなたは、だぁれ?巫女の仲間?」
「巫女の暴走を止めた人が、巫女の仲間かねぇ」
「そう・・・」
あ、わかってくれたようだ。良かった良かった。
幽々子は妖夢から離れ、蝶を魔理沙の方に飛ばす。
その美しい一匹の蝶に見ほれた魔理沙は、動きを止めた。
「眠りさない・・・私が大嫌いな人」
そのセリフを聞いて、魔理沙は倒れた。
咲夜が時を止めて確認して、生きているようだ。
眠らせただけ?気絶?
「ふふ・・・。さあ、そろそろ春も集まって、花も咲くわ」
「そうはさせないよ、幽々子さん」
「・・・あら?」
「僕らがいるじゃん。別に、仲間じゃないのであって、異変を止めないわけではないよ」
「ふふっ・・・面白いわぁ・・・やってみせなさい」
すると空気が変わる。
張り詰めたような、そんな。
ピリピリした空気に残されて、僕は息を呑む。
咲夜も同じようだ。
なんで妖夢はそんな普通でいられるんだろう。なれてるの?!
「私を倒して見せなさいなっ!!」
亡霊との弾幕ごっこが始まった。
幽々子さんとの戦闘は次回。
え?しないと思った?残念、
咲夜さんは影になりました!←
想鵐「魔理沙がかわいそうなんだが・・・」
んー・・・なんでだろう?
よし、ここはレイマリに変換だっ!
想鵐「おい」
大丈夫、妖夢さんと紅魔館組でどうにかなるさっ!
想鵐「いやそうじゃなく。なんでレイマリ?」
え・・・想鵐←霊夢←魔理沙がいい?
想鵐「そうじゃない!!もう・・・僕は帰る!」
え、ちょっと?!で、では~!