想鵐Sido
刹那、僕の首が締め上げられる。
空気が吸えない・・・っ!
「ゔ・・・ぐぅ・・・」
「・・・弱いな、想鵐」
僕は男の腕を掴むもまったく動じず。
「・・・ふふ」
幽々子の笑い声が聞こえると、より強くなった気がした。
唾液が口のはしから漏れる。
空気、空気、空気ぃ!!!
じたばたもがくも、また締め上げられる。
その時、一瞬時が止まった気がした。
と、気づけば咲夜に抱きかかえられていた。
苦しさはもうない。
息を充分に吸う。
「・・・・・ははっ。ははは!!!」
「お、おい!」
そいつは笑いながら立ち去る。
それを止めるものはいなかった。
僕は咲夜から離れ追いかけようとする。
も、咲夜に腕を絡め取られ、追いかけることは叶わなかった。
視線のはしで、妖夢が呆然としているのが確認できた。
幽々子は、「あら」と残念そうにつぶやきながらも笑みを浮かべていた。
「まあいいわ・・・さ。さっさと帰って?」
「でも」
「見ての通り、桜は咲かなかったわ?ダメなのかしら?」
幽々子は扇子で桜を指す。
もう春のかけらもない。
僕は無言で頷く。
咲夜が笑みを浮かべて、
「そうね」
と言った。
僕らは霊夢と魔理沙を抱えて、白玉楼を後にする。
――――――――――――――――――
博麗神社にて。
霊夢は、どうやら被弾し気絶させられ、魔理沙は眠らされてたようだ。一種の催眠ってこと。
魔理沙は酒の入った器を高々と掲げ叫んだ。
「いろいろあったが、祝!異変解決だぜっ!」
笑みを浮かべてそういう魔理沙は、本当に嬉しそうだった。
んー・・・その変わり身の早さには関心、だな。
「ねえ、これってさぁ・・・宴会tれ、毎回やるの?」
「そうだ!あー、あと、変わり身早い!とかは無しだぜ?」
ゴメン、もう思ってる。
魔理沙は照れたように笑った。
「・・・・まあ、なんだかんだ、お前のこと好きだしな」
小声のそれは、はっきりと僕の耳に入った。
「は?」
おっと、とおどけて見せた魔理沙は、「気づいたか」と笑う。
その顔はうっすらと赤い。
「おにーさん!」
「お?フラン」
「あ、ずるいぞ!」
「魔理沙?」
フランが後ろから抱きついてくる。
僕は外へ出て、外気を吸う。
そして神社の屋根を見上げる。
そこには、優雅に酒を飲み、ものを口に入れる幽々子と、お酌をし、満足そうに笑む妖夢がいた。
「二人も、降りてきて一緒にどうだい?」
「いいのかしら~?」
「ああ」
「なら、お言葉に甘えさせていただきますね」
どこか砕けた感じの二人は、ふんわりと屋根から降りてきた。
僕はそれを見て笑い、みんなで中で飲む。
「ばか」
霊夢は、何かいっていたようだが、僕にはさっぱりわからなかった。
最後があやふやな終わり方になってしまった・・!
想鵐「実力不足だね」
はい・・・情けない限りです。
想鵐「まったく・・・」
まあ次回も宴会噺ですが。
想鵐「まだあるの?!」
いやー、なんとなく。
想鵐「そ、そっか・・・」
ちなみにいっときますが、幽々子さんはハーレム要員ちゃいますからね?
想鵐「今のところは?」
フラグというフラグを立てたわけではないんですけどー。
・妖夢・霊夢・魔理沙・フラン
・咲夜・レミリア
って感じですかね。
想鵐「・・・まだ少ない・・・」
あ、増やしますよ。
想鵐「・・・」
ではでは!また次回をお楽しみに!」
想鵐「投稿遅くなるかも何て行った割には・・・」
んー、学校で話考えてますねー。
ま、杞憂だったってわけで!では!