「あいつについて行っても・・・焦がれても、俺によって不幸になるだけなのに」
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
〈恨めしい。〉
ガリ、ガリリ…………
ブツブツと、その言葉が繰り返しつぶやかれた。
それはーーーなにかの暗示のように。
霊夢は、恐る恐るといったように未來を見上げる。
目を見張るほどの、あり様。
未來の目は見開き、どう見ても狂ってるとしか思えないようにひたすらつぶやき爪を噛む。
その仕草に、どうしても霊夢は悪寒を覚える。
それもそのはず。今までの妖怪も、こんなことはしなかった。
ギロリ、と睨まれ、体がすくむ。
動けない。どうしようもない状況と、恐怖に身が焼かれそう。
(ーーーーーーーーーーーーーなに、これ)
怒りでも悲しみでも嬉しさでもない。
なにか。
怖い、苦しいーーーーー。
「いいから、死ねよ雌。想鵐を好くなんて、趣味が悪すぎだ」
もう、妬みでもここまでいかないわよーー・・・。
「なんで・・・あんたは想鵐を目の敵にするのかしら?」
物怖じしないようにレミリアが聞いて見せた。
それは霊夢が聞きたがった内容。
「・・・・はぁ?バカか?それとも知らないのか?」
見下すように吐き出された。
「想鵐はーーー俺をーーいや、未来を殺したんだ」
「「「「「「!?」」」」」」
紫、未來を除いた全員が驚く。
「あいつ自身の能力で、あいつは未来を殺した。なあ、紫さんよー。驚かないってことは知ってんだろ?なんで殺人鬼を招くんだか・・・」
「・・・・殺そうが、殺されたが知らないわ。私は、私の意志で、彼を招いたわ」
「・・・永琳。もう話は通じねぇ・・・」
彼女らは、死を覚悟する。
「もう終わりだ。この茶番は、な」
「茶番なんて・・・わざわざ解決するためだけにずぅっと夜を続けてたのね・・・ご苦労様」
紫は開放され、藍にもたれかかる。
「紫様!」
「大丈夫よ・・・。さて、見逃してもらったようだし、囮組と彼らを回収して帰るわよ」
月の欠けがなくなり、真実の月へ変わりーーーー朝日が登る。
――――――――――――――――――
ふとすると、朝日が登っていることに気がつく。
幻想郷の全員、異変が終わったのだとーーーー安堵した。
が、霊夢と想鵐は納得しなかった。
これが異変の真実の終わり方なのかーーと。
疑問はそれだけにおさまらずーーー未來も、また疑問の一つになった。
なんとなく、カオス回に。
想鵐「ああ・・・そう」
妖夢「私は忘れ去られた気がします・・・」
大丈夫ですよー、妖夢さんってばー。想鵐さんねー?
想鵐「うわ、なんかすっごいこと考えてる気がする」
妖夢「は、恥ずかしい・・・」
想鵐「今ですかー?!」
霊夢「ほら二人とも、宴会の準備するわよ」
二人「えーい」
あ。
・・・で、では、なぜか通常のより短いです。異変章。
で、では、また次回!