二話:腕ならし?
想鵐Sido
ぐんぐんと加速して行く。
頭がクラクラする~。
「それにしても、あんたは紫からこの世界についてなんか知ってる?」
「幸せになれる」
「それだけかい?!」
「うん」
魔理沙が額に手を当ててため息をついた。
「わはー♪」
「いいわ・・・あの妖怪で試しにやって見ましょうか」
「僕が?」
「ええ。まず弾幕ごっこをするの。スペルカードルールって言ってね」
「へぇ・・・」
話を聞く限りじゃあ霊夢が作ったらしい。
すごいなぁ・・・。
「相手を魅了するの」
「・・・」
「まあ難しくっても平気よ」
「・・・そうか」
ポウン、と鳥型の何かが出来上がった。
「何コレ」
「弾ね。それを大量に生産しまくったりして負けを認めさせるのよ」
「めんどくさ」
「うっさい!早くやりなさいよ」
「はいはい・・」
僕は妖怪らしい女の子に向き直る。
「君、名前は?」
「ルーミアなのかー」
「ふーん・・・。うん、僕は想鵐。じゃあ始めようか」
「わかった!」
大量に鳥の弾を形成し、ルーミアにぶつける。
未だに霊夢に支えてもらったままだ。
「さて、と・・・」
「わはー」
楽しそうにルーミアが笑い、弾幕を張ってくる。
ねえ、僕うまくできないんだけど。
「次いくよ、霊夢、魔理沙」
「え?」
「お、おい?勝負を放棄するのか?」
「ううん。ルーミアの後ろ」
「「あ」」
特大の鳥がルーミアを背後から襲う。
ピチューンと音がなり、ルーミアは落下。
僕は霊夢を振り払ってルーミアを引き寄せた。
「・・・・・おーい、助けてー」
あくびをしながら、霊夢たちに救援を求める。
霊夢は目を見開いて硬直、魔理沙は笑いながら救助してくれた。
「無茶してんじゃねぇよ~」
「ごめんごめん。魔理沙、ルーミアを寝かせたい」
「お、了解。じゃあ落ちるぜ!」
高度を失っていく。
僕は降りたあと、ルーミアを木の根元に寝かせて、魔理沙の箒に飛び乗った。
「よし、霊夢!いくぜ!」
「え?ああ、ええ」
「?あそこか?」
僕は、湖を指差す。
でも霊夢は首を降って、その向こうを差した。
「ほら見て、魔理沙。見たことないわ、あんなの」
「ん?・・・ああ、そうだな!なんかありそうだぜ」
「あれ、無かったものなのか?」
「ええ・・・あんな真っ赤な館」
霊夢は訝しげにそれを見つめる。
魔理沙が目を爛々に輝かせ、特攻しようと鼻息を荒くしている。
「紅い霧・・。あの館と関係してるといいけど」
「あれでなかったら詐欺だぜ?詐欺!」
「あはは・・・」
そして、移動を再開する。
とーー。
「あたいを倒してから行きなさい!!」
青い闖入者。
想鵐「いやーに、書くの遅かったね」
幼霊夢、霊々夢を思い出しまして・・。
想鵐「ああ・・・あれかー」
いえ、でもいつまでもあれだといけないですから心機一転しますがね。
想鵐「あはは・・・」
では!
って緋乃くんがいない!?