投稿できまし。
「れーむー」
「なによ」
「暇だ」
「うっさい」
「ひどいぜー」
「うっさい」
「他の言葉は?」
「うっさい」
「・・・・ばかれいむ」
「う・・・」
私は言葉を失う。
私がバカ!?ふざけないで・・・っていいたいけど、こいつは今負傷者。
宴会に出てわいわいやってるけど、結構、そ の せ い で足を痛めてるらしく、私がおぶっている状態。
なんて言うか・・・怪我人だからなんかいつもみたいに出来ない。
こいつが怪我して、私に背負われてるとか懐かしすぎて笑える。
「なーな。犯人みっかるかなー」
「見つけるわ。必ず」
「頼もしい限りだぜ。まったく」
「あっそう」
「なーなー、あいつは?」
「・・・ちょっと」
長い黒い髪を白いなにかで結い、黒い袴を着て。
私が声をかけると、振り返ってくる。
目は見えない。目元まで前髪が伸びている。
それを見て、やばい人に声をかけたのかもと直感が感じる。
あ、これは・・・。
「君たちは博麗の巫女と白黒の魔法使いだね。いちゃついているらしいが・・・いいのか?」
「「何の話!?」」
「え?あ、いや・・・すまない。そういうことは言わない方が良かったよな」
「い、いやいや・・・なんで私と霊夢がそういう話になってんだぜ?!」
「そうよ・・・理不尽よ」
「いや、酒に酔うとお互い抱き合ったりするじゃないか」
「「・・・あ」」
そうだった・・・。その場のノリと勢いでやったわ。最近。
魔理沙が「あーー」とはずかしげに私の首元に顔をうずめる。くすぐったいからやめなさいと言おうとして振り返ると真っ赤な耳があったため言うのをやめた。
「・・・やっぱりデキてる?」
「なわけないじゃない」
「私はそれでいいんだがなぁ」
・・・ボソリとつぶやいた魔理沙を揺すり落としそうになる。危ない危ない。
「・・・そういうことか?いやぁ、いい詩ができそうだ」
「詩人?」
「吟遊詩人さ。ほら、楽器もある」
「へぇ」
「じゃあいろんなところをまわったんだよな?なんでだ?」
「・・・八雲さんのスキマに落ちてしまってね」
あいつ・・・と思うがまあいいだろう。
私は興味がないように、ふぅんと言って考える。
「あなたはこの宴会騒ぎに関わっているわね?」
「いくら僕が詩を奏でるといっても、それは人を惹きつけるものではない。人に元気を与えるものだ。だからこういうことにゃあ向かないよ。まあ手伝ってはいるけどね」
「・・・なんだって?」
「君たちはパラレルワールドを知っているかい?」
「ええ。紫から聞いたことはあるわ。あの伝説も、パラレルワールド・・・この世界と似た世界で起きたって」
「似た世界・・・?それは少し違うな。全く同じ世界さ。人も事件も。世界の景色も。だがしかし、その人その人が別の人に関わってしまえば、その人の過去、未来は変わるんだよ。たとえば、伝説の中のレミリア・スカーレットが、天使と遭遇したように。伝説の中の八雲紫が影妖怪と手を組んだり。伝説の中では・・・五人の命と引き換えに、幻想郷は助かったっていう話だ。あはは、これこそ語るのにふさわしい話だよねーーーー!?」
「・・・・ふざけているの?」
笑って、そんな話をするそいつの胸ぐらを掴み上げ、ジトリ、と睨む。
そいつはおどけたように、「おやおや」と笑うが、私は声のトーンを下げて、そいつに言う。
「おわっ」
魔理沙がどてっと地面に落ちた。
あ、しまった。と私は振り返り、そいつを離す。
「魔理沙、ごめんなさい。ほら」
「うー、尻が痛い・・・」
「ごめんなさいって」
「・・・君、魔理沙さんに対しては優しくないかい?」
「名前を教えて笑いながら話してくれるやつに向ける敵意はないだけよ」
「あ、そういうことか」
「・・・さっさと名前を名乗りなさい」
そいつがやれやれと首を振って、自らの胸に手を当てた。
「失礼した。我の名は東雲歟疾と申す。伊吹萃香なる鬼に力をお貸しする身であります」
「変なものでも食べたの?」
「我が国での正式な挨拶(?)を侮辱するか」
「してない。歟疾ね。ほら、萃香んとこに案内しなさい」
すると、急に紅の槍が歟疾の目の前に刺さった。
否。歟疾がいたはずの場所にいたのだ。
そして彼は薙刀を持っていたのだ。
あれ?薙刀って、女性のものじゃあ・・・。
「あんた、女?」
「まさか。どちらに見えるというのか?」
「男ね」
「だろう?ならば我は男だ」
歟疾が薙刀を腕で回し、構える。すると、その近くで、トッという音がする。
そいつがおりてきたのだ。
ドアノブカバーのような、薄いピンクの帽子。青く、紫に似た髪。紅い瞳。
・・・なんて言うのもいいけど、そいつは『美人』ではない。
『美少女』なのだ。幼女、と言った方がいいのかもしれない。
「レミリア・・・」
「おお!レミリア・スカーレットではないか!」
「霊夢。そいつが犯人?」
「いいえ?お手伝いさんらしいわ」
「そう。でも、退治しておくに問題はないじゃない?」
「こいつは萃香・・・犯人の居場所を知ってるの。倒さないほうがいいわ」
「妖怪でも?」
「・・・私にやらせなさい」
「なっ!私のことはどうするんだ霊夢!」
魔理沙が私の背中で藻掻く。
「箒を使うか私の手伝いをするか」
「よし、霊夢!頑張ろうぜ!」
あなたのその切り替えの早さは憧れるとともに、好きなところでもある。
魔理沙は私から降りると箒を取り出す。乗ったところで、私を引き寄せて座らせる。
「よし!いこうぜ!」
「えー。僕がー?戦うって?詩にもなりゃしないのに・・・まあいいか」
歟疾が薙刀を一閃、腰を低くし、薙刀を構える。
私は魔理沙の箒の上で札を構える。
「さあ、いくわーーー」
「な、な、なにをしてるんですかぁああああ!」
何かが私の頭上に移動し、拳骨を落とす。
緑のスカートが揺れる。
チャッと何かが音をたてる。
「もう、霊夢さんったら・・・」
「妖夢・・・・(怒」
私は落とされる。倒れた後地面に手をついて妖夢を見やる。
妖夢は怒ったように頬を膨らませ、腰に両手をついてそっぽを向く。
腕は痛いらしいが、強がっている様子に、私は少し可愛いと思う。
私の思考回路は段々想鵐に侵されている!
なんで・・・。
「妖夢・・・・えいっ」
「きゃぁ?!」
「うるさいのよ」
「しゅいましぇんぅ・・・」
私が妖夢に飛びついて口を塞ぐ。
妖夢が慌てながら私の言ったことに素直に従い、黙りこくった。
歟疾がこっちを見てふむ、と考えている。
「詩に出来るぞ・・・」
「したら夢想封印」
「あはいすいません」
「ふん」
私は妖夢を離して、魔理沙を背負い、歟疾を引きずって進む。
レミリア、妖夢、咲夜が後ろから・・・って。
「妖夢。幽々子は?」
妖夢に聞くと、妖夢は「はぁ・・・」とため息ついて、ふるふると首を振る。
「帰ったのね・・・」
「つまらないって言って。私に考えを認めてもらっただけで満足だそうです」
「あー・・・まあ行くわよ。ほら連れて行きなさい」
「引きずられてどうやって連れてい・・・ぷぎゃっ」
「案内なさい」
「・・・はい」
何か長くなった。
想鵐「・・・霊夢さんがレズゥ」
え?レイマリ?マリレイのが好きだな。でもね。
妖夢さんは総受けだぁああああああああ!!!
想鵐「おまわりさぁん」
風夜(現世)「はーい」
ぎゃぁあああああ!!!!!!