想鵐Sido
「・・・ん?」
僕はそれを、『見つけてしまった』。
まるで、そこにいないはずのものを見てしまったかのように。
宴会で浮かれた頭を冷やすために、外へ出ただけなのに。
彼女はそこにいた。
黒い髪を灰色のリボンで束ねていて、服装は薄緑のシャツに黒の短パン。
なつかしい。そのままの彼女がいた。
「うそ・・・・だろう?!」
走り出す。まるで、何かに取り憑かれたかのように、瞬間的に考えたのだ。
花が香るように、何かを吸い込んだみたいに。
「み・・・未来!!!」
そいつの名前を呼んだ。追いかける。
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妖夢Sido
思えばさっき「頭を冷やしてくる」と言った時から、想鵐さんがどっか言っちゃったような。そうつぶやけば、周りは静かになる。
あれ?何かいけないことでも言いましたっけ?
「それ・・・もそうね。外にはいないようだし」
「しまっ!!未來と出くわしたらどうすんだよ!!もっと早く言えよ!!」
魔理沙さんが私の肩を痛いくらい掴んで引き寄せられる。
目を見開いたその視線が、ヒシヒシと私に反省しろと伝えてくる。
「すいません・・・」
「謝ったってしょうがねぇ!!さっさと探しに行くなりなんなり・・・」
「あら?魔理沙。妖夢はさっき気づいたのよ?それなのに、悪いなんて咎めるの?探しにいけって・・・あなたこそいったらどうなの?」
「・・・幽々子」
「あなたに呼び捨てられる覚えはないわ」
幽々子様が私を抱きしめて魔理沙さんの痛い腕から逃れられた。
ありがたいのですが、幽々子様・・・どうしてお怒りに?
「・・・うっせーよ。幽々子」
「ふふ。なによ?殺されたいの?」
「あっはは。できるもんならやってみろ!」
魔理沙さんが箒を構える。ともに、幽々子様も扇子を構えた。
私が口を開こうとすると———?
「あんたら馬鹿なの?」
サクッと魔理沙さんと幽々子様の後頭部にお祓い棒が刺さる。
幽々子様にお祓い棒が・・・?!
「なんでだよ!!未來が・・・!」
「それだったら戻ってくるわよ。または何かしらの合図を出すわ。あいつには前持って結界を張ってあるもの」
「さすが、素敵な巫女サマだぜ・・・」
「あんたらねぇ。想鵐がいなくなったくらいで騒がないで頂戴。勝手にいなくなったあいつがわるいの」
「そう言ったってなぁ」
「魔理沙」
アリスさんから、魔理沙さんへ。鋭い声が届く。
魔理沙さんはビクリと肩を震わせる。
「想鵐を信じてあげないの?私たちは、お願いされたとおり未来を探す。そして、未來を止める。それだけよ」
「・・・はは。それまで私はお役御免ってか?」
「探しなさいよ」
魔理沙さんが帽子を深くかぶると、霊夢さんがお祓い棒で頭を叩く。
すると、私に金色の何かが抱きついてくる。
「ねぇね、ようむ!」
「フランドール様・・・?」
「次、異変で行くなら・・・私もついてっていい?」
「・・・何故、私に」
「妖夢にお願いしたいの!」
「・・・かしこまりました」
フランドール様はニパーと笑ってそう言う。
私に拒否権などない。
了承した・・・否。それに従う。
「やったー!ありがと、妖夢!」
「・・・はい」
「ふふ。妖夢。頑張りなさいね?」
「!幽々子様・・・ありがとうございます」
「さて、今日は飲み明かしますか!」
霊夢さんが叫び声と同等の声量で言い放つ。
宴会はまだ続くらしい。
(・・・・・嫌な予感がする)
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想鵐Sido
「・・・はぁ、はぁ」
「・・・」
「未来、待ってくれって」
「・・・」
一向に未来の足は止まらない。
「止まってくれよ・・・・おい!!」
想鵐「!?!?」
あはは・・・。
想鵐「・・・急展開?!」
前持って考えてたよ?
想鵐「でも・・・これは・・・」
え?あ、活動報告・・・だっけ。に、新しいの追加しときます。見といてください。
想鵐「コメントもください」
あ、そうだ。
ではー。
想鵐「・・・まったく」