幻想散々的   作:Lan9393

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そうむくんいなくてもいへんならだいじょぶだった。
でもね、どうきがわからないの。
どうしよう。


花映塚~変化を静かに感じ取れ~
四十一話:咲き乱れよ


  花が咲き乱れていた。赤、青、様々な色の様々な季節の花が。

ちょうどその時、病み上がりの彼女は、それを心配する魔法使いとともに走り出していた。

あてはない。幻想郷中が沸き立つこの異変を止めなければと、彼女の本能が告げている。

今回は・・・紅霧異変や春雪異変ほどかは定かではないが解決しなければ。そう考えていたのだ。なぜなら?

 

「お前、今回は怠けてるって思われねーだろな!」

「うっさい足動かせ魔理沙」

 

魔法使い・・・魔理沙の言うとおり、怠け者な博麗の巫女、というイメージを変えたいからだ。

いや、そもそも怠けてるなんて思われたくもなかった。

すると、彼女の眼前に銀と緑の何かが落ちる。ガチャン。背中に刀を背負っていたらしく、それを踏みつけてしまった彼女は、そこから退いてストップする。

咲いている花の中にダイブする感じでそれは横たわっていた。

 

「ちょっと、妖夢」

「霊夢、時間がもったいないのぜ」

「のたれ死なれるわけにゃあいかないのよ。しかたない」

 

妖夢を背負い、霊夢は走り出した。

魔理沙はムッとしながら、ぶつぶつとつぶやき出す。

霊夢はそれを気にも留めず、ふわりと浮き出す。同タイミングで魔理沙も箒に跨る。

未だ眠っている妖夢の方をチラリと見、霊夢はため息ながらに言った。

 

「ったく。今回はとんだ騒ぎに終わりそうね」

「花の異変なら花の妖怪が原因だろ」

「だろうけれど・・・地獄にいくかもしれないのよね」

「いいや、行かない方がいいぜ、霊夢」

「・・・わかってるわよ」

 

霊夢は魔理沙の声音から、不安や怒りのようなものを抱いていると気づく。

そこまで怒らなくても、と嘆息しながら、軽く妖夢を揺らす。

すると、妖夢はハッと目を覚ます。

 

「霊夢、さん・・・?あの天狗は・・・?」

「なによそれ。いいから異変よ。フランや鈴仙と合流するから、魔理沙」

「おう!わかったのぜ!永遠亭に行ってくるのぜ!」

 

魔理沙は全速力で林の方へ向かって行った。

 

「よーむー!」

「フランドール様!」

 

妖夢は、自分と霊夢にも抱きついてきた金髪を見る。

フランドールは「約束だもんね!」と言い、妖夢の背にひっつく。

 

「・・・重い。妖夢起きたなら離すわよ」

「了解いたしました」

 

すると妖夢は霊夢の背から離れると、落ちる。

 

「「「・・・・・は?」」」

 

落ちた当人、それの背に乗るもの、それをただ見ていた巫女。

その場の全員が驚いた。

 

「・・・あんた」

「飛べない、です・・・」

「どしてだろ?まあいっか!私が羽になる!」

 

フランドールが妖夢を抱きしめ、持ち上げ羽を羽ばたかせる。

妖夢の足が地から離れ、ふよふよと浮く。

 

「さ、最悪走ります!降ろしてください!」

「わかった・・・」

「いくわよ。時間が惜しい」

「はい」

 

霊夢がまた飛んで前へ進む。どこへ進めばいいのかはわからないから、適当に。そしてそのあとを妖夢がすごいスピードで追う。自分では普通に走っていると思っているのだろうか?息もきれず、ただただ走っている。

 

「・・・よーむ、なんかおかしーよ?」

「なにがですか?」

「首」

 

フランドールが妖夢の首すじをつつ・・・となぞる。妖夢はびっくりして肩を強張らせるも、違和感を感じてそこに手を這わせる。

異物がそこにあった。

 

「ひっ・・・?!」

「あ、妖夢から見えない場所か。えーっと、れーむ!」

「後になさい」

 

霊夢は、フランドールにぴしゃりと言い放つ。

フランドールは一回しょぼんとするも、また顔をあげ、手もあげた。

 

「はーい!」

「・・・私、いったい・・・」

「何か飲んだ?」

 

霊夢は妖夢を振り返らず、前を向いたままそう言った。

その言葉にハッとする。

 

あの情報屋から渡された薬のせいだろうか・・・・?

 

妖夢は熟考する。あれに異物は入っている感じはなかったのだ。

じゃあなぜ、首からツルツルしたなにかが盛り上がっているのか。

 

「・・・飲みました。強くなる方法って、何かの薬を」

「相手は」

「園瀬良さん。天狗専用の情報屋とかなんとか」

「・・・・・・バカなのね」

 

霊夢の言葉に怒りの色が滲む。

怒っているのだ。

 

「その異物はいわゆる毒よ。体内に溶け込んだその薬があなたの体内の毒を押し出したの。それが取れることはないわ」

「そんな?!」

「・・・薬の効果が切れれば、その毒は体内に戻る。と、思うけど合ってるのかしら?天狗共」

 

霊夢の視界で、遠くで星が見えた。きっと魔理沙だろう。

次の瞬間、高速で「それ」は落ちてきた。

 

「あはっは。博麗の巫女ですら知ってるんすか、この秘薬!」

「もう・・・だから使うのはやめておこうって言いましたのに」

 

妖夢は、表情を硬くしていた。




いつもより長くかけた!!

想鵐「いや文字数的には変わらない」
霖之助「右に同じ」

・・・・。
あ、えと、瀬良さん再来。
妖夢さんが大変なことに。もうこれ自分でもわかんなくなってきた
瀬良さんもハーレムを作ろうかと。(ヤトくんは一人だったから)
なんかもう初っ端からゲスい奴に書いちゃってどうしようかと思う今日この頃。

想鵐「・・・はよ僕だして」

えー。君は後だよあ、と。

ではではー。

想鵐「・・・出番プリィィズ・・・」
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