気がつけばそこに想鵐がいない事に気づく。今度はなんでいなくなったの?!紫のせい?!
「あ、霊夢さん。さっき紫さんから、『想鵐は今フランの面倒を見てるわ。心配ご無用よ』・・・だそうっす」
「紫・・・・」
なんであいつに好意を持ってるやつのところへ・・・!!
瀬良が「へぇ」と声をあげ、ニコリと笑った。
「やっぱり、霊夢さんはアニキが好きなんすね・・・。大丈夫っす。妖夢もいるし、他にも狂って噂ですから」
「ダメじゃない!想鵐が好きなやつは妖夢よ!?」
「アニキは告らない。告ったとしても、すぐに消えるだろうと思っているから」
瀬良は急に声色を変えた。
私はびくりとして顔をそらす。
すると、魔理沙が後ろから声をかけてくる。
「よぉ!飲んでるかー?」
「あんたは飲み過ぎなの。まったく・・・あんたは結局想鵐を殺してないわよね」
「まあ機会がないからな。それに、霊夢が悲しむって思ったらなぁ」
「・・・うっさい」
そんな風に思われてるなんて、と顔が熱くなる。
ああもう、魔理沙は変なとこで気を利かせてくるしっ!ムカつくわねぇ!
「まあまあ!私は次第にあいつを苦しめるつもりだよ。出来るなら私だけのものにするために。不幸になったっていい。あいつが死ねばきっとみんな助かるからなっ」
ニコリと笑った魔理沙に、こんなことを考えていたのかと渋い顔をしてしまう。
いささか言葉にイラつくも、抑えて魔理沙を見やる。
少々酒が入ってはいるがそれは素面の魔理沙のセリフだった。
魔理沙は少し恥ずかしかったのかてへへと鼻の下を指で掻いてそっぽを向いてそのまま走り去った。他の連中の元へ行ったのだろう。
「らしいっすよ?」
「うっさい。ほら、瀬良。準備しなさい」
「はい!?」
「想鵐を迎えに行くのよ」
すると、後ろに気配がする。足音がする時点でわかるのだけれど。
レミリアはふふっと笑って私に抱きつく。あ、こいつ酔ってる。臭い。
「なによ」
「べつにぃ?ああ、ちなみに想鵐には帰らせないわよ」
「なんでよ」
「八雲がいるでしょう」
「・・・ちっ」
私はそこへ座って酒を手に取る。瀬良は苦笑してその近くに腰掛けた。
なによ・・・想鵐と一緒にいちゃいけないっての?
むしゃくしゃしておはらい棒を投げる。
それは見事に向こうにいた咲夜の後頭部にクリーンヒット。あ、なんかすっきり。
「・・・霊夢」
「あー悪かったわよはいはい」
咲夜は仕方ないとため息をついた。
私の近くへくると、おつまみのようなものを置いてさっさと他のものの元へ行ってしまう。
瀬良がそれを見ながら、おつまみへ手を伸ばす。
私はおはらい棒を突き刺してやる。
「霊夢さんおはらい棒投げてませんでした?!」
「予備よ。予備」
「あるの?!」
私がおはらい棒を抜いて懐へしまう。瀬良は刺さったらしい手のひらをさすり、止血する。
レミリアがそれを見て面白そうにただただ笑った。
「さて、私たちは帰るわ」
「わかったわよ。ほら、想鵐によろしく」
「ふふ・・・相変わらず冷めてるわね。お酒を口にしても」
「これでも酔ってるわよ」
立ち上がったそいつらに手を振る。
すると、向こうにいたらしい幽々子が近くへきた。
「どうも~」
「・・・あんた、お付きがいなくていいの?」
「あら知ってたのぉ?ならつまらないわねぇ。私だって今みすちー食べてきたばっかよ。妖夢居なくても夜食には困らないわ~」
クスクスと幽々子が笑んでそこへ座った。
胸糞悪い・・・!
途端に爆発音が響く。
そちらをみると、未來と魔理沙が追いかけっこをしているさま。
魔理沙が追いかけていたかと思えば、未來の能力で未來のみが先ほど、魔理沙が追いかけていたはずの位置へ戻り、魔理沙を追いかけ、魔理沙が回ってそれを追いかけ・・・いたちごっこだった。
「ここに宣言しよう—–——」
高らかに発言し出した。
「–———我らは、けして分かり合えることはない!外来人と、幻想郷の住民は!」
そしてそいつは消えた。
意味がわからない。すなわち、それは恋も何もできないってこと・・・?
それはおかしいのに・・・・。
そして私はその意味を知ることとなる。
自らが一番望まない形で。
遅れたっぽいです。
はい。すいません。課題があるうえに風邪っぽいので。
想鵐「課題あるならそれやればいいのに」
・・・・はい。とりあえず課題を一通り終わらせたら骨舞録やります。
それと、他のやつも。どんどんペースが・・・!!!
ではでは!皆様も体調にお気をつけてください!
想鵐「バカは風邪引かないっていうのになぁ」