幻想散々的   作:Lan9393

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五十八話:解決に連なる始まり

——お兄様も、お姉さまも、壊れてしまうのよね。

 

——そうね。想鵐は壊れてしまうわ。必ず。

 

——そっか。・・・じゃあ、遊ぶことはできないのね。

 

——・・・ええ。遊ばないで。会わないでちょうだい。

 

——え?

 

——想鵐はあなたを壊そうとしている。ただの砂に変えようとしている。

 

——う、そ・・・。

 

——私は嘘をついているように見える?

 

——おねえ、さ、

 

——諦めなさいフランドール。さあ、また部屋へ戻りなさい。

 

——!ーーーーーッ

 

——もう出してあげないわ。想鵐があなたを忘れるまで。あなたが想鵐を忘れるまで。

 

――――――――――――――――――

 

想鵐Sido

 

  僕と早苗さんの関係はまだ続いてる・・・?

自然消滅するものではないのだろうか。

・・・僕はゆっくりと話し始めた。

 

「・・・早苗さん、僕、今博麗神社にいるんだ」

「はい、知ってます」

「・・・だから、君の元へはいけない。好きな人、できたから」

「未来ちゃん、じゃない人・・・ですか?」

「うん。似てるんだけど、ね」

 

早苗さんと向き合って会話をする。

そんなまぶしそうに見ないでよ。

僕はそんな人じゃないことくらい、知ってるのに。

 

「霊夢さんじゃないのに、どうして博麗神社に・・・?」

「霊夢は、一番最初に僕を許してくれた人だから。・・・そうじゃないな。僕を迎え入れてくれた人なんだ。今のところ、他に帰る場所はないかな」

 

苦笑しながら、早苗さんに向けていう。

平手打ち一発は食らうかな。いや、もっと・・・、罵倒や殺すなんてところまでいくかな。

 

「そう、ですか。・・あなたの居場所があるようで嬉しいです!」

 

にっこりと笑んだ早苗さんは、ゆっくりと後退している。

よろよろと、という表現があっているか。

 

「早苗さ」

「あ、はは・・・なんか安心したら、涙が・・・」

 

嘘だ。嘘に決まってる。

悲しいから泣くんでしょう?

 

「・・・早苗、決めたよ、僕は」

「え?」

「僕のことで悲しむ人を作りたくない。だから・・・みんな救う」

「きっと、想鵐さんのことを好きな人たちがいっぱいですよ?」

「・・・え?」

「いえ、なんでも。あなたを慕っている人はいっぱいいるってことです!泣かせたら承知しませーーーーーーきゃっ!?」

 

爆風が起こる。

どうやら紅魔館のほうから・・・。

何があったんだ、おい?!

僕がいない間に、一体、なにが・・・・!!

霊夢たちが飛んで行くのが見える。

僕は、びっくりして尻餅をつく早苗の手を握って砂暗を召喚。それに乗って行く。

 

「フラン・・・?レミリア・・・!?」




さあ、紅魔館になにがあったでしょう!
早苗さんは丸め込まれましたw
二名によってw

ではでは!
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