想鵐Sido
僕らは一生懸命走った。
というか、飛んでる人ほとんどですが。
まあそんなことは気にせずに。瀬良をひっぱて来て、早苗を運ばせる。
飛べるらしいけど危ないらしいからね。
生憎と砂暗はいっぱいいっぱいなんだよ。あはは。
そうして、門の前に来る。
さて・・・。美鈴がものすごい形相でこちらを睨んでるのですが。
「・・・あなたが、そんな人だと思いませんでしたよ、想鵐さん」
「なんのことやら」
「フラン様を枯らすことは私が許しません」
構えをとる。僕はよぉくわかりましたよ。
今、紅魔館は異変を起こした。
———そして、僕を殺そうとしている。
喜ばしい状況、だったんだけど。
「僕は、泣いてる子を放っとくわけにはいかないんだ」
「は・・・?」
「フランは泣いている。・・・だから救わなきゃ」
「・・・私が通しません」
美鈴が瞬間的に動く。刹那、咲夜さんも美鈴の隣について、こちらへナイフを放る。
「ーーー!?」
「私は紅魔館の一員よ?」
「・・・想鵐!!今は引くわよ!」
霊夢が叫ぶ。僕の肩を叩いて。
今もほんの少し聞こえるこの、この衝撃波は・・・。
「フランが泣いてるんだ!!放っとけない!」
「だから!今は我慢して!お願い、お願いだから!」
「ここは私に任せてください」
妖夢が笑いながら背中に差した二刀を抜いた。
長さが違う刀を振って、構えた。
「オイラは早苗を送ってくるっす!枯葉、能力を使わない限り、妖夢をフォローすること。妖夢が下がるのと同時に帰って来い!」
枯葉はただ頷いて、広刃剣を取り出した。
妖夢と並んで咲夜、美鈴に対峙する。
僕は霊夢に掴まれて博麗神社へと帰ることとなった。
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第三者Sido
「どうして誰もきてくれないの?」
ポツリ、少女がつぶやく。
目に涙が溜まるのを、ただ感じていた。
ぬいぐるみを抱きしめて、ただ一言。
表ではきっと戦闘があるんだろう、爆発音や金属音が響いている。
それで、少女は一人ぼっち、そう感じてしまったのだろう。
コン、コン。
唯一の救いといえば、このノック音。
何も答えないが、姉のレミリア・スカーレットの鳴らした音だ。
私はここにいる、と伝えているんだろう。
主人自らがここで警備している。それは、とても踊りたい気持ちになるものだが。
少女は今そんな気持ちになれなかった。
「・・・いじわる」
警備。つまりは、ここに人が訪れることも、ここから出ることもできないということだ。
ぬいぐるみに顔をうずめる。
どうしても、ここから出たい気持ちだった。
無機質で冷たい部屋は無駄に広く、無臭だった。
ぬいぐるみのものだった綿は何時の間にか片付いている。
出ようにも窓はない。
『囚われのお姫様は窓から見える景色と入ってくる小鳥に癒されるもの』。
よく読み聞かせてくれた絵本は大体そんな内容だった。
そして魔女をやっつけ、王子様が助け出してくれる。
自分では逃げられない。だって、魔女が怖いのだから。
今、紅魔館全部がたった一人の少女のために籠城している。
とても脆く、狂気の少女ために。
・・・・・・・。
フラン・・・さんが・・・!
ヒロインっぽいよ!!どうしてだよ!!!
なんか地味に虚者録のネタ取ってる気がする!
もっとくらーい話にするけど!!
うがーーー!!!
・・・・はい。
サブヒロ=フランさん
とか馬鹿げたことを考えたLanです。
想鵐くんがいつまで経っても妖夢さんにアタックしないのでむしゃくしゃしてやった。
反省はしていない。
想鵐「お前の話の運びが下手なだけだろ」
だってー。早苗さんとイチャイチャしたあとなんだからねー?
想鵐「してない」
瀬良「まあまあ、落ち着くっすよ!」
枯葉「・・・」
瀬良「というわけで、どうしてこうなったんだ?」(キリッ)
君本当枯葉と椛に弱いね。
あーあ、そろそろ瀬良君単体の一話作らなきゃ。
想鵐「今は!フラン!救う!やれ!」
はいはい了解デスヨー。
では!