幻想散々的   作:Lan9393

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波泣異変~衝動的に愛してください~
六十話:決行


霊夢Sido

 

 

あれから数日。

未だに響く悲しそうな鳴き声。

そして、さみしげな衝撃波。

刹那、

 

ドンッ!!

 

想鵐の部屋からまたうるさく地面に拳を叩きつけた音が聞こえる。

まだ、フランのことを気にしてんのかしら・・・。

ムカムカする。

もうあいつは妖夢が好きなのよ?

なんで、なんで・・・フラフラするのかしら。

私もって期待しちゃうじゃない。

仕方ない。

私は腰を持ち上げて、口笛を吹く。

 

「どうかいたしましたか」

 

目の前に、佇むのは赤い布を巻いた男の子供。

もふもふの尻尾が生え、その先には火が灯っている。

金髪の先も焦げたように茶色くなり、向けられた瞳は赤い。

それは、先日の帰り道、彼らから離れて歩いた時に見つけた妖怪。

狐火とか言ってたかしら?小さい妖怪だったわ。

それが何か怒って襲ってきたから叩きのめしたら慕われるようになった。

赤い布を首に巻いて約束したから口笛吹いたら来る。まあ紫のように式にするつもりはないけど。

まあ、どうでもいいわよね。

狐火は、無邪気な笑顔を浮かべる。

 

「ほら、狐火。魔理沙たちを呼びなさい。教えたでしょう」

「かしこまりました!霊夢様!」

「・・・ったく」

 

使えるもんは使うだけ。

縁側に座る。

彼の部屋は札で封じた。

でも、彼だって知識はある。枯らすのだろう。

すると、魔理沙たちがやってきた。

 

「ちょ、ちょちょ、霊夢さん!この子は?!」

「ああ・・・拾ったってかなんていうか。そろそろ想鵐がうるさいから紅魔館いくわよ」

「・・・はい。作戦とかは?」

「美鈴と咲夜を、前みたいに妖夢と枯葉、それと同時に瀬良にもうまく立ち回ってもらうわ。それできっとパチュリー・ノーレッジもいるでしょ。それを魔理沙にお願いする。近くに悪魔いたわね・・・早苗、任せるわ」

「霊夢さんは?」

 

狐火の頭を撫でながら私は妖夢の疑問に答える。

 

「想鵐を部屋まで送る途中に、絶対レミリアがいる。狐火と、そいつを叩く」

「・・・わかりました」

「霊夢様!お任せください!」

「じゃあ・・・狐火、剥がしてきて」

 

札を指す。

狐火はあんぐりと口を開け、ブンブンと手を振った。

 

「ま、まだ式神じゃないので、触ったら・・・!」

「面倒くさい・・・」

 

パチン、と指を鳴らしてやる。

するとベリベリベリ、と札が剥がれ、・・・障子が砂と化す。

 

「霊夢、通せ・・・悲しませたくない、んだ」

「わかってるわ。閉じ込めて悪かったわね。助けに行きましょ」

 

想鵐の暗い表情はたちまち明るくなり、「ああ!」と大きく頷いた。

私はそれを微笑ましく思った。

・・・ふと目に入った妖夢。

複雑そうに眉をひそめていた。

 

「・・・さて、どう歴史に残るか楽しみね」




ちなみに狐火の彼の名前はありません。まだ。
砂暗のような扱いになるかも。
面倒臭かった(え)んで彼との出会い+戦闘シーンはありません。ご所望の方はどうぞ言ってください。

想鵐「どんどん増えるな」

まあ、はい。
ここで失敗しようもんなら狐火×フランでいいかなと

想鵐「・・・・え?」

冗談です。まあ、橙あたりは狙うかな。
あっはっは!霊夢でもいいけど!!

想鵐「だめだこいつ、ハーレムがもたなくなってる!」

もうお前ら一人くっつけよ!!
もたねぇよぉおおお!!!

瀬良「くっつく。でも周りは諦めない!!・・・とかも考えてるよな」

まあ、はい。
瀬良はそれで行こうと思いました。

想鵐「僕は?」

・・・・・好きって言われる。フランは気になるし、妖夢が好き。
でも、みんなの思いは嬉しいから受け取る。
あれ?ど、どうしよう・・・・みたいな。

想鵐「ただの優柔不断になった?!」
緋乃「まあ、徹であれだからな」
徹「まったくだよー」
想鵐「?!」

ではでは、また次回もよろしくお願いしますー。
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