幻想散々的   作:Lan9393

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六十二話:自業自得

瀬良Sido

 

  妖夢と美鈴さんが打ち合い受け流し合いし続けているところで、オイラだけ違うことをする。

種を出して、木を育てていたのだ。

 

「樹木よ樹木。・・・我が命に抗うことなかれ」

「瀬良、さん!は、やく・・・」

「なにをしているんですか?!早くきたらどうです?」

 

美鈴さんは妖夢に不意打ちされないためか、こちらに攻めてくることはない。

挑発でオイラが怒るとでも?

 

「さあって、オイラも行くかね」

「来てください、瀬良さん!」

 

美鈴さんに蔦を伸ばす。しかしそれは拳によって握り潰された。

いやーすっごい腕力・・・握力だ。

オイラはその後すぐに見えない刃を振るう。

妖夢は一回退いてからまた切り掛かって行く。美鈴さん、早く落ちろ!!

 

「さぁって。どうする?妖夢。全然削れている気がしないっす」

「どうもこうもないですよ・・・人符『現世斬』!!」

「!甘い甘い!」

「ですよね。なら・・・樹符『甘味樹』!!」

 

美鈴さんを斬撃と甘い香りを放つ樹木が襲う。

しかし美鈴さんは殴り蹴りでそれをやり過ごす。

さすが幽香って人とやりあっただけあるな・・・。

オイラは見えない刃を振りかざす。

美鈴さんの動きが早いし妖夢と遊んでるからうっかり二人まとめて、いや、妖夢を斬りそう。

 

「ーなぜお二人はあんな男に執着するのですか?!」

「・・・へえ、『あんな』?」

「聞き捨てならないですね。瀬良さん?」

「そうっすね。妖夢。オイラはしばらく後退します。その間、頼みます!」

「了解!」

 

二人がやりあっている中で一旦戦線離脱する。

大きく浮上して、さて。どうするかな。

大きな木でも育てたらわかりやすいかな?

少しの隙があればきっと妖夢は斬れる。

弾幕という名の刃で、美鈴の体を斬れるのだ。

きっと美鈴さんからしたら、「仲間を捨てて逃げた」と見えるだろう。

ははーん。見捨てる?この俺が?

ニヤリと俺は笑む。

 

「細い蔦よ。足元を這え」

 

もっともっとと大きな木を伸ばし、その蔦を伸ばし、彼女たちの元へやる。

木は地面の栄養を吸ってぐんぐん伸びて行く。

 

「よしよし、偉い子だ。後でもっと栄養をやるから、今は小さくなってくれるか?」

 

木の幹を撫でれば木は応えるかのようにみるみる縮んで行く。

そのへんにある木と同等の大きさになった木を見て微笑んだ俺は妖夢の元へいく。

蔦は確かな大きさへ成長し、美鈴さんに絡みついていた。

ズルズルと身体中を巡り悦ぶ。

うわぁ、こんな蔦生んだ覚えないぞ。

 

「「瀬良さん、これなんですか」」

「・・・えーっと、木の栄養をもらった蔦。めっさ細かったはずだけれども」

「こんな、の・・・あ、あれ?!き、切れな・・・ひゃぁあ?!」

「だ、大丈夫ですか?!」

 

美鈴さんが悲鳴をあげたところで俺は目を閉じる。

あーあー、俺は何も見ていないし聞いてない。

・・・・んー。

スパッという擬音が聞こえる。おそらく妖夢が蔦でも斬ったんだろう。

俺は安心してふぅっと言うと、殺気が向けられる。

 

「あのー、お二人?」

 

否応なしに正座させられてる気がするんですが?

あ、嫌だ。なんか拳やら刀やら構えられてますよ。

 

「「この・・・」」

 

ひぃっと息を呑む。

しまった、逃げれない!!

きっと妖夢の半霊がふよふよしてるんだろう。寒気やら金縛りやらで動けまへん。

そんな能力あったのか!!(※ないです)

 

「「変態天狗ーーーーーー!!!」」

 

「ひぎゃぁあああああああああああ!!!!」




せらみょん+美鈴さん。

瀬良「で、次はかれさく?枯葉と咲夜さんっすね」

そうそう。
んで、もしかしたらフラグたてちゃうかも。だから、前にハーレムについて確認したの見てから書く。
他の話に書かなくちゃだけど。

瀬良「そっか。まあ頑張れっす」

うんがんばるー。
・・・。

想鵐「せらみょんってなんだせらみょんってなんだせらみょんってなんだセラミョンッテナンダ」

・・・・まあいいかー。
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