想鵐Sido
僕はフランを抱き上げる。
僕とレミリアが声をかけても反応すら見せなかった。
フランは糸がきれた人形のように動かなかったが、次第に声に反応するようになる。
「・・・んぅ?お姉様、と」
「フラン?」
僕がフランを覗き込むとフランはきょとんとした顔をしていた。
可愛いけれど、でもどこか不安げで。
「お兄様、どうしたの?悲しそうな顔して・・・って、なんで私、抱きしめられて」
「あ!ごめん!」
僕はそっとフランを下ろす。
フランは「んー!!」と背伸びをして立ち上がる。
レミリアがフランの名を呼んだ。
「ふ、フラン・・・」
「なぁに?お姉様」
「お、怒ってないのかしら?」
「なんでー?」
まるでそうするのが当たり前のようにフランはレミリアの指に自らの指を絡ませた。
不思議そうに首を傾げるフランにレミリアは毒気を抜かれたようにがっくりとしていた。まあ、本人のためとしていた気がするけれど、それでもレミリアはフランを数日間記憶を奪って閉じ込めてしまっていたのだから、それは謝らなければならないだろう。でもフランはそれを覚えていなかった。それどころかよりもっと仲良くなろうという意思の見えた手を繋ぐという行為。
僕はその行動に少し微笑ましく思った。
「・・・な、なんでって」
レミリアが呆れたようにつぶやいた。フランは未だ不思議そうに首を傾げるばかりである。
ふと、レミリアの開放された手がフランの頬に触れる。
「あなたを、閉じ込めてしまって・・・記憶も奪ってしまったし」
「でも、お兄様や霊夢、みぃんなのこと、覚えてるよ?いいのいいの!お姉様が謝ってくれたんだから、それだけで、いいの」
「フラン・・・」
二パッと笑ったフランはレミリアの指をニギニギしたりしていた。
『姉に甘えたい』という気持ちがあって抜けないんだろう。
「霊夢たち、多分また宴会やるだろうしさ、博麗神社で会おうよ」
「ええ・・・そうね。お邪魔させていただくわ」
「ああ、ちょっとめんどくさがるくらいで、霊夢も歓迎してくれるよ」
「・・・そう」
レミリアは少し困ったような、嬉しいような表情を浮かべて見せた。
・・・?なんだろう?
————小さな芽が、やがて大きな木になるまで、あと少し。
誰かがつぶやいたのに、僕は気づかなかった。
これからはやっと新しい仲間を加えた平和な日々が続く。
そう確信した。
第三者Sido
「ああ、希新」
うっとりとした表情で、彼女はつぶやいた。
「やっと、もう少しで、やっと会えるのね・・・」
「うふふふふふ・・・・」
はい。なにやってんだと言いたいでしょうね。
想鵐「言いたいよ!勉強は?!ねえ!」
・・・・(汗
想鵐「手付かずかぁ・・・テスト大丈夫なの?こんなんで」
うーん。まあ、なるようになれって感じです。
明日の昼くらいからお散歩行くんで。
想鵐「・・・はぁぁああぁぁぁ」
あっはっは!
ハロウィンも終わり、武士のお話かきながらこの散々的が終わったあとの虚者録を書きながら!
ひそかに勇季歌録リメイクしようと思ってます!!
想鵐「・・・はぁぁぁぁ?!」
できる限りお話を多くつけたしてタイトルを変えます。はい。
幻想~録にしたいので。勇季歌録以外の名前をつけられたらって思います。
まあ、はっきり言っちゃって他作者様に影響されていた時だったので、部分部分変えて行きたいです。
リメイク前も残しておきたいですが・・・・うーん。
想鵐「幻想招待録は?」
あれはあれで。まあ、満足してたりするので。
想鵐「そっか。じゃあ・・・まあ勇季歌録リメイク頑張れ。こっちもやらないと枯らすけれどね」
はっはっは!!怖いこと言うなぁ!
想鵐「そうかい?まあいいじゃないか。・・・で、このお話がなんだい?」
・・・あ、本編入りますか。
想鵐「うん」
・・・。
いやはや、伏線をば
想鵐「早すぎ」
・・・。
想鵐「ではまた次回」
え?!もう終わり?!
で、ではーー!