幻想散々的   作:Lan9393

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シリアスなのかわからないけどレミリアさんと仲良くなるところのはず。


七十二話:紅魔館でアルバイト・後編

想鵐Sido

 

  フランの部屋の棚の片付けを終えた。

ちょうどいい時間だったのでフランとの会話も切り上げて咲夜さんと昼食を取る。

簡単なものだと言っていたが、豪勢なものだろう。

・・・普段の食生活を考えるとね。うん。咲夜さんに言ってちょっと食料を分けてもらおうかな。

 

「・・・うまい」

「ありがとう。それで、仕事。覚えてる?」

「はい?」

 

仕事ですか?・・・ああ、アルバイト中でしたね僕。

仕事は・・ええっと・・・。

 

「忘れたのね・・・」

「え?」

「・・・想鵐、この昼食が終わったらお嬢様の元へ行って。お茶を淹れるのよ」

「ふむ・・・はいはい。で、お話をしろと」

「・・・そうだけど?」

「あ、はい」

 

うわぁい、咲夜から冷たい視線だよ。

・・・別に、喜びはしないからね?!

そんなドMではないよ?!

・・・って僕、誰に弁明してるんだろう。

 

「・・・ふふっ」

「何笑ってるのさ、咲夜?」

「別に。幸せそうに過ごしてるようでなによりだわ」

「?何でそんな話に?」

「さあね」

 

ふいと顔を背けた咲夜はそのまま部屋から出て行った。自分の仕事をこなしに行ったんだろう。

まあ僕はのんびり・・・してる暇もないのでかきこむように食事を進める。

 

 

   昼食を無事終えて、僕は今レミリアの部屋の前にいる。

いつのまにやら咲夜に持たされたトレイの上にはポットとカップが乗っていた。

 

「・・・おーい、レミリアー?」

「入りなさい、想鵐」

 

扉を押して入ると、レミリアが椅子に座ってまだかまだかと待ちわびていた。

 

「・・・遅れました。はいどーぞ」

「ありがとう。あなたも座りなさい。相談事があるの」

「へぇ?・・・それって、先の宴会の?」

「ええ。途中で抜けて悪かったわね」

 

レミリアは目を伏せて謝ってきた。

別にそれで気分が害されたわけでもない。

「いいって」と呟きながらテーブルにトレイを置き、カップに紅茶を注ぐ。

それをレミリアの前に置いてから自らも座ってレミリアを向く。

 

「それで、相談って?」

「あなたはどうしたいのかしらっていう質問から始まるわ」

「・・・ふぅん」

 

僕がどうしたいか?

アリスが生きなさいって言ってくれた・・・それを受けて、僕はどうしたいのだろう。

そんなの、決まっているだろうに、何で聞くのだろう?

・・・僕は出来るだけ笑みを作り、言った。

 

「僕はここで暮らしたいよ。でも・・・」

 

アリスのいうことが本当ならば、僕はこの世界で無意味に命を散らすのはいけないらしい。

ならば、僕はみんなのために散ろう。

そこで僕は、「でも」とつなげる。

 

「できれば、幼馴染を見つけたい」

 

そこでレミリアは目を丸くした。

それからフッと笑みを浮かべる・・・。

 

「へぇ?この世界に紛れ込んでるって思っているわけ?」

「うん。彼は嘘が得意だからね」

 

レミリアと笑いあう。

しかしふと見た時にはその笑みは消えていた。

 

「あなたは、あなたは・・・」

「レミリア?」

 

彼女の目尻に、涙がたまる。

目を閉じることなく彼女はあるものを取り出して中を確認して僕に見せる。

苗木のようだ。

 

「これを見て何も思わない?」

「うん、特に・・・」

「ならよかった、よかったわ・・」

 

レミリアは心の底からホッとしたように息を吐く。

なにがそんな不安だったのだろう?

・・・なにか、よくない運命だったとか?

ああうん考えんのよそう。寒気がする。

 

「・・・あ、レミリア」

「なによ?」

「僕からも聞きたいことあるんだけど」

「前の宴会のあれは何だったのか・・・なんていう質問には答えないわよ?」

「うぐっ」

 

あんな死んだ顔してたんだから気になるにきまってるじゃないか。

それなのにお預け状態・・・ぐすん。

 

「・・・あなたは運命とは違った行動をするのね。運命にはなかなか逆らえないのだけど」

「僕に運命なんてものがあったら・・・もうすでにいないよ、僕は」

「そうね」

 

くすりと笑ったレミリアはシッシッと僕を追い出そうとする。

むぅ、相談が終わったらすぐに追い出すのか。

 

「あなたに見られたくないことするから出て行きなさい。アルバイトお疲れ様」

「・・・う、うん」

 

レミリアはニッコリと笑って見送ってくれた。

・・・なんだろう、とても心配だ。

僕が咲夜の元へ行こうとする、と・・・霊夢が見えた。

霊夢は僕を確認すると、どこかきまずそうに目を逸らす。

 

・・・・・・黙って、僕らはすれ違った。




だんだん、ヒロインが変わって行く・・・。

想鵐「僕の!ヒロインっ!妖夢!これ!絶対!」

大丈夫。

想鵐「作者・・・?」

君がおかしくなった時の相手、霊夢さんだから。


想鵐「あぁああああああああああ!!!あかんやつやぁああああ!!!」

・・・冗談だったのになぁ・・・ぷくく。
絵ではそうなっちゃったけど、まあ・・・未来ある感じでまとめるか。
なんだかただのハーレムになってるよ・・・。
瀬良もそんな感じでまとまればいいけどなぁ。

瀬良「じゃあまた次回もよろしくたのむっす!」
希新「じゃねぇ~」
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