想鵐Sido
僕は博麗神社の縁側で信を呼び出す。
親友の名前。親友の面影はないものの、そこにいるのかな?って思ってしまうあたり結構病んでいる気がする。
「・・・あれ?想鵐さん、霊夢さんはどこですか?」
「あ、妖夢・・・霊夢はここのとこ夜まで紅魔館だよ。言伝があるなら預かるけど?」
「いえ。むしろ都合がいいです」
妖夢はふんわりと笑ってから僕の隣に腰掛ける。
なん、なんだろう・・・?
ふとそちらを向くと、妖夢の頬は赤く染まっていた。
照れている・・・のかな?わからないけれど。
こちらを見た妖夢と視線がかち合う。
「妖夢、用事は?」
「ふぇあ?!あ、あ・・・用事忘れちゃいました!か、帰りますね!」
妖夢が急に慌てたように立ち上がって去って行く。
なん、だったんだろう?
一応は用事があったわけで。
僕がはてなを浮かべるていると、霊夢が向こうからきた。
霊夢は僕を一瞥すると、不機嫌そうな顔でこちらを見て中へ入って行った。
どろんと現れた狐火君もあとに続く。
なん、なんだ・・・?
「よっす!」
また次に現れたのは魔理沙だった。
ニコニコの笑顔がなぜか曇って見える。
さっきからみんなの様子がおかしい。
うん?手元の感覚が変な気がする・・・。
手が何時の間にか砂を握っていた。
それを見たのか、魔理沙はビクッと震える。
「・・・じゃ、じゃあ私は霊夢に用があるから・・・」
「?うん」
たいした会話もなかったが魔理沙はそそくさと去っていく。
それで、これはなんなんだ。
手に乗った砂。それはさっきまで僕が手を置いていた場所で。
パリ、と頬がめくれる。
(・・・枯れてる?!)
頬の皮をベリリとはいで、焦る。
幻想郷にきてから始めてのことだ。
水、水は・・・!
ぺちりとついた手。穴に入ったようにズボリとぬける。
手に残っているのは砂。
結構深くまで枯れて落ちてしまったようだ・・・。
足は枯らす対象にならないらしい。
「・・・・!召喚『砂暗』ぁあああああ!!!!」
呼び出してすぐ飛び乗る。手はつけないで。
がむしゃらに飛ぶ。
僕はしばらくみんなとは会えないよ!!
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瀬良Sido
オイラは守矢神社で悠々と過ごしていた。
まあ今回は文さんもいますけどねっ!
「あやややぁ、そうなんですかぁ」
「はい、そうですよ!諏訪子様も神奈子様も、それはもうお喜びで!」
「ほへぇ、そんな噂始めて聞きましたよ・・・」
「でしょうね・・・。ここはあまり外界とは違うようですから・・・」
「まあそこは妖怪がいるのと、昔の風習を大切にしている、ということで一つ」
ガールズトーク、というのだろう、二人はさっきから会話が止まる気配がない。
そのためか口を挟む隙すらない。
なんだか笑えてしまうな、と苦笑したところで「あ、瀬良さんはどうですか?」などと二人が聞いてくるわけもない。
まったく、マイペースなものだ。
そんな風に思いながら空を見上げてみれば、そこには————黒い鳥。
それはまっすぐ名も無き山に突撃していくではないか!
「・・・・・・アニキ」
「瀬良さん?」
「ああいや、なんでもねぇよ」
「瀬良、さ・・・」
「まあ続けてくれ。・・・ちょっと気になることがある」
するとまたそれを追いかけるように駆ける姿が二つ。
・・・・それは、どことなく。
「・・・輝夜さんと、妹紅さん、かなぁ」
一目見ただけの人をポツリと口にした。
まあ、どうであれ今の俺には関係ない、か。
二人に視線を戻す。
すっかり元の雰囲気で話している。
「・・・もうそろそろ、異変が起きるのかねぇ」
嵐の前の静けさ。
この平和なひと時は、そう言えるのではないかと俺は思う。
え?まだ異変起きませんよ?
・・・まあ、早く書きたいっておもいますけどね!
瀬良くんのお話まだなの!
瀬良「日常編でこれか」
うん。こうなるなんて誰が予想してたか!
瀬良「きちんと計画たてろや・・・」
虚者録ではそうするよ。(多分
そろそろ百話も夢じゃない!ということで、二部目に突入するかもです!
二人「はぁ?!」
第一部・二部とかでわけるのいいなぁ・・・あ、でもいっぱい章作っちゃったしめんどくさい(本音)からいいか、的なノリでこのままでいきますが。
想鵐「うん、怖い」
瀬良「駄作に・・・なっていく・・・」
想鵐「それで?いわゆる二部には誰おくの?」
一部で大体半分の異変終わらせて・・・新キャラですね。多分。
待ってたら三年経っちゃう気がしてならない。異変いっぱい飛ばしちゃう。
瀬良「オイラ主人公じゃなく!?」
そもそもね、未来未來と想鵐君以外、あとから出てきたんだよ?
いいじゃないか!もう!
あ、ちなみにその子もハーレムです。
瀬良「うわぁい」
想鵐「・・・次の異変、その次の異変・・・地霊殿狙いかな?」
デキタライイナァー
というわけだから瀬良くん、ポンポンいくよ。
瀬良「ワァイヤッター」
では、また次回!